アルフ・プリョイセンのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
教育出版 3年生国語教科書紹介本
ノルウェーの児童文学。有名なお話ですが、私は1983年からNHKで放送されたアニメ番組で知っているだけで読むのは初めてです。
突然身体が小さくなったり元の大きさに戻ったりするようになってしまったおばさんの冒険ファンタジーです。スプーンおばさんは明るく楽しくしっかりもので、動物たちを口で動かすことも得意。ちょっと抜けてるところもあるが気の良いご亭主とのやり取りも面白いです。
===
あるところにふつうのおばさんがいました。ある夜ふつうのおばさんと同じようにベッドに入って眠り、朝になるとふつうのおばさんと同じように目を覚ましました。
しかしそのときおばさんは、自分の体がティースプーンくらいに小さくなっていることに気が付きました!これではふつうのおばさんとはちょっと違いますね。
でもおばさんはあわてません。「なるほど。スプーンみたいに小ちゃくなったんなら、それでうまくいくようにならなきゃならないわね。」だっておばさんは、ふつうのおばさんのと同じように、やることがいっぱいあるんです。洗濯、掃除、畑仕事に行っているご亭主のお昼ご飯作り。
でもそんなのかんたん。おばさんは、家にいるネズミやネコやイヌ、台所のフライパンや洗濯だらい、そして雨や風やお日さまをうまくきょうりょくさせて、お仕事をぜんぶやったんです!
その日からおばさんは、思いもかけない時に小さくなったり、元の大きさに戻ったりするようになりました。でもなん十年もいきてきたおばさんですからね、子守りも、お菓子作りも、ご亭主のためにパイプを取り返すことも、うまくできるようになりましたよ。 -
Posted by ブクログ
ティースプーンおばさんが突然小さくなって、いろんな小冒険をする。
カラッとして江戸っ子気質的なおばさんと、昔ながらのちょっと気難しいおじさんの絶妙なコンビネーション。
両親が忙しくて寂しくしている女の子と友達になったり、いろんな動物たちとも話ができる楽しさ。
最後のおはなし「おばさん、たき火の山にのぼる」では、ご亭主の誕生日プレゼントにパイプをあげると約束したスプーンおばさんが、パイプの行方を追ってたき火の山のてっぺんにたどり着いた時ちょうど火がつけられ…「パーン!と音がしたと思うと、おばさんと、パイプと、棒と、うちあげ花火とは、赤い夕やけ空めざして、ふっとびました!」ハラハラドキドキが面白かったです。