高村光太郎のレビュー一覧

  • 高村光太郎詩集

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    有名だし目を通しておこうかくらいの気持ちだった。詩を語るセンスは全くないが、智恵子抄は妻帯者として心を動かされるところはあった。

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    2025年06月06日
  • 高村光太郎詩集

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    冬が好きなんだなあー。こういうこと言いたい、っていう気持ちがすごく伝わってくる。静かに満ちる冬の光。

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    2013年02月09日
  • 校本 智恵子抄

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    2012.6.25.mon

    【経路】
    芸術家の愛の表現に興味があって地元の本屋にて。

    【感想】
    どこを見ても智恵子智恵子!
    くらっとするような愛の深さ。
    勝気で美意識が高くて階級や濁った空気を嫌う智恵子。純粋に生きようと貫くと社会性を失って狂人とされてしまう。
    わたしにはあなたしか、あなたにはわたししか、という、周りを絶っての狭い世界での共依存という愛の形は、わたしの肌には合わないけど理解はするし、その美学も認識できる。
    愛する人がもし狂ってしまったら。
    死してなお愛する、自身の一部とする感覚とは。
    どちらかというとそちらの観点でわたしの中におさまったな、という感想。

    【うんうん】
    ・詩

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    2012年06月26日
  • 高村光太郎詩集

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    よかったのは『道程』以前。特に冬に関連した一連の作品が気に入った。きっぱり澄み渡るような力強さ、潔さがあって読んでいて気持ちが良い。これからの季節にぴったりだ。

    今回改めて思ったのは、高村光太郎は良くも悪くも「正しすぎる」ということ。私の好きな中原中也や萩原朔太郎などと比べると鬱屈したところが見当たらない。同じ孤独を歌うのでも、光太郎にかかるとなんだか明るい、悪く言えば陰影が感じられない気がした(『孤独がなんで珍しい』など)。そこにあるのは人間性への信頼を捨てていない詩人の姿だろう。
    解説ではヒューマニスティック、求道的と評されていたが、それが私にはかえって綺麗事のように響いてしまう面もあっ

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    2011年10月20日
  • 高村光太郎詩集

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    最初は星2つかな、と思ったけれど、「智恵子抄」を読んで、1つ増えた 2011.5.14

    「牛」、「車中のロダン」が好き。「僕等」もいいけれど「深夜の雪」のささやかな幸せを感じさせるところが好き。 2014.5.8

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    2014年05月09日
  • 高村光太郎詩集

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    父の蔵書の中にこの本を見つけ、以前から読んでいた記憶。こんな綺麗なカバーでなく、いかにも岩波って感じの古い本。声を出して読んでいたなぁ、昔…

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    2011年07月17日