光永悠彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
テストにおける尺度と、それをどう測るのかについて専門的な視点から考察した良書。心理学や教育測定学からの考察が中心ではあるが、『暴走する能力主義』を長めに引用して、教育社会学的な視座からも検討しており、まさに多角的な視点からテストを考察しようとしている(とはいえやや教育測定学的な視点に偏っているかな、と思われる記述は散見されるものの)のは個人的に好感がもてる。
願わくば、そもそも誰かによって設定された尺度そのもの、あるいは学力とよばれるものの哲学的な議論も踏まえてほしかった。つまり、例えば英語力、というものが構成している能力を測る尺度であれば、精緻されていけばいつかは確からしいものにたどり着け