餅屋蛾のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレこの作品は怖い。
超常現象そのものが怖いのもそうなんだけど、
人間の悪意が前面に出てくる話がところどころにあるのがよい。
こういった資料収集型のモキュメンタリー形式は、恐怖に翻弄される人間の視点から描写する必要がないので表現の自由度が高く、ホラーとの相性が良いと改めて思った。
ただ、人を選ぶと思う。
特にゴア表現が。表題作の気持ち悪さは良かったけれど、ある章は個人的に恐怖より不快感のほうが強かった…。
多分、人体破壊描写に性器が出てくると人間が考えうる露悪の限界というものに立ち会った気がして萎えちゃうのかな。怖さの方が頭から消えてしまった。個人的にですよ。
いや、ひょっとすると一番の問題点は -
Posted by ブクログ
近畿地方のある場所についてが流行って3年。様々なモキュメンタリー形式の作品が誕生し、もはや出涸らしとなりつつある中で、この本は異質です。
言うなれば発散。
これまでのモキュメンタリーが、散りばめられた無関係の事件を辿れば、一つの道筋に辿り着く「収縮」の物語だったとするならば、今作は真逆です。
もやもやすることはあります。ですがそれ以上に、人を呪わば穴二つ、ならぬ、穴の発散。
呪いや咒(まじない)を試すことは、救済の手段であるはず。例え復讐であっても、それは底知れぬ邪念を取り払いたい気持ちから行う八つ当たりである。
呪いや咒が救済でなく、戯れになったとき、【それ】は発散する。
無関係から -
Posted by ブクログ
ネタバレめちゃグロと聞いていたので構えて読んだけど、ホラー慣れしてるとそこまでかな。突然のゴア描写で「あわわわ」となったけど(笑)
散りばめられた散文が、なんとなーく自分の中で繋がっていく感じがパズルみたいで、でも情報量多すぎて何だっけこれ?どこだっけ?てページをパラパラ戻ってを繰り返した。異世界で戦ってた集団は最後の猟銃男集団で合ってる…?ガクズキは結局誰…?んんん?考察しがいがありそう〜
•10関東地方のあるイ●ンについて
…これだけで映画作れるじゃん‼︎異世界で彼女たちにどんなドラマがあったの?!
•11死が産まれる
…いつでもお空に化け物のそれ。
•18ほーむ•あろーん
…この本で涙ぐむとは -
Posted by ブクログ
ネット上の怪文書をまとめた一冊、という触れ込みの本書。気味の悪い、そしてわけのわからないさまざまな文章が一見無秩序に収録されているように見えますが、なんとなーく繋がりがあるようなないような。そして謎の言葉「ダクダデイラ」とは何なのか。ぞくぞくしてしまうホラーです。
最後まで読むと、なかなかに壮大なホラーだったのだな、という印象ですが。個人的には各コンテンツを単体で読んだ時のわけのわからなさがどうしようもなく不気味で好みでした。「日本で一番クチコミの悪い病院」とか「関東地方のあるイ●ンについて」とか「校歌斉唱」とか、とんでもなく好きかも。いや、もちろんあんな目には遭いたくありませんけれど。
すべ -
Posted by ブクログ
いい歳こいてくらってしまった。寝れない
クオリティ・悪意共に大変高く、求めていたものではあったのだが誰にも薦められない。(あんまり家にも置いておきたくない…が無理に手放そうとするのもヤバそう)
各種掲示板やSNSのフォーマット、等身大でありながら非常に不快な人の悪意といったディテールの部分の再現度も非常に高く、加えて考察のしがいもある。
自分は知識が浅くそっち方面のことはよく分からないのだが、他の方の考察を読む限り日本神話からキリスト教の概念に渡り、多岐に渡ってモチーフがありそう。
とにかく「なんか分からん…けど絶対ヤバいよねこれ?」といった恐怖を煽るハイレベルなホラーでした。
グロ・悪趣味