本書のメッセージは質実剛健に生きろということ。しかし、この主張は理想論だと考える。自分を飾ってもいつかボロが出る。飾らなくても評価してくれる人はいるとのこと。だが今の社会では自らアピールしないと評価されにくい。加えて実績を出して評価してもらえばいいというが、個人的に水戸黄門やなろう系の展開がよぎって好ましくないと感じた。なお、本文中では刑事コロンボの例が出ていた。 5章の友人関係について"相手の調子に話を合わせているだけで、思いやりがあるわけではない"との言及は、深く同意し、自分もまたそうであると思った。