あらすじ
ドイツ、韓国ベストセラー!
盛りたい自分・存在圧が強い誰か
に磨耗しない。
強者も弱者もすり減る時代、
世界で話題の「自他を消耗せず勝つ戦術書」
◎「自分をあえて小さく見せる」が最も賢術
◎「声が大きい人」は目立つが忘れられる
◎「静かな人が勝つ」が最もインパクト大
◎裏で着実に「準備」する
◎淡々と進め、度肝を抜く
◎「すごいのに謙虚」は最高である
◎「控えめ」で交渉を優位にする……
静かなまま勝つ
戦略的・控えめ。
【目次】
はじめに 静かで強い人がやっていること
1章 自分を大きく見せるのをやめる
声が大きい人は目立つが忘れられる
静かに進んで目標をさりげなく超える
2章 私を消耗しないもっとも賢明な態度
うまくいったときほど「謙虚」は強い
自分を下げられるのは「余裕」の裏返し
3章 「凪」でいる
だれかの基準・盛りたい自分に引っ張られない
私の採点をするのは「私」しかいない
4章 働いて自分を磨耗しない法
淡々と「度肝」を抜く
「化けの皮」はいつかはがれる
5章 「人」で自分を消耗しない法
人間関係の「スタミナ」を大きくする
飛びつかずちょっとだけ「辛抱」してみる
6章 自分から「摩擦」をなくす
盛らない、ぶつからない、反応しない
自分を大きく見せなければ心は広いまま
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
控え目な態度である「アンダーステイトメント」の実践を推奨する本。少し前の自分の振る舞いがどうだったか思い出しながら読んでみた。
自分が評価されていないと、目に見える成果を出すために、つい声が大きくなったり、偉い人の前で余計な発言をしてしまったりするものである。話している瞬間は耳を傾けてくれる人がいるかも知れないが、自分の発言によって誤った情報が出回ってしまい、結果として周囲を困惑させてしまうことがあった。このようなミスを繰り返しているうちに、自分の信用がどんどん低下していくのである。
自己PRをせず、静かに打ち込み、必要最低限の発言だけをして、静かに結果を出す。知ったかぶりをしない。安易に「〇〇だと思う」と根拠の薄い発言をしない。分からなければ陰で調べてみる。衝動的に喋りたくなってしまう「小さな我慢」を日々積み重ねることによって、長期的には自分の信用の土台ができあがっていくのだろう。
投げやりで諦めムードが漂う見かけの謙虚さは、自分を卑屈に見せているだけなのかも知れない。「強がりを手放す」「自分の間違いや限界を認め続ける」という態度を継続することが大事なのだろう。カッコつけたい、強がっていたい自分を堪え、「ごめんなさい、私は何も知りません。」というモードを続けることができるだろうか。
そして、「アンダーステイトメント」を継続したところで、弱肉強食のサラリーマン社会では、残念ながら過小評価され続けるかも知れない。それに対して「勝ち負け」を意識せずに、自身の軸を持って凛と生き続けられるのだろうか。現時点ではモヤモヤが残っている。出世競争に負けて給料を減らされたり左遷されることへの「不安」が脳内を占領していて、自分のポリシーを持てていない現実に直面させられた。
Posted by ブクログ
本書のメッセージは質実剛健に生きろということ。しかし、この主張は理想論だと考える。自分を飾ってもいつかボロが出る。飾らなくても評価してくれる人はいるとのこと。だが今の社会では自らアピールしないと評価されにくい。加えて実績を出して評価してもらえばいいというが、個人的に水戸黄門やなろう系の展開がよぎって好ましくないと感じた。なお、本文中では刑事コロンボの例が出ていた。 5章の友人関係について"相手の調子に話を合わせているだけで、思いやりがあるわけではない"との言及は、深く同意し、自分もまたそうであると思った。