市毛良枝のレビュー一覧

  • 73歳、ひとり楽しむ山歩き

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     読後、清々しい気持ちになった。
    市毛良枝さんというと、好感度の良いお嫁さんにしたいNO1の女優というイメージで、山に登られている事は知っていたが、お嬢さんの趣味かと思っていた。ところがどっこい、本格的な登山で、ヒマラヤもキリマンジャロも行かれたというから、ガチな登山家だ。女優さんなのに、日焼けが気にならないのかなと思った。
     登山を通しての人脈が素晴らしく、田部井さんともかなり仲良しだったそうだ。登山を通して、彼女の世界が広がっていった様子がよくわかる。
    これからも女優さんのお仕事と、登山に纏わる様々な活動を頑張ってやって頂きたい。

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    2024年12月25日
  • 山なんて嫌いだった

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    市毛良枝の山なんて嫌いだったやっと読めた。ハワイの山憧れるな。あんまりハワイに山目当てで行く人居ないけど。市毛さんは運動神経は全く無かったけど、山はハマったって言ってて、山歩きはそういう万人に開かれた素晴らしいスポーツだと思う。






    これが登山だという認識も、登山はスポーツだという認識もな かった。それまでは高所を目指したり、ザイルやピッケルを使って 岩山や雪山に登ること、つまりエベレストのような山に登ることを 登山だと思っていた。自分は歩いて登っただけ。ただ歩いただけな

    人の和には自信があるなんて言ったって、ちょっと落ち込んだだけで、もうこの世界 で友だちといえる人はいな

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    2023年06月28日
  • 73歳、ひとり楽しむ山歩き

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    市毛良枝さんが登山をされているというのは聞いたことがあったが、この本を読んで、想像以上に本格的な登山を経験されていると知り驚いた。もはや登山家!

    物静かな俳優さんというイメージだったので、本から伝わる気さくで芯がある強さを感じさせる文章に意外だなと思った。

    山に登るようになってからの人とのつながりが多く語られているが、なかでも田部井淳子さんとのふれあいにひかれた。田部井さんて魅力的な方だったのだなと改めて感じた。同郷なのでなんだか嬉しい。

    市毛さんが山を通じて、人とつながり、活動している様子はとても精力的で刺激を受ける。あの小さな身体にどうしてこんなパワーがあるのかしら?なんだか私も山に

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    2025年03月08日
  • 73歳、ひとり楽しむ山歩き

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    ニュージーランドの世界一美しいと言われるミルフォード・トラックを歩かれた話から始まり、40歳で山ガールデビューされた市毛良枝さん、最初の山登りがなんと燕から常念への2泊3日の小屋泊縦走だった事にも驚きました。
    若い時からスポーツとかされてなかったインドア系のお嬢様育ちの女優さんが突如山に目覚めてキリマンジャロとかヒマラヤトレッキングにも行っちゃうのだかもう素晴らしいの一言に尽きます。山をやりだすと誰もが一端の哲学者みたいになっちゃうところもアルアルのようなんですが本当に素晴らしいと思いました。
    また、女性で初めてエベレストに登った田部井淳子さんとも親交を深められたり、他にも加藤則芳さんとか超一

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    2025年01月25日
  • 73歳、ひとり楽しむ山歩き

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    この本を手に取った時、ちょっと躊躇った。今年、私は足を傷めて山に登れなくなった。山登りを始めてから、初めて、夏はどの山にも行けなくなってしまい、治療に明け暮れた。なのに手に取ってしまい、読み始めると、頂上からの眺めの感動や、ここだけの植物との出会い、登山道を踏み締める感触が思いだされてちょっと悲しくなった。
    でも、読むうちに、市毛良枝さんの言葉は山への想いや感動がキラキラしていて、だんだん引き寄せられた。
    どの山へ登っていても、誰と出会っていても、市毛さんは市毛さんだし、そのことがとても好ましくなった。
    体を治そう、無理なく鍛えよう、そして私もまた、山へ行きたい、そう思えるようになった。技術や

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    2024年11月26日
  • 山なんて嫌いだった

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    著者のエッセイ
    登山するようになりその体験記
    いろんな山に登ってますね
    ヤマケイが企画したように読み取れるものもあるので
    仕事としても登山しているようですね
    それでも楽しく読めました
    そして著者の思いなども伝わった感じがします

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    2024年11月17日
  • 山なんて嫌いだった

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    女優市毛良枝、38歳で父の死を契機に病院関係者に登山に誘われ北アルプスへ。

    女優と言うより一人の女性が山にハマっていく過程、山を通じて成長していく姿が感動的。筆者の母まで70歳を過ぎて山デビューするところも面白い。

    山そのものの紹介というより自伝的な内容。

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    2021年03月21日
  • 山なんて嫌いだった

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    女優、市毛良枝さんの登山との出会いと女優人生を重ね合わせたエッセイ。
    様々な人たちとの出会いを通して、登山に取り組んでいく。登山を通して、人生も豊かになっていく。
    爽やかでなんか、勇気をもらえる一冊です。
    出身が自分と同じ伊豆だとは知りませんでした。
    ちょうど、天城山へ行った後に読んだので、さらに親しみを感じました。

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    2016年02月16日
  • 山なんて嫌いだった

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    女優の市毛良枝さんの著書ですが、この女優さん前からとても大好きな方です。
    登山をされるということは、数年前に知りました。
    でもこの本を読んで、彼女がどういった形で登山をはじめ、何をもとめて登っているのか、そして最終的には自分に向き合うためにここにいるのだということに気がつくまでの葛藤など、自分を分析しながら、さっぱりとした文章で書かれています。
    とても読みやすく、そして、彼女の私生活にどれだけ山が関与しているかが分かります。

    かっこすぎず、肩肘張らない彼女のそのままの姿が、そのまま載っている、そんな感じの一冊です。

    以外や以外で、数々の登山家や冒険家の方々とのお付き合い、そしてそのお付き合

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    2014年03月01日
  • 山なんて嫌いだった

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    山の道具を買いにいった好日山荘の本棚でであった一冊。思いがけず山に魅せられていく一人の女性の山と仲間達との素直な交流が清々しい。田部井さんとの交流の中で出てきた言葉が心に残った。「やりたいと思ったことはやればできるの。やりたいのに出来ないと言っている人は、本当にやりたい訳ではないのよ。」「私の人生の大当たりは夫」活躍している女性の後ろにはいい男がいる。自然の中で素直に生きている仲間達の姿がとても清々しい。
    冒険家 九里徳泰、美砂夫妻
    田部井順子さん
    市毛さんの感じている日常生活にも新鮮な思いを感じた。

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    2013年07月25日
  • 73歳、ひとり楽しむ山歩き

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    山に惹かれたきっかけから始まり、これまでの山との付き合い方を具体的に書いてある。アルプスや海外の山の様子も分かって参考になった。

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    2025年08月12日
  • 73歳、ひとり楽しむ山歩き

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    人生の節目...ということか?
    親の介護など...しながらそれでも山を楽しむ、
    そして親を看取り、また山の楽しさを教えてくれた人々との別れ...

    そのようなことを章を分けて綴られている...印象

    文章の語り口調がなんかちょっと違和感...
    なんだろう??

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    2024年11月22日
  • 73歳、ひとり楽しむ山歩き

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    市毛さんってこんな活動をしていたのか、と改めて感心した。年齢を重ねて、できる事が減ったと嘆くより、楽しく夢中になれるナニカを一生懸命にやる市毛さんの生き方が素敵だな、と思う。
    「人は生きた時間しか残せない」という文中の一言が心に残った。

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    2024年03月03日
  • 山なんて嫌いだった

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    女優の市毛良枝さんの本。山ガールの先駆者のようだけど、いまメディアに派手に取り上げられているそういう人たちとはかなり異なる。前半部分が良かった。

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    2014年08月15日