市毛良枝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
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市毛良枝の山なんて嫌いだったやっと読めた。ハワイの山憧れるな。あんまりハワイに山目当てで行く人居ないけど。市毛さんは運動神経は全く無かったけど、山はハマったって言ってて、山歩きはそういう万人に開かれた素晴らしいスポーツだと思う。
これが登山だという認識も、登山はスポーツだという認識もな かった。それまでは高所を目指したり、ザイルやピッケルを使って 岩山や雪山に登ること、つまりエベレストのような山に登ることを 登山だと思っていた。自分は歩いて登っただけ。ただ歩いただけな
人の和には自信があるなんて言ったって、ちょっと落ち込んだだけで、もうこの世界 で友だちといえる人はいな -
Posted by ブクログ
市毛良枝さんが登山をされているというのは聞いたことがあったが、この本を読んで、想像以上に本格的な登山を経験されていると知り驚いた。もはや登山家!
物静かな俳優さんというイメージだったので、本から伝わる気さくで芯がある強さを感じさせる文章に意外だなと思った。
山に登るようになってからの人とのつながりが多く語られているが、なかでも田部井淳子さんとのふれあいにひかれた。田部井さんて魅力的な方だったのだなと改めて感じた。同郷なのでなんだか嬉しい。
市毛さんが山を通じて、人とつながり、活動している様子はとても精力的で刺激を受ける。あの小さな身体にどうしてこんなパワーがあるのかしら?なんだか私も山に -
Posted by ブクログ
ニュージーランドの世界一美しいと言われるミルフォード・トラックを歩かれた話から始まり、40歳で山ガールデビューされた市毛良枝さん、最初の山登りがなんと燕から常念への2泊3日の小屋泊縦走だった事にも驚きました。
若い時からスポーツとかされてなかったインドア系のお嬢様育ちの女優さんが突如山に目覚めてキリマンジャロとかヒマラヤトレッキングにも行っちゃうのだかもう素晴らしいの一言に尽きます。山をやりだすと誰もが一端の哲学者みたいになっちゃうところもアルアルのようなんですが本当に素晴らしいと思いました。
また、女性で初めてエベレストに登った田部井淳子さんとも親交を深められたり、他にも加藤則芳さんとか超一 -
Posted by ブクログ
この本を手に取った時、ちょっと躊躇った。今年、私は足を傷めて山に登れなくなった。山登りを始めてから、初めて、夏はどの山にも行けなくなってしまい、治療に明け暮れた。なのに手に取ってしまい、読み始めると、頂上からの眺めの感動や、ここだけの植物との出会い、登山道を踏み締める感触が思いだされてちょっと悲しくなった。
でも、読むうちに、市毛良枝さんの言葉は山への想いや感動がキラキラしていて、だんだん引き寄せられた。
どの山へ登っていても、誰と出会っていても、市毛さんは市毛さんだし、そのことがとても好ましくなった。
体を治そう、無理なく鍛えよう、そして私もまた、山へ行きたい、そう思えるようになった。技術や -
Posted by ブクログ
女優の市毛良枝さんの著書ですが、この女優さん前からとても大好きな方です。
登山をされるということは、数年前に知りました。
でもこの本を読んで、彼女がどういった形で登山をはじめ、何をもとめて登っているのか、そして最終的には自分に向き合うためにここにいるのだということに気がつくまでの葛藤など、自分を分析しながら、さっぱりとした文章で書かれています。
とても読みやすく、そして、彼女の私生活にどれだけ山が関与しているかが分かります。
かっこすぎず、肩肘張らない彼女のそのままの姿が、そのまま載っている、そんな感じの一冊です。
以外や以外で、数々の登山家や冒険家の方々とのお付き合い、そしてそのお付き合