ニコラス・W・ザミスカのレビュー一覧

  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    ネタバレ

    我々は140字に何を書こうかと夢中になり、どうすれば簡単に買い物ができるのかに囚われすぎている。
    広告主はどのように消費者にクリックをさせようかに情熱を燃やしている。

    もっとちゃんと大きな絵を描こう、そうすればまだまだ人類は進歩し、発展できて火星にも行ける。
    それなのに、何故前者ばっかりになってしまっているのか。

    言いたいことはかなりよくわかる気がした、ごもっとも。

    「中身のない中立性」という言葉もかなり今の状況を表している言葉のように思う。
    全ての価値基準がお金になり、文化に対するコミットも、善(悪)の表明もできないのは今の日本も同じかと。
    浅はかな多様性や平等主義のせいで大きなものを見失っているのもその通りだと思う。
    が、一方でまだまだ差別も根強く、ある種の多様性が実現できてないことも事実だと思うので、それが蔓延してるから、、というのは暴論な気がした。

    「マイケル・サンデルは現代における道徳の空白の原因として、「善き生という概念を公的言説から締め出そうとする」傾向があることを挙げている。争いを避けるために「市民が公の場で話すときには道徳的・精神信条を棚上げする」ことが要求される...そこにできた空白の大部分を埋めるのが市場原理というわけだ。(市場勝利主義)」
    というところは、もうまさに2026年そのもの。

    そして『オデュッセイア』のセイレーンに触れた箇所も、クリストファーノーラン監獄の同映画を見てきてすぐだったので印象深く残った。

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    2026年10月08日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    訳本としては分かりやすい文調でしたが、難解な部分もあり、ワタシは一筋縄ではいきませんでした。
    ただし、知らなかったことを多大に知ることができ、視野が広がりました。

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    2026年07月19日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    技術と国家のあり方。国家理念、ナショナル・アイデンティティ、国家プロジェクト
    自由主義社会、左派エリート、信念放棄、消費者向けイノベーション
    エンジニアリングマインドセット(即興劇、審美的価値判断、スタートアップ)

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    2026年05月25日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    面白いです。アンソロピックが自社のAI技術を戦争に活用するな、と政府を相手取って論争しているというニュースがありましたが、筆者はシリコンバレーを始めとするテック業界が政府ともっと協働し、国防を始めとする社会課題の解決に役立てるべきという主張をしています。
    筆者がCEOを務めるパランティア・テクノロジーは、ベネズエラ侵攻やイラン戦争においても、自社ソフトウェアやAI技術を提供していますが、シリコンバレーの多くの会社が国防から距離を置き、社会課題とは程遠い陳腐な問題解決に終始している事を非難しています。アップルだけでなく、Uberやネット販売系を主に、消費者のみをターゲットにした戦略が、米国の国家衰退すら招きかねないとの事。
    特にAI技術が国力を左右する中で、テック業界と政府がかつての第二次世界大戦時のマンハッタン計画の様に協働するべきと。ドイツが過去の贖罪により強い国家に生まれ変われなかった事がロシアの台頭を呼んだとの記載がありますが、これは中国を念頭に、米国も復活出来なければ地政学優位性を失うという危機感からでしょうか。日本も対岸の火事ではありませんね。
    引用が多く読み進めにくい事が玉にキズですが、大変面白い本でした。

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    2026年05月11日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    アレクサンダー・カープの思想が知りたくて読んだ。シリコンバレーは消費者向けプロダクトではなく、もっと大義のためにプロダクトを作れという思想だ。いつからかテックが金になる、となってしまったところから、牧歌的なシリコンバレーの風景は消えてしまい、物事は常に変わっていくものと考えるが、およそ30年の間に急激に世界を変えたテックのロジーが軍事には関与しないことを是としていた時代はすでに過ぎたということか。

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    2026年05月05日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    パランティア共同創業者による話題作。色々な社会構造にもよりシリコンバレーが社会に本当に大事な問題(軍事など公共セクター含め)にフォーカスできていない問題に対する警鐘。この部分の社会構造の問題は賛成。とても参考になった。

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    2026年04月06日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    2026年73冊目。満足度★★★★☆

    話題の書物。格別面白いわけではないが、重要な本だと感じたので、ブログで書評をUPする

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    2026年09月29日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    "あらゆることに中立で、かつ多様性を良しとして、かつ世界をより良くするといった語りや思想は形骸化していて責任からの逃げ場でしかない。今こそこれを克服して中立でいることへ逃げずに個性や文化、思想を取り戻そう"
    と受け取りました。

    国や技術、文化の話なので会社経営にも通ずるところがあって気づきが多かった。

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    2026年09月26日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    「ある種の規範や規則の厳格な遵守を重んじるようになったのは、社会がもっと重大な問題の直面しているから」

    著者はシリコンバレーの技術者が重大な問題から目を逸らし、身の回りの快適さや利便性を高めることばかりにエネルギーを注いでいることを批判している。本書はシリコンバレーで仕事している、リベラルの気風のある技術者たちへの批判で書かれている。

    共同体の空隙を市場が埋めているというのはまさにそうで、そこに貨幣のやり取りが生まれ生活の市場化が進んでいるという感じ。

    左翼リベラルと言っても階層化が進んでいるような気がして、本書で批判の対象となっているのは、有名大学を卒業したエリート技術者たちで、日本にいるような低所得労働者の左翼リベラルについては書かれていない。アメリカにも低賃金労働者はいるけど、その階層への言及ではなく、あくまでエリートたちへの批判になっている。

    著者が国家という共同体への帰属意識を取り戻せと発破をかけるのは、中国を意識したものだろうと思う。中国に対抗するには、国家規模の課題へのコミットメントが必要という危機意識があるんだろう。

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    2026年09月21日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    ■概要と基本姿勢

    ・本書はパランティア・テクノロジーズの共同創業者兼CEOアレックス・カープと法務責任者ニコラス・ザミスカによる、西側民主主義社会と先端技術(特にAIや軍事ソフトウェア)の関係を問い直す政策・技術論である。

    ・冷戦終結後の西側諸国、とりわけシリコンバレーに蔓延した「技術は国境を越えて世界を平和にする」という楽観的リバタリアニズムやグローバリズムの幻想を強く批判する。

    ・権威主義国家(中国やロシアなど)が軍事・社会統制へ先端技術を急速に統合する現在、民主主義を守るためには「軍事力と直結した強大な技術的優位」が不可欠であると断じる。


    ■シリコンバレーの思想的怠慢と偽善の糾弾

    ・ビッグテック企業が米軍や防衛機関との協業を「倫理的懸念」を理由に敬遠・拒絶する一方、独裁国家市場へ妥協的に参入してきたダブルスタンダードを痛烈に批判する。

    ・「技術の中立性」は幻想であり、民主主義陣営が抑止力としての技術開発を放棄すれば、権威主義的価値観が組み込まれた技術体系が世界標準になると警告する。

    ・国家の防衛や安全保障に資するエンジニアリングこそが、自由と繁栄を支える市民的義務であると説く。


    ■現代の軍事力とソフトウェアの役割

    ・従来のハードウェア(戦闘機、戦車、空母など)中心の軍備から、戦場全体のデータを統合・解析しリアルタイムで意思決定を下す「ソフトウェア駆動型防衛」へのパラダイムシフトを詳述する。

    ・ウクライナ戦争などを実例に挙げ、商業用先端技術とアルゴリズムの統合が、数で勝る旧来型軍隊を凌駕する実態を示す。

    ・防衛調達の旧態依然とした官僚主義を打破し、民間スタートアップの破壊的イノベーションを迅速に取り込むエコシステムの必要性を強調する。


    ■「テクノロジカル・リパブリック(技術的共和国)」の再興

    ・民主的価値観、法の支配、個人の自由を維持するためには、技術力と国家権力が健全に連携する「技術的共和国」の再構築が求められる。

    ・倫理とは開発を止める免罪符ではなく、自由社会の生存を確実にするための実行力(パワー)を伴う責任であると再定義する。

    ・結論として、西側諸国が技術的覇権を巡る闘争から撤退する選択肢はなく、抑止力なき理想主義は破滅を招くと警鐘を鳴らす。

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    2026年09月15日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    AIをはじめとする先進技術を開発する企業は国防に協力すべきか。

    パランティアの創業者による本。
    シリコンバレーに籍を置く企業は自らの技術を国防、つまりは軍事的利用に資するべきかを説くのが冒頭。
    冒頭の内容には概ね賛成。だが、国家費用としての軍事費以外にも、軍事全般に資金が集まることが戦争の温床となることも事実としてある。先の世界大戦がそうだったように。こんなこと言っても何にもならないが、バランスの良さが大切であり、世界の舵を切ることのできる人間にはこのバランス感覚が何よりも重要なのではないか。

    そして、軍事利用に資さないテック系企業が行き着く先がSNSなどの消費を煽る媒体の開発。これは、社会の批判が過激化することを背景として、多くの資金を投じても炎上しない分野の競争を高めているという。
    本文中の政治家は聖職者ではないという話は腑に落ちる。
    個人的には好色な人間は、能力が高い傾向にあると感じている。原始の我々は好色でなければ子孫を残せな買ったと考えれば、好色な遺伝子が能力の高さと相関があっても不思議ではないと考える。
    つまり、どれだけ不倫をしていようとも能力が高く社会、国、世界をよくできる能力がある人間は評価されるべきである。昨今の世の中では過度な批判が本業の能力値をフル無視して職を奪っている。バカげている。

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    2026年09月04日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    本書の著者であるAlexander Karp氏は、AI・データ解析ソフトウェアを手掛けるPalantir Technologies(パランティア)の共同創業者兼CEOである。Palantirは、政府機関や国防、安全保障分野への技術提供で知られる企業であり、近年のAIを巡る議論においても大きな存在感を示している。その最前線に立つ人物が、国家とテクノロジーの関係についてどのような視点を持っているのか。そのような関心から本書を手に取った。
     本書を読んでまず印象的だったのは、Karpが大学で哲学を専攻していたという事実である。テック企業のCEOと聞けば、コンピュータサイエンスや工学を専門としてきた人物を思い浮かべることが多い。そのため、一見すると哲学畑の出身という経歴は意外に映る。ところが、本書を読み進めるうちに、その経歴に意外さはなくなった。むしろ哲学を背景に持つからこそ、本書の議論には技術論にとどまらない厚みが生まれているように感じられたからだ。
     本書は、AIやソフトウェア開発といった技術そのものを論じるだけではなく、技術と国家、民主主義、産業政策、安全保障といった広い視野から、「テクノロジーは社会においてどのような役割を果たすべきか」という根源的な問いを投げかけている。このような問いには、技術的な知識だけでは答えることができない。社会や歴史、価値観に対する理解が不可欠であり、その意味で哲学的な思考が重要な役割を果たすことがよく分かる。
     本書から得た最大の学びは、個々の主張そのものよりも、著者の思考の組み立て方にあった。Karpは未来を論じる際、現在の技術動向だけを根拠とするのではなく、古典や歴史を参照し、それらを土台として現在を分析し、未来への展望を導き出している。加えて、日本への言及が見られる点も興味深かった。例えば、ルース・ベネディクトの『菊と刀』や、トヨタ生産方式を築いた大野耐一氏の思想が引用されている。単に日本を事例として取り上げているのではなく、国家や産業のあり方を考察する上で、日本の歴史や製造業が持つ知見を参照している点が印象的であった。著者はアメリカの未来を論じているにもかかわらず、その根拠を自国の経験だけに求めていなく、他国の知見を横断しながら議論を構築していく。その姿勢そのものが、本書から学ぶべき点の一つであると感じた。つまり、本書の議論は「現在から未来を予測する」のではなく、「過去を理解し、現在を捉え、その延長線上に未来を構想する」という構造を持っている。この思考のプロセスは非常に示唆に富んでいた。
     先見性とは、未来を予測する特殊な能力ではなく、歴史や古典の中に蓄積された知見を深く理解し、それを現代の文脈へ適切に接続する力なのかもしれない。その意味で、本書はテクノロジーについて論じた一冊であると同時に、「未来を考えるための思考法」を示した書物でもある。本書で提示される個々の主張については、読者によって賛否が分かれる部分もあるだろう。しかし、それ以上に価値があるのは、著者がどのような知的基盤の上に議論を構築し、どのような論理によって結論へ至っているのかを追体験できる点にある。 
     私にとって本書は、テクノロジーの未来を論じた本である以上に、未来を構想するためには過去に学び、哲学的な問いに向き合うことが不可欠であると教えてくれた一冊であった。

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    2026年07月04日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    多様性の政治的意味を奪い、国力の入力資源に変換している。
    我が身にしかと納得せずには、人の心は動かせぬ
    全制的施設としての大学 類似の境遇にある多数の個々人が、一緒に、相当期間にわたって包括社会から遮断されて、閉鎖的で形式的に管理された日常生活を送る居住と仕事の場所

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    2026年07月04日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    1,とにかく怒ってます。著者は四方八方にキレ散らかしていて、アメリカの現状についてブチギレている本だと思えば、かなり読みやすくなると思います。何についてブチギレているかはネタバレで。

    2,出典で様々な学問の学者や教授、偉人が出てきます。私は、イーロン・マスクとピーター・ティールくらいしか知らなかったですが、この手の本の玄人からしたらアベンジャーズ的で嬉しいのかなと思います。

    3,思ったほどそんなに難しい本ではなかったと思いますが、2〜3回くらい読まないと細かい主張は全部拾いきれないかなと思いました。
    ネタバレ↓








    大体大まかにいうと4つの主体に対して主張(ブチギレ)してるんじゃないかなと思いました。

    1,企業(シリコンバレーのテック企業)に対して。
    →なんで最先端のテクノロジーを持って世界やアメリカを変革していかなければならない責務があるのに、インスタとかゲームとか広告とかで金儲けばっかして政治と国家から逃げてんの? 貢献しろよ! 原爆見習えよ!!
    ここが1番ブチギレてる。

    2,政府
    →アメリカのテックの民間企業をもっと信頼して協力させろよ!
    こんなんじゃいつまでたっても平和になんねぇよ。原爆見習えよ!

    3,国民
    →お前らの多様性の尊重という主張によって守られるべき命や人権、固有の文化が軽んじられてるんだけど、やめてくれる?このままだとアメリカのアイデンティティが完全に失うわれるんだけど、それでいいの?ダメでしょ!!
    あと功績に対しての評価よりもスキャンダルに敏感すぎるのはマジでやめてほしい。

    4,エリートや指導者
    昨今の情勢に対して、ポジショントークし過ぎ。民族とか社会の枠組から脱して、是々非々で自分の信念や道徳観念に照らし合わせて、ビビんないで発言しろよ!
    お前ら自分のことしか考えてなさすぎ。

    主だった内容はざっくりこんな感じに私は捉えられました。
    もっとも、本書では出典で論理立てながら的確に主張していました。

    補足追加

    エリート層や政治家についてもキレていました。
    政治家は全然戦争の現地に赴かないで、指示ばっかり。アフガニスタンの戦争現場のテクノロジーや作戦はアナログすぎる。それによって血を流してるのは下っ端の兵士だけじゃないか!!こんなんだったらみんな経験した方が良い!!徴兵制だ!
    戦争は会議室で起きるんじゃない!現場で起きてるんだ的なことだったと思います。



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    2026年06月21日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    全てに寛容であることは美徳か。全ての価値観は全て守るべきか。こういった疑問を投げることは稀であり、逆に避けた方がいい風潮がある。それにより議論がなくなった。

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    2026年06月07日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    本書は、国家とシリコンバレーの分断を生んだ原因と、それによってもたらされる危機、および処方箋について論じたものだ。
    分断の原因分析とその結末については広範な視点から言及されており、その切り口には目新しさがあった。
    一方で、「では、どうするのか」という問いに対しては抽象的な言及にとどまっており、具体策まで描ききれていない点が残念だった。
    また、筆者自身が軍事産業の利益を享受してきた経営者である以上、官民の再合流を掲げる主張はポジショントークと映りかねない。加えて、本書が問題視する「知的脆弱性」の加速装置であるSNSは、まさにシリコンバレー自身が生み出したものだ。批判の矛先が向かうべき構造的問題を筆者自らが作り出しているという矛盾に、本書は正面から向き合っていない。
    さらに、直近のAnthropicをめぐる騒動を踏まえると、民衆はシリコンバレーと軍事の融合を必ずしも歓迎していないことが示されている。民主主義においては民意こそが判断の根拠となる以上、それに反する形でテックと軍の融合を推し進めることは、本書が守ろうとする国家の理念とも相容れないのではないか。

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    2026年05月29日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    昨年2月に原書が出て以来、話題になっていた一冊。著者はパランティアの共同創業者ということで、ピーター・ティールは(さらに、おそらくはイーロン・マスクも)これに近い思想なのだろう、という意味で大変勉強になった。

    端的に言えば、主張は
    ・テック業界はアメリカ政府のおかげで繁栄していることを忘れるな
    ・テック業界は消費者向けにくだらないプロダクトを作るのではなく、国のために働け
    ・防衛の主軸はソフトウェアなのに、このままだとアメリカも同志国もヤバイ
    ・経営者は善悪や価値観を語ることから逃げるな
    という感じ。このうち、1つ目ではマリアナ・マッツカートが引用され、4つ目ではマイケル・サンデルが引用され、その辺りが魔融合したら、なんとも保守的な本に仕上がっている。マッツカートもサンデルも、自分の主張がこんな料理に使われたと知ったら憤慨するのでは。

    つまるところ根本的には問題意識はみんな似ているのだが、パランティアの特徴は、国を守るために働けというドグマが強烈なことと、それに比して個人の自由や平等といった観点が希薄なことだろう。西海岸の高学歴白人男性たちにそれを言われましても、というのが率直な違和感である。
    とはいえ、おそらくこの本のナラティブには相応の説得力があり、アメリカのみならず日本でも共感する人が多いだろうと思う。

    なお、あまりに引用文が多すぎること、幹から外れた主張が多すぎる(たとえば第三部全体)こと、などが書籍としての完成度を下げていると感じた。

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    2026年05月09日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    現代のテック企業はイデオロギー持たない。第二次世界大戦以降の歴史的経緯を踏まえつつ、現代の新自由主義的なリベラルの姿勢を批判する。シリコンバレーの技術的な新たなアイデアを尊重する自由な態度を尊重するしつつも、AIのような技術をより重要なアメリカにとっての事象に集中すべきという批評が述べられている。この現代世代の何者も批判すべきでなく、価値観を相対的に見るべきであるという態度は世界的に共通していると感じた。

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    2026年05月08日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    (隠れた)社会基盤から離れた部分で付加価値を生もうとしてる産業、大衆から求められているが絶対に必要というわけではないサブ的エンタメ的な産業が最も栄えている現状はまずいよね、という話

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    2026年04月30日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    パランティア共同創業者の評論。そんなに過激な内容ではない。社会を変えるという本来の思想を忘れたテック企業へのアンチ。この人は、テクノロジーで国家(アメリカ)に奉仕する方向。

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    2026年04月28日