アレクサンダー・C・カープのレビュー一覧
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面白いです。アンソロピックが自社のAI技術を戦争に活用するな、と政府を相手取って論争しているというニュースがありましたが、筆者はシリコンバレーを始めとするテック業界が政府ともっと協働し、国防を始めとする社会課題の解決に役立てるべきという主張をしています。
筆者がCEOを務めるパランティア・テクノロジーは、ベネズエラ侵攻やイラン戦争においても、自社ソフトウェアやAI技術を提供していますが、シリコンバレーの多くの会社が国防から距離を置き、社会課題とは程遠い陳腐な問題解決に終始している事を非難しています。アップルだけでなく、Uberやネット販売系を主に、消費者のみをターゲットにした戦略が、米国の国家 -
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「ある種の規範や規則の厳格な遵守を重んじるようになったのは、社会がもっと重大な問題の直面しているから」
著者はシリコンバレーの技術者が重大な問題から目を逸らし、身の回りの快適さや利便性を高めることばかりにエネルギーを注いでいることを批判している。本書はシリコンバレーで仕事している、リベラルの気風のある技術者たちへの批判で書かれている。
共同体の空隙を市場が埋めているというのはまさにそうで、そこに貨幣のやり取りが生まれ生活の市場化が進んでいるという感じ。
左翼リベラルと言っても階層化が進んでいるような気がして、本書で批判の対象となっているのは、有名大学を卒業したエリート技術者たちで、日本に -
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■概要と基本姿勢
・本書はパランティア・テクノロジーズの共同創業者兼CEOアレックス・カープと法務責任者ニコラス・ザミスカによる、西側民主主義社会と先端技術(特にAIや軍事ソフトウェア)の関係を問い直す政策・技術論である。
・冷戦終結後の西側諸国、とりわけシリコンバレーに蔓延した「技術は国境を越えて世界を平和にする」という楽観的リバタリアニズムやグローバリズムの幻想を強く批判する。
・権威主義国家(中国やロシアなど)が軍事・社会統制へ先端技術を急速に統合する現在、民主主義を守るためには「軍事力と直結した強大な技術的優位」が不可欠であると断じる。
■シリコンバレーの思想的怠慢と偽善の糾 -
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AIをはじめとする先進技術を開発する企業は国防に協力すべきか。
パランティアの創業者による本。
シリコンバレーに籍を置く企業は自らの技術を国防、つまりは軍事的利用に資するべきかを説くのが冒頭。
冒頭の内容には概ね賛成。だが、国家費用としての軍事費以外にも、軍事全般に資金が集まることが戦争の温床となることも事実としてある。先の世界大戦がそうだったように。こんなこと言っても何にもならないが、バランスの良さが大切であり、世界の舵を切ることのできる人間にはこのバランス感覚が何よりも重要なのではないか。
そして、軍事利用に資さないテック系企業が行き着く先がSNSなどの消費を煽る媒体の開発。これは、社 -
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ネタバレ本書の著者であるAlexander Karp氏は、AI・データ解析ソフトウェアを手掛けるPalantir Technologies(パランティア)の共同創業者兼CEOである。Palantirは、政府機関や国防、安全保障分野への技術提供で知られる企業であり、近年のAIを巡る議論においても大きな存在感を示している。その最前線に立つ人物が、国家とテクノロジーの関係についてどのような視点を持っているのか。そのような関心から本書を手に取った。
本書を読んでまず印象的だったのは、Karpが大学で哲学を専攻していたという事実である。テック企業のCEOと聞けば、コンピュータサイエンスや工学を専門としてきた人 -
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1,とにかく怒ってます。著者は四方八方にキレ散らかしていて、アメリカの現状についてブチギレている本だと思えば、かなり読みやすくなると思います。何についてブチギレているかはネタバレで。
2,出典で様々な学問の学者や教授、偉人が出てきます。私は、イーロン・マスクとピーター・ティールくらいしか知らなかったですが、この手の本の玄人からしたらアベンジャーズ的で嬉しいのかなと思います。
3,思ったほどそんなに難しい本ではなかったと思いますが、2〜3回くらい読まないと細かい主張は全部拾いきれないかなと思いました。
ネタバレ↓
大体大まかにいうと4つの主体に対して主張(ブチギレ)してるんじ -
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本書は、国家とシリコンバレーの分断を生んだ原因と、それによってもたらされる危機、および処方箋について論じたものだ。
分断の原因分析とその結末については広範な視点から言及されており、その切り口には目新しさがあった。
一方で、「では、どうするのか」という問いに対しては抽象的な言及にとどまっており、具体策まで描ききれていない点が残念だった。
また、筆者自身が軍事産業の利益を享受してきた経営者である以上、官民の再合流を掲げる主張はポジショントークと映りかねない。加えて、本書が問題視する「知的脆弱性」の加速装置であるSNSは、まさにシリコンバレー自身が生み出したものだ。批判の矛先が向かうべき構造的問題を -
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昨年2月に原書が出て以来、話題になっていた一冊。著者はパランティアの共同創業者ということで、ピーター・ティールは(さらに、おそらくはイーロン・マスクも)これに近い思想なのだろう、という意味で大変勉強になった。
端的に言えば、主張は
・テック業界はアメリカ政府のおかげで繁栄していることを忘れるな
・テック業界は消費者向けにくだらないプロダクトを作るのではなく、国のために働け
・防衛の主軸はソフトウェアなのに、このままだとアメリカも同志国もヤバイ
・経営者は善悪や価値観を語ることから逃げるな
という感じ。このうち、1つ目ではマリアナ・マッツカートが引用され、4つ目ではマイケル・サンデルが引用され -
Posted by ブクログ
もともと技術は公共の福祉ありきだった
いまのシリコンバレーは、官民協力の陰がない
インターネットの登場によるデジタル革命は生活をより良くしたのではなく、劇的に進化させただけ?
好きだから作るが何のために作るかは信念を持たないエリートたち
反対するものならわかるが、何なら能力を使ってよいのかはわからない
PCは政府からの解放だった
シリコンバレーは政府や国の課題ではなく、個人的なものに向かった
オンラインショッピングを作る一方、多くの産業部門が無視されてきた
エンジニアリングマインドセット
即興演劇のステータス(相手と自分との関係値見て、こちらの動きを考える)を読む能力
これがスター