アレクサンダー・C・カープのレビュー一覧
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面白いです。アンソロピックが自社のAI技術を戦争に活用するな、と政府を相手取って論争しているというニュースがありましたが、筆者はシリコンバレーを始めとするテック業界が政府ともっと協働し、国防を始めとする社会課題の解決に役立てるべきという主張をしています。
筆者がCEOを務めるパランティア・テクノロジーは、ベネズエラ侵攻やイラン戦争においても、自社ソフトウェアやAI技術を提供していますが、シリコンバレーの多くの会社が国防から距離を置き、社会課題とは程遠い陳腐な問題解決に終始している事を非難しています。アップルだけでなく、Uberやネット販売系を主に、消費者のみをターゲットにした戦略が、米国の国家 -
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ネタバレ本書の著者であるAlexander Karp氏は、AI・データ解析ソフトウェアを手掛けるPalantir Technologies(パランティア)の共同創業者兼CEOである。Palantirは、政府機関や国防、安全保障分野への技術提供で知られる企業であり、近年のAIを巡る議論においても大きな存在感を示している。その最前線に立つ人物が、国家とテクノロジーの関係についてどのような視点を持っているのか。そのような関心から本書を手に取った。
本書を読んでまず印象的だったのは、Karpが大学で哲学を専攻していたという事実である。テック企業のCEOと聞けば、コンピュータサイエンスや工学を専門としてきた人 -
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1,とにかく怒ってます。著者は四方八方にキレ散らかしていて、アメリカの現状についてブチギレている本だと思えば、かなり読みやすくなると思います。何についてブチギレているかはネタバレで。
2,出典で様々な学問の学者や教授、偉人が出てきます。私は、イーロン・マスクとピーター・ティールくらいしか知らなかったですが、この手の本の玄人からしたらアベンジャーズ的で嬉しいのかなと思います。
3,思ったほどそんなに難しい本ではなかったと思いますが、2〜3回くらい読まないと細かい主張は全部拾いきれないかなと思いました。
ネタバレ↓
大体大まかにいうと4つの主体に対して主張(ブチギレ)してるんじ -
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本書は、国家とシリコンバレーの分断を生んだ原因と、それによってもたらされる危機、および処方箋について論じたものだ。
分断の原因分析とその結末については広範な視点から言及されており、その切り口には目新しさがあった。
一方で、「では、どうするのか」という問いに対しては抽象的な言及にとどまっており、具体策まで描ききれていない点が残念だった。
また、筆者自身が軍事産業の利益を享受してきた経営者である以上、官民の再合流を掲げる主張はポジショントークと映りかねない。加えて、本書が問題視する「知的脆弱性」の加速装置であるSNSは、まさにシリコンバレー自身が生み出したものだ。批判の矛先が向かうべき構造的問題を -
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昨年2月に原書が出て以来、話題になっていた一冊。著者はパランティアの共同創業者ということで、ピーター・ティールは(さらに、おそらくはイーロン・マスクも)これに近い思想なのだろう、という意味で大変勉強になった。
端的に言えば、主張は
・テック業界はアメリカ政府のおかげで繁栄していることを忘れるな
・テック業界は消費者向けにくだらないプロダクトを作るのではなく、国のために働け
・防衛の主軸はソフトウェアなのに、このままだとアメリカも同志国もヤバイ
・経営者は善悪や価値観を語ることから逃げるな
という感じ。このうち、1つ目ではマリアナ・マッツカートが引用され、4つ目ではマイケル・サンデルが引用され -
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もともと技術は公共の福祉ありきだった
いまのシリコンバレーは、官民協力の陰がない
インターネットの登場によるデジタル革命は生活をより良くしたのではなく、劇的に進化させただけ?
好きだから作るが何のために作るかは信念を持たないエリートたち
反対するものならわかるが、何なら能力を使ってよいのかはわからない
PCは政府からの解放だった
シリコンバレーは政府や国の課題ではなく、個人的なものに向かった
オンラインショッピングを作る一方、多くの産業部門が無視されてきた
エンジニアリングマインドセット
即興演劇のステータス(相手と自分との関係値見て、こちらの動きを考える)を読む能力
これがスター -
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結局、読み終わって、アメリカ国内の問題だと思った。
シリコンバレーの動向は、世界の社会経済に与える影響は大きいと思うが、
著者の信じるアプローチで、変えて行ければと思う。
国家、民族とは何か、今後の情報社会の進展でどうなっていくのか、私には理解不能です。
内容
第1部 ソフトウエアの世紀
第1章 さまようシリコンバレー
第2章 人工知能の開発
第3章 勝者の誤謬
第4章 核の時代の終わり
第2部 アメリカ的精神の空洞化
第5章 信念の放棄
第6章 テクノ不可知論者
第7章 糸の切れた凧
第8章 組織への反抗
第9章 おもちゃの国の迷子
第3部 エンジニアリング・マインドセット -
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『テクノロジカル・リパブリック』を読んで、最も強く感じたのは、テクノロジーの発展を支える思想や哲学の重要性だった。
本書では、現代のアメリカ、とりわけシリコンバレーにおいて、テクノロジーを何のために生み出すのかという目的意識が薄れ、技術の発展そのものが目的化していることに警鐘を鳴らしている。生成AIをはじめとする強力なテクノロジーが今後ますます社会に影響を与えていくことを考えると、その根底にどのような価値観や国家観を置くのかは、避けて通れない問題だと感じた。
著者は、軍事や安全保障分野にもAIシステムを提供するパランティアの共同創業者であり、その立場自体がシリコンバレーの主流とは大きく異な -
Posted by ブクログ
・2026/04/18に、ピーターティール氏が創業したデータ分析企業PalantirのカープCEOが22項目のマニフェストを発表して話題になり、その元となっている本書
・備忘までにマニフェストの要約を以下に記載
①国家への道義的責任→シリコンバレーエリートは自らの台頭を可能にした米国の防衛に参加する義務がある
②AI兵器開発の不可避→AI兵器開発を批判しても他国が作るだけ。米国が率先して開発・抑止力を持つべき
③戦後秩序の異議→ドイツと日本の「去勢」は戦後の過剰修正であり、欧州アジアの均衡を脅かす脅威になりうる
④多様性(DEI)への批判→企業による画一的な多様性や包括性は技術革新を阻