ジョヴァーニ・マルチンスのレビュー一覧

  • 太陽に撃ち抜かれて

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    ドラッグ、銃、警察の汚職が当たり前にあるブラジルの日常はのは私の日常とは全然違うから興味深かった。一方で、本の中に出てくる主人公たちが考えていることや悩んでいることには私と変わらないような気がした
    海外の作品は私が生きている世界とは全く違う景色を見せてくれるのに、その中に共感できるところがあるところが面白くて好きだなと思った
    あとこの本は装丁がおしゃれ

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    2026年07月11日
  • 太陽に撃ち抜かれて

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    これも良い本だった。麻薬と太陽に脳を焼かれて、すっかりダメになったラテンアメリカな物語。今に私は太陽の光に中毒を起こしそうだ。

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    2026年06月05日
  • 太陽に撃ち抜かれて

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    ネタバレ

    ブラジルのファヴェーラについて、余り知識は無い。映画『黒いオルフェ』を視たことがある程度。
    軍と自警団の腐敗ぶりについては、別ソース(主にFacebookの当地のひとたち)から仄聞していた。

    ……が、ファベーラ内部側からの描写された物語、に遭遇したのはこれが初めてで、衝撃であった。
    文句なしの星5つ。

    当然ながら大麻、コカイン、クラック、香水やLSDといった違法薬物が登場する。観光地で嗅いだ、あの腐った藁みたいな大麻の匂いが鼻に甦る。

    それらを差し引いても、短編各話に現れるファベーラの暮らしには心が震える。
    つつましく暮らしたいだけの人々。小学生の無邪気ながらも、彼らなりの世間体を感じる心。売り場(薬物の)の売人にも、非合法は非合法なりにある『ルール』と疎外。
    語られる物語に、
    「教育を受けていれば解決策を他にも考え付けるのでは?」
    という疑問を浮かばせたり、
    「このどん詰まりの状況はたとえ教育があっても無理なのでは?」
    と絶望を感じたり。
    地球のほぼ反対側の、共通する部分がほとんどない社会なのに、似たような通過儀礼やら心の動きに、新鮮な共感を覚えたり。
    色々な方向に心を動かされる、とても優れた物語が詰まった短編集であった。

    『ロシアンルーレット』のバカガキは、彼、ぜったいまたやると思う。

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    2026年04月26日
  • 太陽に撃ち抜かれて

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    短編形式で、1作1作は短いが彼らの人生を感じるようなリアルな1冊。渇きが、ある。
    気温が高く、人との関わりも濃い、薬をキメれば熱は増幅し、世界は膨張する。その退廃感、情熱。しかし冷たい。熱を帯びた銃を冷蔵庫で冷やすかのような温度をもつ物語。口語の自由さは、細部の違和感を押し流し、乱雑な世界への没入を強める。

    ヤクがなくなればリオデジャネイロは止まる、ヤク中の女は歯が無いのでフェラがうまい、体制の悪夢は死を恐れない、こちらからすれば有り得ない日常を突きつけられ、自分が小さくみえる。もっとおおきく物事を捉えても良いのかもしれない。海外作品に触れる醍醐味を鮮やかに感じられる1冊。

    限りなく透明に近いブルーが好きな人には特にオススメ。

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    2026年03月19日
  • 太陽に撃ち抜かれて

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    ・「現地で実際に話されている口語を用いて書かれた」と役者あとがきに書いてあって、訳でなくポルトガル語で読みたいと思った。
    ・ファベーラはシンプルに貧困層の住居なのではなくて、歴史問題の産物であるという風に認識を改めた。

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    2026年08月28日