髙田梓のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
表紙の雰囲気からホラー小説かなと思って読んでみたら全然違った。
舞台は主に1930年代の大日本帝国。
歴史上の人物、甘粕正彦やチャップリン、犬養毅などが登場し、史実とは違う展開が風刺的になされる。
スイス出身の映画監督ネーゲリと、甘粕正彦の二人の生い立ちや立場が交互に描かれており、なるほどこの二人が主役なのだな、この二人が一緒に映画を作るところを読むのだなと思ったら、思わぬ方向に話が転がっていき。
後半急展開で一気に読んだ。すごいところに着地した。
あの文章はどういう意味で書かれたんだろう、どうしてあの人物はこのような行動を取り、どうしてこのような展開になったのだろう、という不思議は示されるだ