フィリップ・ボクソのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
誰かの死に現実味が湧かない。
「アンナチュラル」というドラマ、皆さん知っているだろうか。
米津玄師の「Lemon」が主題歌でドラマも歌も話題になった。日本の法医学ドラマである。
遺体の死因から事件の犯人を探していく。
事件の背景、動機、それを見て私は何回か泣いた。
でもそれは「人の死」ではなく「死を招いた経緯」と「被害者の関係者」の思いにだ。
「人の死」は物語として語るには、
あまりにも現実的で残酷だからこそ、脚色をつけているようにも思える。
だからこそ、大きな事件が起きた時。
私は「可哀想」と思いつつも、他人事である。
本書「死体は語り出す」は、
法医学者が実際に対応した遺体たちの -
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Posted by ブクログ
珍しく小説以外のものを。
ベルギーの法医学医・フィリップ・ボクソの法医学にまつわるエピソードを綴ったもの。どの章もとても興味深い内容でした。
特に虫(蛆虫や蝿)が、遺体の死後時間を推測するのに役立つことには驚きました。
この作品を読むと、いかに亡くなった人を無闇に動かさず、そのままにしておくかが捜査に大きく影響することを感じさせられます。
ベルギーでは土葬のため、あとあと事件性が浮上した時に遺体を掘り返し、調査することもあると書かれていましたが、日本の場合は火葬なので、真相がわからないままになっている恐れがあることに恐さを感じました。語り口がユーモアで、わかりやすく描かれているため、とても読み -
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