庭山一郎のレビュー一覧

  • 儲けの科学 The B2B Marketing(ザ・B2Bマーケティング)

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    BtoBマーケティングに関して、今まで読んだ中でベストだった。
    国内外でマーケティングがどのように進化してきたかの歴史を紐解きつつ、鋭利な視点で「なぜ日本企業はマーケティングが苦手なのか」を的確に論じている。
    また、ABMやRevOpsのような最近の潮流が何故産まれたか、それを日本企業が取り込むためにどのような壁があるかを著者の豊富な経験に基づき事例も交えつつ解説しているところは唯一無二。

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    2025年03月16日
  • 儲けの科学 The B2B Marketing(ザ・B2Bマーケティング)

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    分厚い本だけど、文字が大きめなこともあり、けっこう読みやすかった。
    そして、概念的な話が多い中で、明日から使える内容もかなり詰まってる。

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    2024年09月05日
  • 儲けの科学 The B2B Marketing(ザ・B2Bマーケティング)

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    いい意味で期待外れの本でした。
    斜めから撮った分厚い本の写真がドンと載った広告といい、タイトルの「儲けの科学」といい、第一章の「製品が語りかけてくる」のオカルトっぽさといい、胡散臭いなあ、と思いながら読み始めましたが、中身は正統派で骨太なBtoBマーケティングの話でした。

    ゴールデンウィークに読もうと思って買い込んだビジネス本の中では一番有益でした。特に製造業の人がBtoBマーケティングを包括的に学びたいときにはピッタリだと思います。

    本書は、マーケティングオーケストレーションについて書かれた初めての書籍、とのことです。
    マーケティングと営業(セールス)とは前工程と後工程の関係にあり、マー

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    2024年05月04日
  • 儲けの科学 The B2B Marketing(ザ・B2Bマーケティング)

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    B2Bのいちマーケティング担当者として、営業、ISなどの後工程との連動の大切さを改めて言語化いただいています。
    good bye MQLsが衝撃内容でしたが、本質的内容と思います。

    施策を縦糸だけではなく、横糸も通す布を作っていくことを進めていきます。

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    2024年03月24日
  • BtoBマーケティング偏差値UP

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    BtoB営業のプロセスを学ぶために読みました。
    デマンドセンターを軸にしたマーケティング戦略について、日本でよくあるBtoB営業の現場と対比しながらわかりやすくまとめられています。
    戦略には自由度はあってはならないが、戦術には自由度を与えなければならない等、ハッとさせられるエッセンスもあり、関心高く読み終えられました。

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    2020年10月17日
  • BtoBマーケティング偏差値UP

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    前半では、日本の多くの企業によるマーケティングが如何にイケてないか、そして、どうしてそうなったかを丁重に説明し、後半ではマーケテングは経営戦略の根幹として、その偏差値を上げるイケてるマーケティングを指南します。零細企業的にはそもそもマーケティング部門も無いので部門間のアラインメントは成る程と思いつつもあまりご縁がありませんが、目的、戦略、戦術、戦闘そして戦闘教義のところはさすがは歴史に詳しい著者だけあって読み物としてもとても面白いし、かつとても刺さり勉強になりました。それから、巻末のマーケティング用語集もとても重宝してます!

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    2020年09月06日
  • サラサラ読めるのにジワッとしみる「マーケティング」のきほん

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    ネタバレ

    以下、重要事項メモ。

    マーケティング = 売れる仕組みをつくること。
    企業の目的 = 収益をあげる → マーケティング戦略は経営戦略の中でも極めて重要。
    マーケティングの4P
    Product
    Price
    Place
    Promotion
    マスマーケティング
    テレビは高額だが、情報を伝えたいターゲット一人当たりにおける単価は安い。
    一般消費財のようにターゲットを特定できない商品には効果的。
    3つのブランド
    ・企業ブランド
    ・製品ブランド
    ・ソリューションブランド
    企業の最も重要な資源は、顧客情報
    企業が存続できるか否かをきめるのは、市場と顧客
    マーケティングの基本

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    2017年09月23日
  • 究極のBtoBマーケティング ABM(アカウントベースドマーケティング)

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    #庭山ABM
     今までのマーケティングは営業と上手く協力できていなく、結果として売り上げに大きな貢献ができなかった。その問題を解決する為の新たなマーケティングの潮流がABM(Account Based Marketing)であり、それをとても分かり易く説明したのが本書だ。
     冒頭から現状のマーケティングの問題を矢継ぎ早に挙げるので、マーケティング門外漢の私などは、よく今までそんなことにコストを掛けていたものだと思いつつ読み進めた。しかし、それは経営者の思いをマーケティングとして進めていたものの、営業がその結果を受け取って活用していなかったことが分かる。そこで営業(あるいは代理店)が望むMQLを

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    2016年12月11日
  • BtoBのためのマーケティングオートメーション 正しい選び方・使い方 日本企業のマーケティングと営業を考える

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    マーケティングオートメーションをその歴史から振り返り紹介するもその効果は使い方しだいとして、日本におけるマーケィングの置かれたお寒い状況を経緯から説明し、デマンドジェネレーションの重要性を説き、そのプロセスを丁重に分かり易くと解説してます。事例も豊富で、これからの日本のマーケティングの展望を描くとても勉強になるな書です。
    「デマンドジェネレーションはリードジェネレーション、データマネジメント、リードナーチャリング、リードクオリフィケーションの四つのプロセスから成り立ち、、、」等と聞いても頭の中をカタカナと?マークが飛び交ってなかなかぴんと来ませんでしたが、分かり易い説明とシステムを使うという前

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    2015年09月27日
  • サラサラ読めるのにジワッとしみる「マーケティング」のきほん

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    4PやSTPなどマーケティングの古典的基本からパレートの法則やロングテールまで、とても分かり易い例えを織り交ぜながら優しい語り口で綴られていて、とてもスムーズに読み進められる。また、トピック毎に必ず左側に添えられた図もこれから語られることのイメージを膨らまし、とても理解の助けになった。
    「ノヤン先生のマーケティング学」が無いのが気に掛かるところではありますが、「おすすめの本」もとてもありがたい、何冊かポチリそうです。

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    2014年06月22日
  • ノヤン先生のマーケティング学

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    コトラー、ポーター、ドラッカーからウィナーなどの論説を紹介する学問的な側面と米国の鉄道会社からアップル、リクルートなどの実例を説明する実務的な側面をバランスよく論述していて、マーケテングをとても楽しく学べる一冊です。マーケティング=広告宣伝との考えもこれで完全に払拭、むしろ経営であることが良く分かった。
    SWAT分析は目的を明確に定義、自らのビジネスドメインの定義、渡り鳥の考察、売る側の論理から買う側の視点、デマンド・ジェネレーションなどが特に気に留まった、自社について考えてみたい。

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    2014年05月04日
  • 法人営業は新規を追うな

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    ABMの重要性や基本的な考え方について学ぶことができた。ただ、実例や具体例があまり入っておらず、抽象度の高い内容のため実践に移せるかというと少し難しさを感じた。(著者がコンサルティングを提供していることもあり、概念や重要性の説明に注力しているものと理解した)

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    2025年08月24日
  • 儲けの科学 The B2B Marketing(ザ・B2Bマーケティング)

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    日本のB2Bマーケッター古参の庭山一郎氏による著書。B2Bの歴史的変遷や海外(主に米国)と比較した日本企業の実態を知ることが出来、なかなか興味深い。セオドア・レビット氏の「ドリルを買いにきた人が欲しいのはドリルではなく穴である」という話はなるほどと思わせる。経営戦略を頂点としたマーケティング戦略含めたハーモニーが重要というのは説得力がある。
    内容は面白いのだが、500ページ弱の2/3を使って日本企業のB2Bマーケティングの遅れを指摘する話なので、であれば第4部の実践的テーマをもう少し充実して欲しかったところ。特に旧シリウス・ディシジョンズ社のデマンドウォーターフォールモデルや第14章のパートナ

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    2025年08月05日
  • 儲けの科学 The B2B Marketing(ザ・B2Bマーケティング)

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    「マーケティング・オーケストレーション」がどういった概念か、庭山さんの考えが段階的に示されている想像通りの本でした。

    昨今話題の「セールスイネーブルメント」や「Mops、RevOps」などにも触れていて、知識の吸収にはぴったりです。

    日本の営業生産性が低い理由をマーケティングの視点で捉えて、営業マンと関わり方や理想的な組織構造など、体系的に分かりやすい書籍でした。

    重宝していきます。

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    2024年08月01日
  • 儲けの科学 The B2B Marketing(ザ・B2Bマーケティング)

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    営業にどう寄り添うか、理論中心のいわゆるマーケティング本より泥臭い感じが好感
    自分の会社にもマーケティングがないと言われてきた意味が分かった感じがする

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    2024年06月16日
  • BtoBマーケティング偏差値UP

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    ネタバレ

     正しい知識がない故に不幸に陥るケースは後をたたない。「B2Bマーケティング」でも同様である。自分にとって関係ないと断じる前に一度開いて欲しい本である。
     世界における日本のB2Bマーケティングの状況、日本企業というか日本の産業が苦境に立つ理由、デマンドセンターの重要性(日本ではあまり重要視されていなかったが実は大事)、戦争における戦略・戦術のおさらい、B2Bマーケティングに従事している人なら知っていてあたりまえのこと、等々をうまい感じにまとめた本である。
     正直言うと「この本自分にあってないのでは?」と思って読み始めたのだが実にぴったりはまった。グラフィックレコーディングおよびその界隈のしご

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    2021年10月10日
  • BtoBマーケティング偏差値UP

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    ぐっ、耳が痛い、というB2Bマーケティングにありがちな状況とあるべき状況を示した教科書。

    2021年本気で取り組むべき課題。
    B2Bマーケティングはもはやマーケティング部だけでは完結せず、全社で取り組むべき課題。

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    2021年02月08日
  • BtoBマーケティング偏差値UP

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    マーケティングの戦略において何をどう考えるべきかの手がかりになる。toB事業のマーケティングについてノウハウが具体的に書かれたわけではないが、toCとの違いや一般的に囁かれるハウツーの誤解なども感じ取れた気がする。
    途中、やや説教くさいところを除いて参考になった。

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    2020年09月10日
  • ノヤン先生のマーケティング学

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    まず初めにマーケティングにおいて時代は移り変わることを感じた。
    今になってこの本を読んだが、トレンドという観点では少しずれる部分があったように感じる。

    物事を俯瞰して見れるマーケターや、アドミンの存在は日本市場で更に市場価値が上がるものと考える。
    SalesforceなどのSFA、MAを導入している会社であっても、そもそもの実現したいことができていないという例は散見される。
    現場でも視座を上げて、マーケティングの一部だけ、営業の一部だけという視点ではなく俯瞰視点を持てるように取り組みを進めたい。

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    2020年02月02日
  • BtoBのためのマーケティングオートメーション 正しい選び方・使い方 日本企業のマーケティングと営業を考える

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    MAの入門本。
    MAとは何か?というところから丁寧に解説している
    マーケティングに携わる人には当たり前の内容だと思うが、マーケティングは専門外だったので、
    ジェネレーション→ナーチャリング→クオリフィケーションの流れがわかりやすかった。
    でも未だに営業の現場ではSFAもまともに回せてなかったり、根性論が評価されてたりするんだよね...
    巻末の対談にあった「売れないものはマーケティングできない」という言葉はその通りだと思う。

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    2019年08月27日