何致和のレビュー一覧

  • 記憶とツリーハウス

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    台湾版スタンドバイミーってキャッチコピーの作品。

    スタンドバイミーかどうかはともかく、
    幼馴染三人組のひとりの自殺による訃報をきっかけに、

    少年の日の冒険を思い出す話で、
    現代と過去を交互に読んでいくようなかんじ。

    子供から大人になるための一晩。

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    2026年10月02日
  • 記憶とツリーハウス

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    台湾版スタンドバイミーという帯は確かに的を得ていた。大人になる結節点のようなものを描いている話は鉄板でしみるな。
    三人をとりまく猥雑さの残る空気感、台湾の背負ってきた歴史、その後の発展の気配とそれぞれのいまなどが混ざり合っていて、単なるノスタルジーに浸る冒険譚に留まらない厚みのある物語だった。

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    2026年10月01日
  • 記憶とツリーハウス

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    ネタバレ


    記憶を辿っている部分の方がどうしても引き込まれる。訳者あとがきにあるようにノスタルジー的な楽しみ方を期待してこの本を読み進めていた。夜の川沿いを歩くことはイーヤーのとって本当に怖くなかったのだろう、と感じた。それがどうしてからあまり分からない。阿煌は期待通りの活躍をしてくれて嬉しい。行動を起こすのが今だとチームを牽引したり、パンを買って戻ってきてくれたりするところなど彼の親分気質が如実に現れている。この2人のなかで僕はどのような役割を担っていたのだろうか、意見の調整をする場面はあるが特筆するような優れた利点が語られることはあまりなかったような気がする。書道に優れている、と言う客観的な指標を除いて。この物語は僕が、僕の記憶を振り返るものであるから彼の視点から彼の姿を見ることはできないのは当然であるが、イーヤーと阿煌から僕がどのように見えていたのか知りたかった。オランウータン事件がこのように幕を閉じるとは悲しい。彼女はきっと濁流に飲まれてしまったのだろう。36歳になった僕が辿り着いた動物園にもオランウータンの姿はなかったように思える。

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    2026年08月27日
  • 地下鉄駅

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    主人公は決して悪い人ではないし、不真面目というわけでもないのに、少しの思い違いや家族の病気などが重なって家庭も仕事もとんでもない状態になってしまう。誰もが葉育安になり得る、と思いつつ読んだ。面白かった。

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    2026年04月12日
  • 地下鉄駅

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    主人公が生真面目で好感がもてた。例えばクラスに1人いる、授業も真面目にきいていて、とっても綺麗にノートを書くのだけれど、全く成績がふるわない子。笑。わらってはいけないけど。でも心優しい市井のひと。
    地下鉄がまるでサーカスみたい。色々あるのだけど、ずっと優しい柔らかな幕におおわれてるような。

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    2026年01月22日
  • 地下鉄駅

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    減ることのない台湾の地下鉄での飛び降り自殺

    その対策を任務とする地下鉄職員主任兼年頃の娘を持つシングルファーザー兼認知症を患うの母親の介護にも追われる40代サラリーマン

    切実な現代の社会課題に囲まれて生きる中に訪れる淡い恋
    でも相手は自らのハンドルで飛び込み自殺を目の当たりにする悲劇の運転士

    社会派小説でありながら、まるで深夜ドラマのような設定に、台湾ならではの日常描写もチラホラあって、エンタメ小説として楽しく読めました

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    2025年12月14日
  • 地下鉄駅

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    中年サラリーマンのドタバタ劇だとみれば、すごく読みやすくて面白かった。
    自殺防止策が何パターンか出てきたが、ギャグかな(笑)

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    2025年11月27日