更地郊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ななな、何やこの小説は!? とんでもないものを読まされたぞ。
すばる文学賞っていう純文学の賞を受賞しているのだが、選考では面白いという評価とわからないという評価に二分されたという。
僕は面白かった。
主人公・野中は上司のパワハラで退職し、アパートに引きこもっていた。怠惰な生活、荒れる部屋の中、風呂に入るのも面倒で肌もボロボロのなっていく。
見かねた大学時代の友人・忍は「スト6の対戦をしてくれ」と提案する。引き換えに、月に10万円渡してくれるという。
以来、月一回のメンタルクリニックと忍とのオンライン対戦に明け暮れる日々。
九州の実家では父親が病気で死にかけていて、母親からは早く帰るよう懇願さ -
Posted by ブクログ
都落ち択って何⁉︎っと思って
本を開いたら
久々に読んでいて笑ってしまうし、
その中で微かな青春も感じ取れる
不思議な本でした。
メンタルを病み、落ち込んでいた主人公に
スト6の練習に付き合ったら10万円
くれると話す友人。
こんなストーリー初めてで読む手が止まらなかった。
そんな中で主人公が地元に帰る(都落ち)までに
起きる謎の事件とそれに対しての
主人公の行動は想像の斜め上を超えていて
笑えた。
今度からメルカリで呪物的なのを
見てしまったらこの本を思い出すかもしれない。
そして主人公と友人の友情もよかった。
こんなふうにしょうもないことで笑ったりできる
友人欲しいね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ2025年のすばる文学賞受賞作。
選考で面白いという評価とわからないという評価に二分されたという。
確かに本作の紹介文にも出てくるテプラで貼られたメッセージ(宣伝見ればわかるのであえてここでは書かない)や、主人公が固執するマウンテンデューなど話題となりやすいアイテムが多い一方で、それがどうしたの?と聞かれると説明は難しい。
しかし、そのアイテムを取り上げずに語れば、
主人公は親の呪縛から離れるために上京したものの馴染めず、引きこもり的な生活を8年続けている。
住んでるアパートは彼の部屋以外はリフォームが済んでいて、彼が出て行くのを待っているというのは、彼が結局親と離れても独り立ちできていない、 -
Posted by ブクログ
純文学だけどめちゃくちゃ読みやすい。どういう意味??と思っちゃうタイトルですが、すごく面白かったです。
こういうのも青春っていうのかな。全然キラキラしてなくて、羨ましいとか憧れる…みたいな青春ではないけれど、不思議と眩しくて愛おしくなるような物語でした。
鬱になって会社を退職した主人公は現在無職。友人からオンラインゲームの対戦相手として月10万円で雇われています。
かなり謎な生活なんですが、更に謎めいていくのはこれからで、ある日毎日買っている自動販売機の裏に謎のフレーズが書かれたテプラが貼られているのを発見します。
このテプラのあたりから、めちゃくちゃ面白くなってきます。テプラに書かれていた