藤野知明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
身内に当事者がいる立場として、本作は決して他人事ではなく、藤野監督のおかれている状況に共感しながら読んだ。
映画も観ているが、文章からは両親の判断は誤っていたのではないか、もっと早く医療に繋げられていたのではないかという監督の自責の念が、よりはっきりと伝わってきた。
姉を人として尊重し、ねばり強く向き合う姿勢には監督自身の優しさと覚悟を感じた。
一方で、身内は精神病棟で悪化したため、入院が必ずしも正解とは思わなかった。
現在進行形で、どうすればよかったか?どうすればよいか?と悩まされているが、このドキュメンタリーに触れたことで、未来についてちゃんと考え、向き合うことを避けては行けないと感じ