江口大和のレビュー一覧

  • 取調室のハシビロコウ :黙っていたら、壊された。ある弁護士の二五〇日勾留記

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    取調べを受けるひとが、黙秘をしようとしているひとが、どんな取調べ時間を過ごしているか、プリズンに戻ってからどんな状況下に置かれているか、どんな気持ちか、非常に克明に記されている。
    弁護人や、家族の視点を織り交ぜながら。
    日々丹念に記録を残し、制度を駆使して客観的記録を入手して、洞察を重ねたからこその類い稀なる書だと思いました。

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    2026年02月10日
  • 取調室のハシビロコウ :黙っていたら、壊された。ある弁護士の二五〇日勾留記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    拘置所での検察官の取り調べの実態は思った以上に過酷だったか、よく分かりました。

    残念ながら、半分ほどは読めましたが、後はパラパラ読み(^_^;)
    ごめんなさい。
    事件自体もハッキリとは分かりませんでした。
    戦友としてゴーン氏のことを結構話題にされていたり、反社の人たちを差別しているような物言いだったり。。拘置所を親愛を込めてだそうですが「プリズン」「横プリ」と言われているのもちょっと・・・
    弁護士さんだったんですよね。
    6歳の娘さんに自分のことを話してどれだけ理解出来るか、それでイジメに合わずにすめばいいけれど。

    ★2.5かな。

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    2026年02月28日
  • 取調室のハシビロコウ :黙っていたら、壊された。ある弁護士の二五〇日勾留記

    Posted by ブクログ

    「人質司法」がいかに逮捕された人の尊厳を奪い、「自白」するまで精神を追い詰めるシステムなのかがよく分かる。
    著者が受けたひどい扱い(取調べの時に受ける罵詈雑言、まだ罪が確定していないのに罪人のように扱われること)は目を覆いたくなるけれど、著者は感情的になりすぎず、あくまで淡々と事実とその効果を分析する。
    その筆致のおかげで、私も冷静に事実を見つめることができた。

    令和の現代でもこのような、人を人と扱わない行為が合法的に行われているということが信じられない。
    著者の戦いは2025年12月時点で、まだ続いている。その事実がさらに、いま現実に起きていることだと思い知らされる。

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    2026年02月26日