井上恒のレビュー一覧 盗む男 ミステリ短篇選 井上ひさし / 井上恒 小説 / 国内ミステリー 3.5 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 「とにかく、小説は楽しくなければならない。」 解説で井上怛さんが井上ひさしの小説に対する姿勢をこう表現しているが、本作はまさしく読者を楽しませる工夫に富んだ短編集だ。 どの作品にも日常の中に潜む何らかの謎があり、必ずそこに対しての謎解きがあり、読んだ後に爽快な気持ちにさせられる。それぞれの作品のテイストが異なる点も面白い。短編ドラマとして映像化されそうな作品揃いだった。 0 2026年05月26日 盗む男 ミステリ短篇選 井上ひさし / 井上恒 小説 / 国内ミステリー 3.5 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 2026年出版、387ページ。筆者は2010年に亡くなっており、再編の書蹟。時代背景や文体が昭和。私の生活時期とは重なるが、読書習慣はここ10年ほどなので「古い」という印象は拭えず。面白いと言えば面白いのだが、正直のところ眠くなることしばしばだった。「昭和」を新鮮に感じる人、落語的な軽妙さを好む人、昭和の生活記憶を手繰りつつ楽しみたい人には勧められるか。 0 2026年06月29日 盗む男 ミステリ短篇選 井上ひさし / 井上恒 小説 / 国内ミステリー 3.5 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 人間は謎の中に産み落とされ、やがて謎をほとんど解くことなく死んでいく…。その作品すべてにミステリ要素を組み込んだと言われる井上ひさし。なかでも、ミステリ色濃厚な隠れた名品を精選。 10代20代の頃、よく読んだ井上作品。特に記憶に残るのは、『四捨五入殺人事件』『新釈遠野物語』『ナイン』かな。すべての人間は哀しみと寂しさを抱えて、底意地の悪さもあるが、本質は優しさでできている。それを若い時に教えてくれたのが井上作品。 0 2026年06月28日 盗む男 ミステリ短篇選 井上ひさし / 井上恒 小説 / 国内ミステリー 3.5 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 「捨て子」が特に面白かった。 孤児院で育った作家の主人公小松と、タクシー運転手の篠原。 学生時代に日記を書き合っていた2人だったが、英文日記ということもあり、小松は似たような内容で書き、一方篠原は早々に日本語に戻し、詳しい日々の内容を書き付けていた。 小松が少年時代のことをエッセイや小説に書かなければいけなくなると、篠原に日記を見せてくれるよう依頼する。 タダで見せてもらうのが忍びないので、タクシーを走らせている間に閲覧し、走行料金を支払う、という取り決めになった。 よく思いつくなぁ。 0 2026年04月07日 <<<1・・・・・・・・・>>>