【感想・ネタバレ】盗む男 ミステリ短篇選のレビュー

あらすじ

人間は謎の中に産み落とされ、やがて謎をほとんど解くことなく死んで行く――。
その作品すべてにミステリ要素を組み込んだと言われる井上ひさし。なかでも、ミステリ色濃厚な隠れた名品を精選。
浅草のストリップ劇場を舞台に、芸以外に芸人の大切なものを盗んで掟を破った男の末路を描く表題作。そして蔦重も登場、『戯作者銘々伝』中の傑作「唐来参和」ほか、暗号トリック、どんでん返し、時代物、実録物、詐欺師……。
文庫未収録を含む短篇と関連エッセイで味わう、井上ミステリの見本市。
文庫オリジナル。


【目次より】
*短篇
「ドラ王女の失踪」
「唐来参和」
「自転車お玉」
「盗む男」
「捨て子」
「あぶらかたぶら泪橋」
「天狗の鼻」
*関連エッセイ(ミステリ作家・作品論)
「一人二役ということについて」
「昭和のホームズ言行録」
「清張文学 魅力のすべて」

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Posted by ブクログ

「捨て子」が特に面白かった。
孤児院で育った作家の主人公小松と、タクシー運転手の篠原。
学生時代に日記を書き合っていた2人だったが、英文日記ということもあり、小松は似たような内容で書き、一方篠原は早々に日本語に戻し、詳しい日々の内容を書き付けていた。

小松が少年時代のことをエッセイや小説に書かなければいけなくなると、篠原に日記を見せてくれるよう依頼する。
タダで見せてもらうのが忍びないので、タクシーを走らせている間に閲覧し、走行料金を支払う、という取り決めになった。

よく思いつくなぁ。

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2026年04月07日

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