アグスティナ・バステリカのレビュー一覧

  • 肉は美し

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    人間が食料にされる設定って、「食糧人類」とか「狂鬼降臨」を思い出すんですが、こちら2作は、今現在自分が生きている倫理観を崩すことなく、奇想天外なフィクションとして読むことが出来きましたが、この小説だと、食人が当たり前で、食料とされる人(頭)は人間ではないからどう扱っても良い、という考えが当たり前として話が進む。
    この両者の違いに思いっきり脳がバグるというか、理解するのを本能で拒否するというかなので、中々にメンタル削られました。
    各章が数ページの短さだったのが本当にありがたかったです。
    動物すべてが憎しみの対象となっているのも結構しんどかったなあ。犬が殺される描写はもうすっ飛ばしました。

    この

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    2026年01月13日
  • 肉は美し

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    装丁の鮮やかさに惹かれて購入。内容も素晴らしかった。実際に人肉を食べなければいけないことになったら、自分はどうするのだろう…。生きるために目を逸らしてでも食べるんだろうな…。衝撃のラストに最後の最後まで引き込まれました。

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    2026年01月04日
  • 肉は美し

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    すごかった。問題作と言われるのがよく分かった。
    ちょっと違うかもしれないけど、ドラマ「ハンニバル」を連想した。
    あのシリーズは一部の人たちの嗜好だけど、この本の世界は肉といえば人肉。食べる肉がもれなく人なのだ。
    主人公の最後の行動がひどい。利己的で嫌で、人間くさい。

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    2025年12月27日
  • 肉は美し

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    ネタバレ

    おもしろかった。
    とんでもなかった。
    ラストがとんでもなかった。
    ここからは個人的な考察になるが、主人公はジャスミンに服を着せたり、テレビを見せたりして一見、本物の人間のように扱っているが、それと並行してかれがペットに少し異常とも言えるような愛情を持っていたことが描かれている。
    彼は、彼女を最初からペットとして、いや、もしかしたら自分の子供を産ませるだけの道具としてしかみていなかったかもしれない。
    私たちは、常に動物などに対してひどいことをしているので、もしいきなり宇宙人とかに家畜にされてもなんも言えない気がしました。
    妹との会話が印象に残りました。
    また読みたいです。

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    2025年12月20日
  • 肉は美し

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    肉は美し。あとがきにも記載があったが皮肉のよく聞いた題名だと思った。
    有名な映画にもあるカニバリズムではなく、人間が人間を食べないといけなくなったという設定には背中がゾクゾクさせられた。主人公は食用人間を捌く側の人間でそれを生業としておこなっている。色んな葛藤がある中で、決断し実行する姿はなんとも言えない気持ちになった。その反面、やってはいけないことをあっさりしてしまうので、人間というものは理性にあらがえない生き物なんだなとも思った。
    結末も背筋が凍る内容で思わず車内で「え!?」と言ってしまった。
    ページ数は少ないが、とても内容の濃いSF/ホラー作品でとても考えさせられる作品だった。

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    2025年12月16日
  • 肉は美し

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    目を覆いたくなるほどのディストピア小説。
    ウィルスに侵された体で絶滅させられた動物たち。食肉に依存する人々の行き着く先の人間の飼育とカニバリズム。主人公の良心を期待しながら最後の裏切り。人間の利己主義をまざまざと見せられました。

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    2025年12月16日
  • 肉は美し

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    読み終わって ふーってため息が出た

    一つ一つの章が短く数ページで場面転換する場合も多くいろんな事の合間合間に拾い読みするワシの読書スタイルに合致しててその意味では大変読みやすかった

    主人公が◯◯を妊娠させたあたりから苦しくて読み続けられない日が続いたが まあどうにか読み終え これしかないとの納得のラスト いや素晴らしかった
    うちの相方にも勧めて今読んでもらってるところだが彼女の感想が楽しみで仕方ない

    全ての動物が感染性でほぼ絶滅 人間だけが大丈夫だが という設定は冷静に考えると無理がありすぎるがまあ作中でもそれに疑問を感じ 政府の陰謀論が一般に浸透している描写もありそこはメタ的な暗示なの

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    2025年12月13日
  • 肉は美し

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    人間以外のあらゆる動物にウイルスが蔓延したため、全ての動物を殺戮し、一切の肉類が食べられなくなった。しかし人間は動物性タンパク質を得るため共食いを始め、それを止めるために各国政府が遂に人肉食を合法化したという、近未来SFホラー。

    人肉を加工する過程の説明は、グロメーターが針を振り切るぐらいぶっ飛んでるけど、よくよく考えてみると現実世界では牛・豚・鳥などに対して同じ事を平気でやっており、そうやって提供された肉類を我々は毎日当たり前に食べている。これに気付いた時はちょっとゾワっとする。

    恐ろしい事に、読み進めていくうちにだんだん感覚が麻痺してきて、人肉加工という凄惨な場面が「家畜」だと思うだけ

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    2025年12月11日
  • 肉は美し

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    ネタバレ

    動物福祉「アニマルウェルフェア」という言葉を最近目にすることが増えた。
    命を殺して食べる生き物である人間は、苦痛のない飼育や屠殺を実践する責任があると私は思う。

    この本は、人肉食が常識となったディストピアが舞台。畜産国であり、肉食がどの国よりも盛んなアルゼンチンという設定も説得力がある。友達とのバーベキューで、羊一頭丸ごとをベランダで焼いて平らげる国だ。翻訳者もあとがきに書いているが、アルゼンチン人にとって肉が食べられないことは日本人にとって米が食べられないことと近いだろう。

    主人公は人肉食産業を生業としながら人間を肉ととらえる社会に苦しんでいる、私たち読者寄りの立場だ。彼の目を通して、食

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    2025年12月11日
  • 肉は美し

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    ネタバレ

    最初から最後まで重い雰囲気でしんどいのだけど世界観とどう着地するのかが気になって最後まで読んだ。

    出産を終えたジャスミンを気絶させたことに奥さんが「まだ子供を産ませられたのに!」と言ったシーンでゾッとした。
    出産シーンでジャスミンを励まして、産まれた子供をかわいいと思っているシーンの後だったのでどこまで行っても家畜と人間でしかないのだなと思わされた。

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    2026年05月10日
  • 肉は美し

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    人肉食が合法的した社会を書いた作品。好き嫌いが分かれる話かもしれませんが個人的には面白かったです。是非いつかスペイン語で読んでみたいです。

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    2026年05月10日
  • 肉は美し

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    動物を媒介としたウイルスによるパンデミックが世界を変えた。
    人類は生き残るためにペットも家畜も動物を全て殺処分し、摂取できなくなった動物性タンパク質が恋しくなり共食いをするようになり、合法的に人間を食べるようになる。
    恐らく未来のアルゼンチンが舞台のディストピアSF。
    主人公は、認知症の父親を介護施設で診てもらうために食肉処理工場の幹部を務め、つい最近幼い息子を亡くし、そのショックで妻は実家で療養している。
    彼を通して見る世界は、灰色で、くぐもっていて、疲れきっている。
    本書を読んでいくと、倫理観というのはただただその時生きている環境に左右されて生じているのだと感じる。人権という単語の概念が音

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    2026年05月08日
  • 肉は美し

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    ネタバレ

     世界観の設定が怖かったです。世界的に動物性ウィルスが蔓延して食糧危機に陥った世界です。舞台は近未来のアルゼンチンとされています。食糧危機になってしまい、人間も家畜化されて「人肉食」が世界的に合法化されています。その世界での話ですから、道徳的・倫理的な問題というのが出てくると思います。
     この本を読み進めていくと、「食肉処理工場の人間」と「飼育場で働く人間」との関係が主に書かれています。それが面白いところがあって、最後の方になると主人公の父親(老人ホームで暮らしていた)が亡くなってしまうところもあり、いろんな意味で印象に残る小説でした。
     「家畜」というレッテルを貼られてしまうと無意識な差別を

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    2026年04月24日
  • 肉は美し

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    動物感染症のパンデミック後の世界
    食糧危機による人の飼育、屠畜の合法化された世界。
    とても興味がそそられるテーマで即購入。
    表紙のイラストもいいですね。

    淡々と語られる異常な世界の描写
    徐々に壊れていく主人公。

    最後の1ページは声が出てしまいました。

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    2026年04月19日
  • 肉は美し

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    ネタバレ

    翻訳ものは苦手なのにスルスル読めた。未来の人間を家畜とし育て人間の肉を食べることを合法化した世界。肉工場のマルコス・テホや、工場で働く人々が狂っていく様子が冷静に描かれ惨状が浮かぶのに読みたい欲が勝る。テホは子を失い妻と別居、父の介護費用に取り繕い屋の妹、様々の問題を抱えながら更に「頭(家畜化された人間)」を飼育せずジャスミンと名付け妊娠させる。そこから潮目が変わるのか、ではなく出産したジャスミンを「家畜なのに人間みたいな目をした」事で殺める。読みながらクールー病、狂牛病を調べた…ここまで日常とかけ離れると本当に読書で気分転換できる。

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    2026年03月17日
  • 肉は美し

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    けっこうグロテスク。動物虐待のシーンもあるので注意かも。
    致死性のウイルスが蔓延し、動物の肉が食べられなくなってしまったと世界いう設定。カニバリズムなのだが、生きた動物を殺してその肉を食らうということを日々受け入れていた自分には強く刺さった。生物多様性や食糧難への備え等もろもろ考慮した上でヴィーガンを選択することはできるが、それはあくまでも後付けの言い訳でしかなく、美味しい美味しいと言いながら毎日食べる様々な肉について、私たちが行っていることを想像しながら食べるしかないという重みが残る作品だった。ディストピアSFと評されているが、これがSFではない人もいるんだよなと再認識。

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    2026年03月11日
  • 肉は美し

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    侍女の物語を読んだときのような感覚、それを上回るディストピア小説を書き切る作者のパワーに震えます。映像をイメージするととんでもなくグロテスクだけれど、文章だとすんなり読めてしまう←私が異常?マルコスとその家族だけがまともな人間として機能しているようです。それでも最後には堕ち切る、狂気の中に身を置かなければ生きられない。ディストピアは人間の闇を見せてくれます。

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    2026年03月02日
  • 肉は美し

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    恐ろしいけど面白い。動物が疫病で死滅した後に、人間の家畜化が合法化された世界を描くディストピア小説。作者がヴィーガンらしく、肉を食べる周りの人達を見ながら考案したであろう、思考実験的な内容で、本当に世界がこうなったら恐ろしい。
    人間の部位を遠回しに呼んで不快感を和らげる工夫だったり、人間の肉をランク付けしたり、ルールメイクだったり、凄まじいリアリティ。
    全体で200P程度しかないので時間はあまりかかりませんが、ただひたすら暗い憂鬱な世界観が進んでいき、最後どうなるんだろうと気になったところに、衝撃の最後の一行で急に裏切られ、ひっくり返ります。「1984年」以来の衝撃です。
    まあただ皆さんにお薦

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    2026年01月25日
  • 肉は美し

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    ディストピアの中のディストピア。
    しっかりと作り込まれた設定、
    主人公を三人称で書くことでより一層、不気味さ、冷徹さが増している。
    最後の一言でやっぱり人間ってこうだよねって思った。

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    2026年01月24日
  • 肉は美し

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    ニク ニク ニックン
    ニク ニク ニックン

    ニク ニク ニックン
    ニク ニク ニックン
    肉大好き〜♪

    お肉大好き1Qです!

    みなさんクリスマスにチキンは食べましたか?
    もしかしたら、鶏肉が食べれるのは今のうちだけかもしれませんよ
    いや、鶏肉だけに限らず牛に豚にあらゆる肉が食べれるのは今のうちかもしれませんよ

    なぜなら近い将来、世界がこのような状況に陥るかもしれないからです

    ①世界規模で動物に致死性のウイルスが蔓延

    ②人間への感染が疑われるためあらゆる動物
     が殺戮 

    ③この世界から肉がなくなる

    ④人々は動物性たんぱく質を欲しがる

    ⑤だけど肉がない

    ⑥と、思ったら肉あるやん

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    2025年12月25日