にのみやさをりのレビュー一覧

  • 性暴力の加害者となった君よ、すぐに許されると思うなかれ

    Posted by ブクログ

    著者は性加害の加害者臨床に携わる人物で、依存という視点から加害当事者の更生に取り組んでいる。
    実際の性被害者と、著者が臨床場面で携わっている加害者たちとの対話を通して、被害者だけでなく加害者も、自分の人生を取り戻そうとする取り組みを著したものが本作である。
    私自身、職業柄加害者被害者どちらにも出会う機会があり、何が正解か、どこへ向かっていくことが必要なのか、その事実が起きた背景にある課題がひとつではないからこそ、とても悩ましく思うことがよくある。
    その回答のひとつが、対話によるそれぞれの理解ということになるのだろうが、まあ、こんな簡単な言葉で済ませられるような話でもないことは明らかで。

    でも

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    2025年11月02日
  • 性暴力の加害者となった君よ、すぐに許されると思うなかれ

    Posted by ブクログ

    修復的対話という新しい形式で、加害者と被害者が向き合う場を作ることで新たに見えてくることが多い。
    にのみや氏が対話に集まった参加者への感謝を述べた場面から始まり、とりわけ「心の殺人」と称されながらも、非当事者には見えにくい被害者のその後を自己犠牲的に語ることが、教科書的な反省の弁すら跳ね除けて真の贖罪を加害者に突きつける。
    被害者同士で寄り添うために声をあげることですら、多大な勇気が必要とされることであろうに、生涯にわたる深い傷を被ったにのみや氏が、それを背負いながら日常生活を営む傍らでこのような活動に勤しんでいるという事実にはひたすら感嘆するばかり。

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    2025年03月22日
  • 性暴力の加害者となった君よ、すぐに許されると思うなかれ

    Posted by ブクログ

    被害者のその後の日常を読んだ時の衝撃。
    胸が痛かったです。
    加害者と対話しようと思ったにのみやさんすごいです。

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    2025年02月05日
  • 性暴力の加害者となった君よ、すぐに許されると思うなかれ

    Posted by ブクログ

    タイトルからはどのような内容か何となくだが、想像はついていたが、とても奥深くまで、問題の本質を深く掘り下げた、専門家と実体験者による本でした。
    この掘り下げた課題については、何も性犯罪に限らず、社会問題の様々な根源について、改めて学ぶことができました。

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    2024年11月10日
  • 性暴力の加害者となった君よ、すぐに許されると思うなかれ

    Posted by ブクログ

    性加害者のその後や内面を知りたくてこの本を手に取ったが、プログラムに参加してる時点でもう既に一段階篩にかけられてる上で、痴漢・露出・未成年のパパ活(?)・レイプなどが一緒くたにされてるのに非常に違和感。被害者のにのみやさんが加害者たちと真摯に向き合っているのに対して、著者の男性が同性として加害者への解像度が低すぎる。「小児性愛者のポストがバズった」とか弱者男性とか、性加害者の文脈でこの下りは必要?性犯罪って実際は家庭とか社会の繋がりで発生するのがほとんどというのが通説だし現実なんじゃないの。タイトルからしてしょうがないんだろうけど。

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    2025年10月11日