キャサリン・ケッチャムのレビュー一覧

  • 目撃証言

    Posted by ブクログ

    エリザベス・ロフタス、キャサリン・ケッチャム『目撃証言』ちくま学術文庫。

    著者自身が関わった裁判例からその実態に迫る傑作ノンフィクション。

    人間の記憶ほど当てにならないものは無い。ビデオカメラやICレコーダーとは異なり、人間の記憶は最初から不確かであり、経年により大きく歪められたりするのだ。そうした人間の不確かな記憶、偽りの記憶が犯罪裁判の重要証拠になるとすれば、時に冤罪を作り出すことになる。

    『謝辞』『覚書』に始まり、『日本語版への序文』、『ちくま学芸文庫版への序文』となかなか本編が始まらないのは、学芸文庫たる所以であろうか。


    犯行現場や犯人らしき人物を見たという証言や当事者の記憶

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    2025年09月24日