長瀬ほのかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレエッセイを読んでいて思わず吹き出してしまったのは、これが初めてかもしれない。
古生物学者の夫、うさぎの関根、家を半焼させたことのある祖母。なんてことのない日常のはずなのに、切り取り方がとにかく秀逸で、読みながら何度も頬が緩んだ。
「アンモナイトってしゃっくりする?」というような夫婦の会話は、普通に暮らしていたら一生出てこないものだと思う。そのうえアンモナイトを手土産に持っていく旦那さんまで登場して、もう好きにならずにいられなかった。
電車の中で読むのはあまりおすすめしない。油断していると、ぷっと吹き出してしまうので。
本作はnote主催の「創作大賞2024」を受賞し、書籍化に至った作品なのでそ -
Posted by ブクログ
うさぎの関根と旦那さんとの暮らしを中心にしたエッセイ。
現在の夫婦生活の話と、旦那さんと出会う前の独身時代の話が時系列順ではなく混ざっている。それでも散らかった印象にはならず、読み進めるうちに著者の生活や人間関係が自然と見えてくる構成がよかった。著者によるものなのか編集によるものなのかは分からないが、一冊の本としてうまくまとめられていると感じた。
特に面白かったのは、「寿司おじん」の話と「ごはんパズルのすすめ」。
タイトル通り、一つひとつは「わざわざ書くほどのことだろうか」と思うような日常の出来事。それをあえて文章にすることで、その人の生活や考え方が見えてくるのが面白かった。