藤原印刷のレビュー一覧

  • 本が生まれるいちばん側で

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    斜陽の中にこそ光がある、藤原印刷はまさに体現しているなあ。実家が斜陽産業(というか広い意味で同業)なので、希望の経営戦略だと感じた。ひとつひとつの仕事にこんなにストーリーがあるなんて素敵。自分の仕事は"語れる"のか、というのは常に立ち止まって考えていきたいな。

    あと純粋に本作りというものの魅力よ!なんか作りたくなるね。

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    2026年07月27日
  • 本が生まれるいちばん側で

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    本は中身だけが大切なんじゃない。

    手触り、重さ、匂い、デザインなどなど、すべてが合わさって、本の魅力。その辺が電子書籍では得られない充足感だ。

    近年、電子書籍も一般的になり、たしかに便利ではある。しかし、「読んだ感」がない。どうしてか?よく考えていた。

    この『本が生まれるいちばん側で』を読んでいて分かった。

    本には、物体としての魅力があるのだ。

    手触り、デザイン、重さ、匂い、どこでいつ買ったか。そんな色々が合わさって、本という物体の魅力になっている。

    だから中身だけを抽出して読めるようにしてある電子書籍は味気なく、「読んだ感」に乏しいのだ。

    紙の本は面倒だ。重いし、ページをめくるのに両手を使うし、注意しないと折れたり濡れたりする。

    でもそういうことがあるからわざわざ持ち運ぶことに喜びを感じるし、読んでいて楽しいのかもしれない。

    本はただ内容を知れればいいのではなくて、読む行為そのものの体験も同じくらい大切なのだ。

    ただ”知る”ことと”体験する”ことには大きな隔たりがある。

    そして本書の中で作家として紹介されている人たちはとても生き生きして素晴らしく、眩しく見える。

    自分の人生における”何か”を表現し、形にする媒体としての本。本を作ることによって、何かに区切りをつけ、次へ進む。

    自分もそうしたことへ憧れがある。

    本を作ることは私の夢の一つだ。そしてそれを叶えるなら、藤原印刷がいい。そう思う。

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    2026年04月16日
  • 本が生まれるいちばん側で

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    一人の女性タイピストがはじめた印刷会社、藤原印刷。松本市にある印刷会社の兄弟がこの本を作ってくれた。
    印刷→心刷→クラフトプレス、個性豊かなホン、ホンづくりを紹介してくれている。自分に何かコンテンツがあれば・・・.。

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    2026年01月23日
  • 本が生まれるいちばん側で

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    本書の中でも紹介されているように、この本自体がいろんな紙の素材を組み合わせて作っていたり、文字の色を何色も使っていたり、本づくりの奥深さを教えてくれます。

    藤原兄弟のお二人の言葉の熱さ、「本をつくる楽しさ、本づくりを通じて自分を表現する面白さを伝えたい!」という思いが隅々にまでギュッと詰まっています。

    各地のZINE FESTも年々拡大しているというから、このクラフトプレスの世界は、今後ますます人気が高まりそうに感じました。

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    2026年01月23日
  • 本が生まれるいちばん側で

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    自費出版のように自分で本をつくりたい!という思いのある人にぜひ読んで欲しい一冊。
    自分でも本を作ることができるかもと思える内容で、目標を持つことができました。
    本に対する思いが熱く伝わってくる一冊です。

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    2026年01月22日
  • 本が生まれるいちばん側で

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    zineやリトルプレスを作ってみたいけど作れない。そんな気持ちを抱えているもんで、ステキなリトルプレスを見つけるとますます自分の中のハードルが上がって、やる気が湧くどころか削がれてしまうことが最近多かったのだけど(この時点でややこじらせている。笑)、この本はなぜか作りたい気持ちにさせてくれる。等身大の作り手の悩みやエピソードがあるからかな。漠然とした本づくりのプロセスも、整理してあって、自分が何から取り組めばいいのかが見えてきた気がする。

    作ってみたいけど、二の足を踏んでいる方に、ぜひおすすめしたいです。

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    2026年01月11日
  • 本が生まれるいちばん側で

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    それぞれの著者さんとのエピソードひとつひとつが温かくて、優しい。どのエピソードからも、本づくりへの熱意が伝わってくる。印刷会社の本だけあって、カバーや表紙だけでなく、章ごとに紙やインクを変える工夫が凝らされていて、印刷の見本帳のようになっているのも面白かった。
    自分でもいつかは本を作ってみたいかも?と思ってしまったどうしよう。

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    2025年12月21日
  • 本が生まれるいちばん側で

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    前向きな気持ちにしてくれる本!って感じですね。
    熱意を持って本を作りたい人たち。その気持ちを読んでるだけで、元気な気持ちが伝わってくるような。
    いいなー、自分の本かぁー
    私は何も思い浮かばないんだけど、
    そのみなさんが作った本を手にしてみたい!
    という衝動にかられて
    「100年後あなたもわたしもいない日に」をポチッと注文してしまいました。
    とりあえずその1冊だけ。
    でもほんとは、
    本屋さんで偶然見つけて、わー何この本!っとウキウキしながら買いたい。

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    2025年12月20日
  • 本が生まれるいちばん側で

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    本ができるまでと藤原印刷のこれまでのこと、出版してきたZINEや作り手の人たちと歩みも読んでいてこういうことができるのかという発見と、個人的には第3章と第4章がとても熱い内容で面白かった。作り手に寄り添う姿が本当に藤原印刷のあり方を象徴していると思う。

    「おわりに」にある土門蘭さんの言葉も印象的だった。

    『芸術とは精神の自由を担保するもののはずなのに、本を出すためには権威の判断に委ねないといけない。評価され、認められ、選ばれなくてはいけない。それはおかしいんじゃないか。自由になりたくて書いているのに、なぜヒエラルキーに取り組まれ、不自由を甘受しなくちゃいけないんだろう?』

    「本を作る」ということは思っていたよりも自由で実は遠い世界の話ではないんだなと思った。自分も本はよく読む方だとは思うけど、これを読んだからにはその内「作る」側にもなってみたいなと思う。

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    2025年11月12日
  • 本が生まれるいちばん側で

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    「自分のため」の本づくり、
    「本づくりの工程を味わう」本づくり、
    「『値引きしてくださいね』などと強いたりはしない」本づくり。

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    2025年11月04日
  • 本が生まれるいちばん側で

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    自費出版とは違う、ZINEやリトルプレスという言葉を聞くようになったが、右肩下がりの出版でも、自分の好きを本にするという、出版社を介さない推しを形にする出版が話題になっている。

    そんななか、本書を手に取ってみたが、本は情報という側面もあるが、モノとしての価値もあると痛感させられた。

    長野県は農民文学や民芸品が有名だが、ぜひ民芸品のようなクラフトマンシップを感じてもらいたい。

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    2025年10月16日
  • 本が生まれるいちばん側で

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    #ヨンデルホン
    #本が生まれるいちばん側で / #藤原印刷、#田中裕子(#ライツ社)
    本を作る理由って、たくさんあるんだな。今まで考えたこともなかった。「注文住宅」って例えに頷き、「綴じ方」に心が揺れた。えっ、本って、めっちゃアイデンティティじゃん、塊じゃん!本当に今まで考えたことがなかった。

    指示書に書かれた『はじめてのZINE』、これにはグッときた。ウルッとしちゃった。これぞ、まさしく「心刷」の真髄、いや”心髄”か。『N magazine』の話も痛快だ。"作業ではなく仕事になる"という言葉も印象深い。

    この本を手に取った時に思ったことの、いわば"答え合わせ"が第4章に書かれていてスッキリ。
    本づくりの答えは1つじゃないから面白い、そんなことを思った。いい話、いい言葉が多かったので、気づけば付箋のステゴザウルス。

    本の中身を作るのは面白そうだと思っていたが、本そのものを作るのも、めちゃくちゃ面白そうじゃないか。読めてよかった。

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    2025年10月15日
  • 本が生まれるいちばん側で

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    本は時空を超えて、その瞬間を閉じ込めたまま読み手に届く。サイズから表紙、綴じ方や紙質、文字の色合いまでデジタルでは補いきれない領域がまだまだある。紙の本が好きなのは内容だけじゃなくて、それらのこだわりも感じ取れるからだと改めて。

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    2026年09月20日
  • 本が生まれるいちばん側で

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    嘘偽りない本を作りたいという気持ちはその人のものであって、誰にも邪魔されず、大切に、本当に作りたい本を作っているのがとてもよかった。
    伴走者に私もなりたい。

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    2026年05月04日
  • 本が生まれるいちばん側で

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    非常に面白かったです!

    昨年、紙に興味を持つ機会があり、少しだけ紙について調べたのですが、そこから派生して、単に書籍用の紙と言っても、青みがかった白だったり、黄みがかった白だったし、ツルツルやザラザラなど、いろんな白い紙があるんだなぁと知りました。
    そもそも白でなければいけないという事もないし、紙によって印刷方法も異なるのだろうとも想像していました。
    今読んでいるこの本の紙は、なんという紙で、どこの印刷会社で刷られたのか?  
    知ろうと思ってもなかなか印刷会社までは、本には書いていない事が多い。
    そもそも、印刷会社で製本するのかと思っていたので、製本会社というものがあるのも知りませんでした。
     
    食べ物は、このお肉は何のお肉で、どこ産でとか、野菜もどこの農場で作られたかと書かれている事が多い昨今ですが、本に関しては、著者と出版社名しか表に出てこない。
    だけど、裏側では、編集や出版以外にも、紙を作る人、その紙を売る人、印刷する人、その印刷に使うインクを作る人、その印刷されたものを製本する人など…
    たくさんの人が関わっているのだなと、改めて知る機会になりました。

    この本も10種類の紙が使われています。
    パッと見の色が違うので、そこは分かるけど、もしも同じ色だったら、ページをめくるその指先で、質感を意識できるだろうか?

    私達は、見てるようで見れていない事がたくさんあるなぁと思いました。

    動こうとする人には、たくさんの運が味方する
    まさにその通り!
    意外と安く作れる事がわかったから、私もいつか自分の本を作りたい!と思った時は、運と藤原印刷さんに味方してもらおう!!

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    2026年01月03日
  • 本が生まれるいちばん側で

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    長野県松本市にある印刷会社の3代目による本作りへの熱い思い。そして、さまざまな思いから本作りに挑んだ作者たちの記録。
    ジャンルは違うけど、もの作りに携わる者として、いろいろ考えさせられてしまいました。

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    2025年12月04日
  • 本が生まれるいちばん側で

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    ZINEにあまり触れてこなかったので知らなかったけど、本作りの奥深さと、藤原印刷さんの本作りに対しての熱量を感じてとても良かった。

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    2025年10月22日
  • 本が生まれるいちばん側で

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    松本にある小さな印刷屋さんの、個人出版の本を出版した記録。

    Zine作ってみたいなーと思って手に取ったけど、10万円以下の予算でも印刷屋さんに出せるのか、と驚きました。

    どんな本文用紙で、どんな製本で、どのくらいの部数をすると◯◯万円です、という実例がでているのがわかりやすくてとてもいいです。(全ての本に予算がついているわけではないけど)

    この本自体もページごとに本文用紙が違っていたり、フォントや文字色も変わってたりするので、自分が本を作る場合はこの紙がいいかも、この文字色よりこの色の方が読みやすいなー、と自分が作るならどうしようとついつい考えながら読みました。

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    2025年10月15日
  • 本が生まれるいちばん側で

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    ●「自分のために本をつくる」という想いに応えてきた印刷会社の本づくりにかける心意気を記した本。
    ●本づくりの現場について知る。→商業流通とは違うけれども本づくりにおける印刷会社の役割を知ることができた。
    ●なぜ本をつくるのか? 「それは、本が手渡すことできる「モノ」だから、です」という言葉がとても印象的だった。「モノ」だからこその意味というのは確かにあると思う。他の印刷会社では「できない」と言われてしまうようなことも、アイデアを出して、工夫して実現してしまうバイタリティーがすごいなと感心した。営業の無茶ぶりに対応する現場は大変そうだけど。

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    2026年09月12日
  • 本が生まれるいちばん側で

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    ネタバレ

    この間、名刺を新しくすることになり、デザインを一新したうえで、印刷会社さんにお願いして、紙から選んで、印刷した。手軽に印刷できるネット系の印刷サービスもあるけど、こだわって刷った名刺は思った以上に素敵に仕上がって、ワクワクした。

    仕事柄、カタログやリーフレットなど、いわゆる“紙モノ”の制作も受けたりするのだけれど、いつごろからか印刷もまとめて受けることがほぼなくなった。
    ずっと仕事をしているクライアントも、ネットサービス一択で、お客さん側で印刷を発注しておしまい。管理画面を見せてもらったら、どうやら版管理とかをする機能もあるらしく、そりゃ便利だわ、という印象だった。安いしね。

    それでも紙にもこだわって作ると全然違う、というのはやっぱりどこか実感として自分の中に持っておきたいところ。

    この本は商業出版ですらなく、作りたい人がお金を出して作りたいものを作る印刷だから、こだわりっぷりもすごいし、そこまでやって「もの」として出来上がるのは絶対楽しいだろうなと思う。
    内容はほぼ事例集で、こういう人のこういう本をこうこだわって作りました、という話が続く。
    そこまでやるかー、そんなことできるのかー、また無理難題をー、という感じだけど、いいなー楽しそうだなーという気持ちが大きい。

    文章も軽くて読みやすく、分かりやすく、するする読めるけど、なんかちょっとクセがあるかも。個人的に少し引っかかるところはあったけれど、おそらく些末なもの。

    自分で作るならどんな本だろう。思わず脳内編集会議を始めてしまう。テーマの次に、紙や装丁から決めるのも、ありかもしれない。

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    2026年04月06日