藤原印刷のレビュー一覧

  • 本が生まれるいちばん側で

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    本ができるまでと藤原印刷のこれまでのこと、出版してきたZINEや作り手の人たちと歩みも読んでいてこういうことができるのかという発見と、個人的には第3章と第4章がとても熱い内容で面白かった。作り手に寄り添う姿が本当に藤原印刷のあり方を象徴していると思う。

    「おわりに」にある土門蘭さんの言葉も印象的だった。

    『芸術とは精神の自由を担保するもののはずなのに、本を出すためには権威の判断に委ねないといけない。評価され、認められ、選ばれなくてはいけない。それはおかしいんじゃないか。自由になりたくて書いているのに、なぜヒエラルキーに取り組まれ、不自由を甘受しなくちゃいけないんだろう?』

    「本を作る」と

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    2025年11月12日
  • 本が生まれるいちばん側で

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    「自分のため」の本づくり、
    「本づくりの工程を味わう」本づくり、
    「『値引きしてくださいね』などと強いたりはしない」本づくり。

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    2025年11月04日
  • 本が生まれるいちばん側で

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    自費出版とは違う、ZINEやリトルプレスという言葉を聞くようになったが、右肩下がりの出版でも、自分の好きを本にするという、出版社を介さない推しを形にする出版が話題になっている。

    そんななか、本書を手に取ってみたが、本は情報という側面もあるが、モノとしての価値もあると痛感させられた。

    長野県は農民文学や民芸品が有名だが、ぜひ民芸品のようなクラフトマンシップを感じてもらいたい。

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    2025年10月16日
  • 本が生まれるいちばん側で

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    #ヨンデルホン
    #本が生まれるいちばん側で / #藤原印刷、#田中裕子(#ライツ社)
    本を作る理由って、たくさんあるんだな。今まで考えたこともなかった。「注文住宅」って例えに頷き、「綴じ方」に心が揺れた。えっ、本って、めっちゃアイデンティティじゃん、塊じゃん!本当に今まで考えたことがなかった。

    指示書に書かれた『はじめてのZINE』、これにはグッときた。ウルッとしちゃった。これぞ、まさしく「心刷」の真髄、いや”心髄”か。『N magazine』の話も痛快だ。"作業ではなく仕事になる"という言葉も印象深い。

    この本を手に取った時に思ったことの、いわば"答え合わ

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    2025年10月15日
  • 本が生まれるいちばん側で

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    ZINEにあまり触れてこなかったので知らなかったけど、本作りの奥深さと、藤原印刷さんの本作りに対しての熱量を感じてとても良かった。

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    2025年10月22日
  • 本が生まれるいちばん側で

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    松本にある小さな印刷屋さんの、個人出版の本を出版した記録。

    Zine作ってみたいなーと思って手に取ったけど、10万円以下の予算でも印刷屋さんに出せるのか、と驚きました。

    どんな本文用紙で、どんな製本で、どのくらいの部数をすると◯◯万円です、という実例がでているのがわかりやすくてとてもいいです。(全ての本に予算がついているわけではないけど)

    この本自体もページごとに本文用紙が違っていたり、フォントや文字色も変わってたりするので、自分が本を作る場合はこの紙がいいかも、この文字色よりこの色の方が読みやすいなー、と自分が作るならどうしようとついつい考えながら読みました。

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    2025年10月15日