藤原印刷のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本ができるまでと藤原印刷のこれまでのこと、出版してきたZINEや作り手の人たちと歩みも読んでいてこういうことができるのかという発見と、個人的には第3章と第4章がとても熱い内容で面白かった。作り手に寄り添う姿が本当に藤原印刷のあり方を象徴していると思う。
「おわりに」にある土門蘭さんの言葉も印象的だった。
『芸術とは精神の自由を担保するもののはずなのに、本を出すためには権威の判断に委ねないといけない。評価され、認められ、選ばれなくてはいけない。それはおかしいんじゃないか。自由になりたくて書いているのに、なぜヒエラルキーに取り組まれ、不自由を甘受しなくちゃいけないんだろう?』
「本を作る」と -
Posted by ブクログ
#ヨンデルホン
#本が生まれるいちばん側で / #藤原印刷、#田中裕子(#ライツ社)
本を作る理由って、たくさんあるんだな。今まで考えたこともなかった。「注文住宅」って例えに頷き、「綴じ方」に心が揺れた。えっ、本って、めっちゃアイデンティティじゃん、塊じゃん!本当に今まで考えたことがなかった。
指示書に書かれた『はじめてのZINE』、これにはグッときた。ウルッとしちゃった。これぞ、まさしく「心刷」の真髄、いや”心髄”か。『N magazine』の話も痛快だ。"作業ではなく仕事になる"という言葉も印象深い。
この本を手に取った時に思ったことの、いわば"答え合わ -
Posted by ブクログ
非常に面白かったです!
昨年、紙に興味を持つ機会があり、少しだけ紙について調べたのですが、そこから派生して、単に書籍用の紙と言っても、青みがかった白だったり、黄みがかった白だったし、ツルツルやザラザラなど、いろんな白い紙があるんだなぁと知りました。
そもそも白でなければいけないという事もないし、紙によって印刷方法も異なるのだろうとも想像していました。
今読んでいるこの本の紙は、なんという紙で、どこの印刷会社で刷られたのか?
知ろうと思ってもなかなか印刷会社までは、本には書いていない事が多い。
そもそも、印刷会社で製本するのかと思っていたので、製本会社というものがあるのも知りませんでした。 -
Posted by ブクログ
松本にある小さな印刷屋さんの、個人出版の本を出版した記録。
Zine作ってみたいなーと思って手に取ったけど、10万円以下の予算でも印刷屋さんに出せるのか、と驚きました。
どんな本文用紙で、どんな製本で、どのくらいの部数をすると◯◯万円です、という実例がでているのがわかりやすくてとてもいいです。(全ての本に予算がついているわけではないけど)
この本自体もページごとに本文用紙が違っていたり、フォントや文字色も変わってたりするので、自分が本を作る場合はこの紙がいいかも、この文字色よりこの色の方が読みやすいなー、と自分が作るならどうしようとついつい考えながら読みました。