エマ・ブラウンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
だいぶ読むのに時間がかかってしまった。おそらく期待していた内容とやや違っていたからだと思う。男児をいかに性暴力の加害者になることがないように育てるかみたいな内容を期待していたんだけど、被害者としての男性の立場もいろいろ書いてあった。
もちろん、男児・男子・男性が性暴力の被害者になることもあり得るんだけど、この本で書かれている大半が男子間の悪ふざけ~いじめ的なもので、それは同性間で何とかする問題だと思う。一方で、アメリカだとこんなもんなのってくらい、高校生や大学生の男子が女子に対して性暴力や同意ない性交をしている状況も書かれている。被害者としての男子と、加害者としての男子が一緒くたに書かれていて -
Posted by ブクログ
イエットアナザー男の子育て本。チェリーピッキングみたいなのにもとづいた理想と妄想の話であり、アネクドータルな智恵さえ含んでないように思う。こういうの読むたびに、思春期男子の内的な視点からしたら世界はどうなのか、みたいなのに関心もってほしいと思う。
著者の経歴はよくわからん。
Education: Stanford University, BA in anthropology; University of Alaska Southeast, MA in teaching; University of California at Berkeley, MA in journalism
Emma -
Posted by ブクログ
性暴力の対象は、女性だけではない。男性が被害者になる事だってあるのだ。とりわけ、学校内での男子同士の性的な暴力行為。悪ふざけで済ませてきていた気もするが、確かに、身近に存在する〝いじめ“でもあり〝犯罪行為“だ。
男子の闇。男が泣くな!と言ったのは蓮舫だったか。私自身、男の子には強く逞しく、弱者を守れるように育って欲しいと思うが、それはステレオタイプの刷り込みなのか。LGBTを認め、ジェンダーレスを目指す社会において、男らしさの境界線の見直しが求められるが、簡単な事ではない。女性を口説く事がセクハラにも当たるかも知れない。ルールを見直す意識が高まっているが、ルールの見直しは、解釈の多義性からも