マーティン・ヴィケルスキーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
The Internet of Animals
©️Martin Wikelski, 2024
タイトルとか装丁から
所謂バイオロギングを使った、動物と動物とか環境とかの内容を期待して
手に取る人が多そうで、そこだけを読みたいなら
ちょっとガクっとくるかもしれん。
本書、宇宙に世界というか地球規模の追跡装置を打ち上げる計画の話。
まだ、実現してもない。
もちろん、現行のバイオロギングの個別例だとか、
携帯電話の電波をつかった追跡でできないことなんかももちろん読めるが、
この本は、ICARUSプロジェクト
International Cooperation for Animal Research Using Space
宇宙を利用した動物研究のための国際協力
この計画のための、現場でのリサーチとか、内容とか。
それなりに面白かったが、
終盤が、ぐだぐだになっているのが残念。
色々な人間にとって有益な情報が見込まれる
人間以外の生き物の行動学
今はまだ、バラバラ情報だが明確に意図した情報を
読み取れるようになるのもそんなに遠いことではないのかも、、
と思うねぇ。
そんなタイトルではある。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ動物たちのインターネット
動物追跡技術「ICARUS(宇宙を利用した動物研究のための国際協力)」プロジェクトを主導した生物学者が、イカロス以前のアナログ電波による動物たちの追跡から始まり、イカロスプロジェクトでの国際協力の困難や挫折などのエピソードを交えて、動物追跡技術が今後もたらすであろう人と動物が共存する地球という概念(念願)を語った本です。
宇宙開発のような華々しくだれにでも成果がわかる研究ではないですが、研究の技術や仕組みの基盤を整えることの大変さと重要性を教えてくれます。
現在、多くの天文台が連携することによって巨大な天文探査システムが稼働していますが、それと同じように動物たちの意外な行動や地球環境に与える相互作用などが明らかになっていくことを期待しています。
でずが、ちょっと残念なのが、著者の思い込みが強いための不正確で科学的とは言えない描写などが散見されることと、楽観主義に基づく未来予想など竹蔵的にはちょっと同意できない点も散見されました。
インターネットというバックボーンが整ったことにより、WEBシステムが人の生活を便利に豊かにそして人の邪悪さを広めているように、動物たちのインターネットから様々なビジネスモデルや科学的発見が成されることを願っています。
なぜならこれからの科学的な大発見は今までの還元主義的な研究からではなく、複雑系やネットワーク理論などから起きると竹蔵は信じているから。
竹蔵 -
Posted by ブクログ
動物にタグをつけ、生態を追うことで保護や人間生活への応用などに役立てようとする研究者の話。
そもそもはアナログ的に行なっていたが、衛星から追えるように開発していく過程を追う
あまり生物学の本など読まないのだけど、なんだか気になって手に取った。
ドキュメンタリー映画観たような気分、なにかをなす人というのはものすごい我慢強さがあるのだな
それにすごくバイタリティがある
衛星による追跡が可能になったことで、これから色々なことがわかるようになるんだろう
地震や噴火予知の方、早めに…
何事もそうだけど、こういった研究をしている頭の良い人々がいるから、人類は発展してきた
暗い話ばかり耳にするけど、他方ではよりよい未来を垣間見れるような発明も多々あるということを忘れずにいたい
最後にもうひとつ、作者の、ロシアには世話になったがコンチクショウ!感が随所にあってよかった。