浦出美緒のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
あなたにとって“死”というとどんな印象があるだろうか?
この本は、タナトフォビア(死恐怖症)の著者が、医師、宗教社会学者、神経科学者、哲学者、作家の方々とと話をして「死ぬとは何か」というのを考えていくという内容。
まさに、自分の死生観を見つめ直す時間となる。
この本を通じて、わたしが感じたことを深掘りしていく。
“死”というと自分がこの世から消えていくのだが、本書を読むまでは怖いか怖くないか?という考えのところで終わっていた。
しかし、読み進めていく中で、肉体の消滅、思考や思想の消滅など死の定義は人によって違うということが分かった。
個人的な考えで言うと、死に対する恐怖は少ない。
し -
Posted by ブクログ
自分は死にあまり恐怖を感じないので
目からウロコの考えが多く、
読んでいて楽しかった。
特に私は作者が恐れている自己の喪失に恐怖がなく、
自分より周りの人が死ぬほうが怖い。
生きている間に出来ないことが増える方が怖い。
これは私が他者評価に依存してるからだと思う。
だからこそ脳をコンピュータに移動させて
自己を保つ仕組みにはゾッとしてしまった。
死は自己を損なえる唯一の手段なのに。
その有無を言わせぬ平等さ、
素晴らしさが希死念慮を高めるものなのに。
貴志祐介さんの親子関係と心理学の話には
深く共感し、首がもげるほど頷いた。
私が無償の愛だと確信していたものの正体は
まさにそれなのだと思う -
Posted by ブクログ
タナトフォビア
初めて聞いた言葉。
私は「死ぬのは怖くてたまらない」という
その気持ちは理解できない。
けれど死についての興味はあるし
向き合ってきていると思う。
なので読んでみた。
解決することが目的でもないのだろう、
どんな結論に至るのだろう、
私は死についてどう思ってるのかな、と
自分と対話しながら読み進めた。
著者は死の他に怖いものはないのかな?
私は輪廻転生を信じている、というか
きっと生まれ変わるんだろうなぁ、でも
ここ(地球)には帰ってこない人もいるんだろう、
なんて思ってる。正解はわからない。
対談している人たちの言葉がまた興味深い。
黒い家の作者、この映画はこわかった、ホ -
Posted by ブクログ
タナトフォビアという言葉を聞いたことはあったが、こんなに死に対する恐怖を整理したのは初めてのように思う。私自信、死ぬのが怖い。無になるからだ。その先、ずーっと、目覚めることなく、意識がなく、暗いとも寂しいとも感じることがない。存在がない。それなのに、世界は進む。この地球はどんな終焉なのだろう、どこまで発展するのだろう、そういったことが、せっかく生まれてきたのに1つも見届けられず死ぬ。保留のように終わったら教えてもらうこともできない。それが怖かったのだ。この本の中で、死は自分のものではないという言葉があった。死を経験するのは私だが、死を見届けることはできない。死というのは残された人たちが、実感す
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Posted by ブクログ
自分も小さい時から死ぬのが怖かった。
今でも怖い。死だけでなく時間が進むのも怖い。
この本を読んで何か真実を見つけられたわけではないが、ふと自分の子供のことを思った。
だいたいの人間が死に恐怖を感じるようになるのは5歳〜10歳。
もし自分の子供に「死ぬのが怖い」と言われたらなんと回答するかと思いながら読んだ。
その時は「死が怖いから生きることが尊い。だから生きているうちにいっぱい楽しいことをしよう」と言いたくなった。
第一章 予習する人
自分の死を自分で見ることができない。
自分の死を見るのは、実は周りの人ということです。
ご高齢になると、それがすごく深く身に染みていらっしゃる方が多くて、