【感想・ネタバレ】死ぬのが怖くてたまらない。だから、その正体が知りたかった。のレビュー

あらすじ

死とは何か? なぜ死は怖いのか?
医学×宗教社会学×脳科学×哲学×物語を手がかりに
“死恐怖症”(タナトフォビア)の著者が究極の謎に挑む!

夜、ふと「自分が消えてしまう」ことに息が詰まる。死んだら無になるのか、何かが続くのか――。死を最も目にする医師、神や超越者を探究する宗教社会学者、デジタル不老不死を目指す神経科学者、死を見つめ続ける哲学者、人生や生死を描き出す小説家、それぞれの追い続けた「死」とは何か? いつか必ず死ぬ私たちは、何を信じ、どう生きるのか。これまで語られなかった、「死」と「死の恐怖」への新たな答えとは? 死生観が一変する1冊。

※カバー画像が異なる場合があります。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

自分は死にあまり恐怖を感じないので
目からウロコの考えが多く、
読んでいて楽しかった。

特に私は作者が恐れている自己の喪失に恐怖がなく、
自分より周りの人が死ぬほうが怖い。
生きている間に出来ないことが増える方が怖い。
これは私が他者評価に依存してるからだと思う。
だからこそ脳をコンピュータに移動させて
自己を保つ仕組みにはゾッとしてしまった。
死は自己を損なえる唯一の手段なのに。
その有無を言わせぬ平等さ、
素晴らしさが希死念慮を高めるものなのに。

貴志祐介さんの親子関係と心理学の話には
深く共感し、首がもげるほど頷いた。
私が無償の愛だと確信していたものの正体は
まさにそれなのだと思う。

自分の死生観を見つめ直せる良い1冊だった。

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2025年11月28日

Posted by ブクログ

読み終わったあとに、死について考えすぎて難しく、不安定だった。
読み返せば受け入れられるかわからないが、
また挑戦したい。

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2025年10月20日

Posted by ブクログ

タナトフォビア
初めて聞いた言葉。

私は「死ぬのは怖くてたまらない」という
その気持ちは理解できない。
けれど死についての興味はあるし
向き合ってきていると思う。
なので読んでみた。
解決することが目的でもないのだろう、
どんな結論に至るのだろう、
私は死についてどう思ってるのかな、と
自分と対話しながら読み進めた。
著者は死の他に怖いものはないのかな?
私は輪廻転生を信じている、というか
きっと生まれ変わるんだろうなぁ、でも
ここ(地球)には帰ってこない人もいるんだろう、
なんて思ってる。正解はわからない。

対談している人たちの言葉がまた興味深い。
黒い家の作者、この映画はこわかった、ホント
ぞぞっとする人の悪意、異常性、
自分の死を考えるよりも怖いかも。
他にも哲学者、脳科学者の視点から
タナトフォビアで悩む?著者との対話が面白い。

ふと思ったのは、、、
藤井風と対談してくれないかなぁ。
なんて言うんだろう。


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2025年10月04日

Posted by ブクログ

死への恐怖は残ったままだけれど、5つの観点から死について考えられた良い機会になった
哲学の観点がわたしにはフィットしたかも
わたしの恐怖は凡庸だなと思うものの、またぼんやり怖いな〜と思ったらこの本を読み返したい

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2025年10月18日

Posted by ブクログ

推測は良くないけど、身内の死とかに遭ってるのかなと思った。死は誰もその後がわからないのだから、誰にも聞けない。想像して信じるしかないのではないだろうか?死が怖くなった時、よく立花隆氏の臨死体験を読んでいた。非常に興味深い本だった。

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2025年11月04日

Posted by ブクログ

死ぬのが怖いなんて当たり前だろうと思い読み始めてみたが、怖いと思う理由も度合いも人それぞれなのだと思った。
自分の恐怖心をちょっと俯瞰して考えるきっかけにはなった。

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2025年09月21日

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