レイニル・ユーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「ニューアベンジャーズ:ブレイクアウト」から張り巡らされた伏線により盛り上がる大クロスオーバー作品。スクラル人からの侵略の様子は非常に大規模で、人類全体で抵抗していくような雰囲気も相まって非常に魅力的。
現地では色々キャンペーンをやっていたようで、手の込んだ合成写真やイラストが多数掲載されている。
本作単体で読んでも、スクラルの特性を生かした「他社への信頼」を問いかける展開に魅力を感じる。しかしもちろんおすすめはここまでの作品を読んでからこの作品に触れることである。この作品で明らかになる事実をもってもう一度読み直すと今までの作品の見方が大きく変わってくることだろう。
今後の展開に大きくか -
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Posted by ブクログ
前巻『レボリューション』において判明した事実から、仲間をも疑うこととなったニューアベンジャーズの面々と、大勢のヴィランとそれを束ねる新進気鋭のヴィラン…といった面白い展開。通常なら大きな事実が判明した直後にその話を進めると考えられるが、そこにあえてヒーローものとしての王道を混ぜたことでヒーローとは何者か問い直す行為は非常に意味のあるものだろう。
しかしその二つの要素を進めるうえでどこかバランスが悪いのか、全体的な雰囲気が重苦しい。また両方を表現するために必要だったのか、「事後に語る」方式で物語を進めていくことも爽快感が薄いことに影響を与えているのだろう。せっかくわかりやすい展開にしたのだから