クリス・クレアモントのレビュー一覧

  • X-MEN:デイズ・オブ・フューチャーパスト

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    映画『フューチャー&パスト』の原作が収録されたX-MEN個人誌のクラシックな一冊。映画で興味を持った人にはそれほどお勧めしないが、X-MENそのものへの関心が高い人は必読の一冊である。

    この時期のアメコミの邦訳は入手するのが大変な中、それが入手しやすい邦訳で出ているのだけでもありがたい。しかも、それだけではなくサイクロップスの回想という形で「#1」…本当に最初の最初からどんな戦いを繰り広げてきたのかというのが事細かに説明される話が掲載されているのだ。その資料価値たるや。解説書ではここまで時系列順にはわからないので、ぜひ一読したいところだ。

    表題作の「デイズ・オブ・フューチャーパスト」編はな

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    2016年08月16日
  • X-MEN:デイズ・オブ・フューチャーパスト

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    クリス・クレアモント、話をこじらせる天才〜。そりゃ解説がメチャクチャな量にもなる。表題作から希有壮大な地獄編、一方孤軍奮闘のアクションサスペンスのクリスマス話までやっぱり稀代のストーリーテラーぶり。バーン&オースティンコンビの男っぽくも流麗なアートも魅力的。

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    2015年01月03日
  • ウルヴァリン

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    映画「ウルヴァリン:SAMURAI」の元となったエピソード。前書きにある情報を見るに、当時のウルヴァリンが野性的で凶暴であるから人気であった状況から、あえて「サムライ的」なキャラクター像を打ち立てた作品とのこと。当時の反発はものすごいものだったらしいが、そのあとの姿を読んでいる自分からするとこの時ふるった大ナタが今でもしっかり効いているのが分かる。マーベルの初めてのミニシリーズだというのも合わせ、非常に貴重な一冊だろう。
    秀逸なのは、当時の情報通信技術の中で、日本文化をよく理解していなければ書けないことが多いということ。日本をこういうレベルで描いてくれたからこそウルヴァリンは日本でも人気、とい

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    2017年08月16日
  • ウルヴァリン

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    「ウルヴァリン SAMURAI」の原作というか、原案ですね。
    まあ、未知の国、神秘の国・日本が舞台ということで、ツッコミどころはいっぱいあるのですが、それもふくめて面白いではないかと思います。
    時代が変わったので、映画の方がツッコミどころは少なくなってたと思います。まぁ、怪しいところと、怪しい日本語はいっぱいあったけど。

    まぁ、うかれているウルヴィにたたきつけられる最後の一言が、ちょっと、唐突で、衝撃的で、お前、ちょっとは疑問に思えよとか思いますが。
    あと、そこに、チャーリーいるのにわからなかったのかいとか思いますが。

    真理子と雪緒の対比も、映画でもよかったけど、こっちも良かったですよ。

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    2014年10月31日