イタイ・ヨナトのレビュー一覧

  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    SNSなどを用いて海外などから仕掛けられる認知線、影響力工作について、イスラエルの情報機関に長く勤務していた著者が分かりやすく現状を記載してくれている。日本としての対策は急務であることは間違いないが、それを政治的に成し遂げるには絶望的に日本社会に危機感が無く、難しいのだろう。その行く先がどうなるのか、暗澹たる気持ちになるが、著者も繰り返し言っている民主主義の難しさでもあるのだろう。願わくばこの一冊が多くの人の目に留まり、認知線対策の重要性が上がっていって欲しいと思う。

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    2026年09月21日
  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    ■キケロは「演出されたものほど、人の心に深く入り込み、聴衆の心の状態を作り上げ、それを動かす力を持ったものはない」と語った。
    ■「汚染水」。名前はメッセージを持っている。日本にダメージを与える影響力工作という観点から言えば、中国は非常に効果的な名称を選んだ。
    ■中国やロシアが展開している影響力工作の中には、子供だましのようなレベルのものが多くある。しかし、そんな程度であっても悲しいことに効果がある。
    ■中国の狙い。
    ①中国国民を日本との戦争に備えさせること。
    ②日本を弱体化させること(日本が中台間の戦争へ参戦することを阻止するため)
    ③国際的に日本を孤立させること(友軍、主にアメリカ軍を沖縄から追い出すこと。また、日本をアジアから孤立させること)
    ■目指すべきゴールは「十分によい」レベルに到達して、急速に変化する環境の中でそのレベルを維持すること。
    ■日本は「マインドセット」の入れ替えを
    ①日本に対して外国勢力による影響力工作が行われているという事実を知ること。政府だけでなく国民がこの攻撃の脅威を理解しなければ、そもそも話が進まない。
    ②そのような認識が日本国民の間に広まったところで、政治家がその対抗策のための法律を制定すること。
    ③政府はその法律に則って専門の部署や機関を立ち上げ、データを収集して対抗策を打ち出すこと。

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    2025年12月06日
  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    SNSを使った情報工作のテクニック系の話と思って読んでみたら、予想以上に濃厚。認知戦(人間の脳や心に働きかける戦争)の定義やその戦術、実際のケースや影響などが詳細に書かれている。それもそのはず筆者はイスラエルの諜報部員やアドバイザーを歴任された方で、その経歴や仕事内容がさらに気になった。

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    2026年06月01日
  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    中国が自国のアプリで情報規制してるのには中国のおえらいさん方が好きなようにできればいいと思ってしているのかと思いきやまさかの思想を統一させるためにやっていることには驚きでした。
    このままでは確実に中国は台湾侵攻を仕掛けてきますし、日本はそれに対応することはできないと思います。日本人は平和ボケがすごく、私たちは戦争と無関係だろうと思っているのかなと思います。
    この先不安ですが、後手にまわらないように動いていく必要があるなと思いましたね。

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    2026年05月24日
  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    影響力工作のカウンターは国民が平時に工作を受けてることを自覚することだと思うので、その点で有意義な本。あと筆者のスパイ自慢話が楽しい。イスラエルの民と官(軍)を行き来するキャリア柔軟性が羨ましい。この本自体がイスラエルの影響力工作の一部なのは差し引いて読むべき笑

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    2026年01月25日
  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    著者は元イスラエル諜報部員で現在はオープンソース・インテリジェンス(OSINT)を提供する民間諜報サービス企業を創業して国や企業へのアドバイスなどを行っている。「認知戦(影響力工作)」については「グレーゾーンの戦い」として認識はしていたが、著者による日本を取り巻く状況の分析に改めて現状の厳しさを確認させられた。
    例として「福島原発のALPS処理水」問題でわかりやすく説明いている。
    WHO飲料水基準の7分の1という水準でIAEAが安全性を確認したものに対して「汚染水」という名称でキャンペーンを展開した中国に対し、日本は評判を守るだけではなく、原発の冷却水を直接海に流している中国に対し、反撃しなければいけないと指摘している。さらに、中国は日本との戦争も想定したうえで、何年も前からあらゆるレベルでの認知戦を仕掛けており、日本の領土が攻撃を受けたにもかかわらず、日本が侵略者だとの認識が世界に広まる可能性すらあると述べている。
    本書は高市発言の前に刊行されているが、高市発言後の中国の対応はまさに著者の指摘の通りの展開と思える。

    【目次】
    序 日本は認知戦に備えよ 奥山真司
    第1章 これが認知戦だ
    第2章 クレイジーだけが生き残る、イスラエルの諜報機関
    第3章 中国 日本にいちばん近い脅威
    第4章 ロシア コミンテルンの謀略の系譜
    第5章 認知戦への対抗措置
    終章 残された時間は少ない
    おわりに 日本は「マインドセット」の入れ替えを 奥山真司

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    2026年01月16日
  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    いつもとは毛色の違う本を、ひょんなことから読んでみた。中国が分断や崩壊が大好きというのは、ロシアのことを同様に理解している欧州にあって非常に納得できる性格だ(欧州特にドイツは逆に、中国のことをそのように理解していない。性善説的や認識でいるのではと疑いたくなることも)。真実はひとつではないのだが、ディスインフォメーションはそのいくつもの真実にはカウントされない点は常に頭に入れておきたいと思った。

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    2026年01月03日
  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    インタビュー形式で読みやすい。奥山氏がラジオ等で述べていた内容の補強といった感じ。「認知戦」の認知とよぶべきもの以上の国家的な対応は、左右の論陣の中で果たして進行するのだろうか。

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    2025年11月29日
  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    世界は恐ろしいと思ってしまう。
    私のような『善良な市民(笑)』にとっては想像つかない世界だけど、実際に脅威は潜んでいて知らず知らずのうちに影響を受けているんだろうなぁと思ってしまう。

    形こそ違うけど、何年か前のコロナの茶番も『認知戦』だったのかなぁ

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    2025年11月27日
  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    イスラエル元工作員である著者の自分語りの部分が若干蛇足に感じるが、それでも認知戦に関する興味深い話が多かった。

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    2025年11月16日
  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    認知戦について実務経験をもとに書かれているのが参考になった
    てかこの人のキャリアすごすぎ
    認知戦への対抗措置の話が面白かった
    インテリジェンスが発達してる国と対抗することの難易度の高さを痛感させられた

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    2025年09月18日
  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    イスラエル国防軍と民間企業を行き来した筆者が、認知戦の概要から対抗措置について解説した書籍。認知戦は、言論の自由が守られ市民を監視する事ができない民主主義国家にとって弱い部分であり、権威主義にとって民主主義国家の世論を動かせる一つのツールであると理解した。民主主義を守りつつ認知戦をこなす事は難しい。本書の言う通り、SNSを見ていると同じ事柄を繰り返し主張するbotの様なアカウントが増えた様に感じるし、認知戦は確かに行われているのだろう。とにかく「役に立つ馬鹿」にだけはならない様に精進せねば。

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    2025年09月16日
  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    ●SNSを通じて人々の思考や感情を巧妙に揺さぶる「認知戦」の陰湿な手口を暴いた一冊。
    ●SNSを駆使した工作の手口と対策を知る。→影響力工作の実態を理解できた。
    ●認知戦とは、単なるウソの拡散にとどまらず、人間の脳や感情といった「認知領域」に働きかけて意思決定や世論を意図する方向へと誘導する恐ろしい戦争の形態のこと。私たちが日々触れる情報や感情的なバズの裏に、国家や組織の緻密な影響力工作が潜んでいる現実を冷徹に突きつける。知らず知らずのうちに自分の考えが良からぬ方向に誘導されかねないというのは空恐ろしい話だ。日常的に接する言葉の真偽を自覚的に見極める重要性を、改めて認識した。

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    2026年08月11日
  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    陸海空、宇宙とサイバースペースに次ぐ第6の戦場。それが「認知」、つまり人間の「脳」という。行動経済学や認知バイアスが好みでそっち系の書籍は読んできたが、いかに聴衆が影響力工作を受けているかがよく理解できる。日本はこの重要さに気付いていないのか、気付いていても人員不足なのか。書籍は途中から著者の自伝のように過去の回帰になり、これが全く面白くない。テーマとしては一読に値するだけに惜しい。

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    2026年03月29日
  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    認知戦について書かれてます。
    日本も取り組んだほうが良いですよって、書かれてます。

    イスラエルの人の著書です。

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    2025年09月27日
  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    認知戦に焦点を当てた著作。書かれている内容はそれほど目新しくない。インテリジェンス系の話は表面を撫でるだけにとどまっている。しかし、サイバー戦が進むことによって民主主義は果たして守られるのかという著者の問いは私の最近の問題意識に合致する。デジタルデモクラシーという、ある意味矛盾する「デジタル」と「デモクラシー」が結びついて機能するのかどうか。考えさせられる一冊ではある。

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    2025年09月20日
  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    現在、中国、ロシアを中心にSNSを駆使して人間の脳と心をターゲットにした手法が展開される。それは認知戦と呼ばれており、近年問題となっている。本書は認知戦がなされた例をあげ、日本も認知戦に現在巻き込まれていることを指摘する。また著者はこのような工作の対抗措置として、とくに教育が重要だという。本書の訳者も、民主主義制度における政治判断が、事実でなく感情に左右され過ぎることの危険性を説く。

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    2025年08月31日