栞葉るりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
古典の解説というよりは、『古典初心者の人に、古典の親しみやすさを伝えて古典の面白さを知ってもらう』ための本とのこと。実際に本のつくりとしてはあらすじや古典としての価値や評価を解説するというよりも、「面白いところをどう面白いか語る」というニュアンスが強く感じられた。
文章は平易。冒頭で本のスタンスを明確に提示し、面白い古典文学の紹介→それを愛する人々の話→有名作品の詳しい解説という順序もわかりやすかった。
内容だと『玉水物語』の解説で描かれる、雄狐が姫に恋して女中になるという奇抜な設定と、その献身ぶりはあらすじを読んでいるだけで感動するくらい面白かった。栞葉さんが本当にこの作品を面白いと思って -
Posted by ブクログ
ネタバレ栞葉るり嬢の初書籍。
るり嬢の古典解説動画はちょくちょく見てるんだけど、そこで見たことのない内容もあり十分に満足てきて楽しかった。
るり嬢も言ってるけど、古典が昔の人の「覇権コンテンツ」である以上、それなりに面白さは担保されているんですよ、っていうのは真理だな……。
『玉水物語』とかは結構最先端の癖で笑ってしまったり。意外とこういう話は時代を繰り返しているのかもしれない……。(さすが日本人だ。あいつら未来に生きてんな)
「(元素記号などの)覚えなくてはいけないことを擬人化して楽しく覚えよう」って考え自体は少し前からあったけど、「そもそも学問という分野は十分にエンタメ的ですよ!」と言う人が増