寺内康太郎のレビュー一覧
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ネタバレ2025年6冊目。
TXQのなかでは「イシナガキクエを探しています」がお気に入りなのでどんな感じなのかと。そもそも3で終わりで、4が追加だっていう構成もわかってなかったから、「へぇ〜」ってなった。書籍が解明編になるのかと思ったけど、実際追加の追加という感じ。濃くなってはいるけどふわぁっとしたところもあり、むしろふわあっとした裾野はこれでまた広がったんじゃねぇか感もあるので、うん、そわそわするねなんとも。ラストでいきなり心霊っぽく、というか都市伝説的になるのワクワクしちゃうな。すきよ。
でもここにきて大量のイシナガキクエが世に放たれてる可能性が出てきて、それを踏まえた上での番組初回への大量の目撃証言を思い出すと、ほんのり背筋が寒くなる感じあるね。あれもそれもぜんぶ“ホンモノ”のイシナガキクエだったのかも。イシナガキクエはもうすでに、あなたの隣にいるのかもしれない。わぁ。いいね。
あと、映像みてる分にはほぼほぼ働いてなかった神崎さんが、ちゃんとプロとして一家言述べてたことが判明して拍手したくなった。「このおじさんなんのためにここにいるんだ」とか思っててごめん。よっ!さすが元捜査一課刑事! -
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ネタバレ未だ不明瞭な点は残るが、より詳しい真相を知ることができて面白かった。
ある程度結末が書かれているため、人によっては考察の余地が無くなってつまらないという意見もあるようだが、私は真相を知りたかったため面白いと感じた。
TVerでのみ見れる4回目の放送の意図もわかり、またイシナガキクエの本体についても書かれておりなるほどと思った。だから写真が全て不明瞭なのかと。ただ、この写真を撮る意図はなんだったのだろうか。イシナガキクエの霊体を見つけ出し処置することが目的なのであれば、写真を撮らずにそのまま処置しても良さそうな気がするがそうしなかったのは、米原さんが写真を撮ることが好きだったからなのか。
またあの代理人を処置するときに手伝っていたのは某団体の構成員なのか?あの時はイシナガキクエを探し出し処置する目的が一致していたため米原さんと一緒に行動していたが、その捜索の様子がTVに映ることになったため殺害されたのか。まだまだ考察の余地はあるように思う。
他にも最後に現れた民家はゾッとした。なぜああいう文字は不安を掻き立てられるのだろうか。あそこまでイシナガキクエを恐怖し、逃げろと言う。そこまでイシナガキクエは恐怖の存在なのか。これまでの映像ではイシナガキクエ自体の怖さはあまり描かれておらず、ただ見つからない不明瞭な女の人というイメージしかなかったが、そこまで恐怖するのには何か理由があるのだろう。しかしそれは今のところわからない。うーん、何か危害が与えられるのだろうか。周りに不幸が訪れるのだろうか。そのあたりももう少し知りたい。
こういった作品は全て真相を書かず、相手の想像に委ねるところが面白い点のひとつなのだろうが、この話に関しては真相をとても知りたい。イシナガキクエとはなんなのか。どこが恐怖なのか。私もイシナガキクエの真相を解明したい。S子と同じように。 -
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ネタバレ2026年1冊目。★3.5。
最初から最後まで岸本悠美子さんがずっとこわい。前書きでは「岸本さんって誰だっけ??」だったけども、読み進めてくうちに「あああの怖い婆ちゃんかー!!」と鮮やかに記憶が蘇り、途端、前書きがあの声と口調でらくらく脳内再生。ごくごく当たり前のことを言うかのように至極淡々と喋るのが、なんとも不気味なのよね。後書きなんて、丁寧な言葉で書かれたただの恐喝じゃん。なんで妻の実家メモしてんのかと思ったらそういうことかい。怖いわ。顔の広い金持ち怖いわ。つか大森P、大森Pこんな本出していいんですか。危ないもんの片棒担いでませんか。貴方も個人的に150万くらい振り込まれたクチですか。ねえ。ちょっと。
あと、放送時には良樹くんにパーツが増えてることにまったく気づいてなかったんで、「そうだったの!?」って新鮮にびっくりしたな。罪判定で物理的にフュージョンしちゃう儀式こわすぎる。そんで強制的によく知らんおじさんとフュージョンしちゃった良樹くんが重ねて気の毒すぎるわ。その上最終的に矢代さんもべつに悪くなかったわけだから、もうまとめて気の毒しかない。悠美子さんは息子にこれ以上色んなオプションが増えてもOKなんだろうか。ところで腕が四本あるのはカイリキーだっけゴーリキーだっけ。ちょっと忘れちゃった。
個人的には、映像作品としても書籍としてもイシナガキクエの方に軍配が挙がったかなー。でもTXQシリーズは好きだから、今後もこやって書籍出たらたぶん買ってしまうわ。「魔法少女山田」こそよくわかんないで終わっちゃったから色々補填して欲しいし、「UFO山」は好きなやつだし道民としてより楽しかったからさらに深めたい。楽しみだなぁ。 -
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イシナガキクエを50年以上探し続ける男が自ら命を断つ。その取材に関わり、後に命を断った女性の兄が取材を継続する
番組を見ていなかったので、ひとつの「読み物」として読み始めた。「モキュメンタリーである」ことはよーく理解しながらも、ここまで気持ちがざわざわするとは想定外だった
モキュメンタリーものはときどき「嘘やん」となるストーリーもあるなか、この小説は「嘘やん」のスキを突かれてこちらの感情にうまく入り込んでくる感じ。「そんなことあるかい」と「嘘やろ?まじで」が交互にきて、感情が忙しかった
結局イシナガキクエとはなんだったのか
男はイシナガキクエをなぜ探したかったのか
それほどホラー要素はないように思えるが、この話が人怖から始まっていると考えるとこれほど恐ろしい話はない
これは「イシナガキクエ」に関わった男の、悲しい、究極の愛のお話だと、私は思う
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映像作品の補足としての書籍。
実際、映像作品だけでは不完全燃焼で想像するにもまだまだパーツが足りない感が多かったので、こちらの書籍により大分補足されてそれは良かった。
が、それでも全ての謎の答えが明確に提示されたわけではないので、若干の消化不良感は残る。
とはいえ、作品テーマ的にTV番組のモキュメンタリー故に
実際のTV番組で本当に作れたこと、そしてその高品質な映像のお陰で書籍にも画像をふんだんに明示でき、かつ映像へのリンク(QRコード)もしており
全体的にかなりクオリティの高いモキュメンタリー作品であると感じた。
映像作品を観た人は、一読することはオススメします。
想像だけでは難しい、もう少し踏み込んだ裏事情を知ることができます。