石原莞爾のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
40になろうとする頃にこの書をとってみたが。私にはそれほどの崇高さは感じられない。現代社会で平和論の先駆者 日本の敗戦を予言し復興を掲示しているとされているが、ヒステリックな政策論争の現場でヒステリックな対論 戦略上の批判をしているにすぎないと思う 確かに 日本の指導者として 一縷の可能性はあったとは思うし 外交論 戦争論は正しいしシナへの政策 アジア外交は支持できると思うしかし 米国への政策 予見は大量物質社会と重工業産業力 当時の先端科学のへの悲観的僻みの上での持久戦論
結果 東條でも石原でも日本の戦略的優位性を保持できなかったのではないだろうか