村田聡一郎のレビュー一覧

  • ホワイトカラーの生産性はなぜ低いのか――日本型BPR2.0

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    基幹システムを刷新する際に、PJ関係者が読むべき本です。ホワイトカラーと言われている方々も読むべき本です。

    個人技によるフィジカルな戦いから、ソフトウェアを活用したデジタルな戦いへ移行した。戦い方が変わってしまった点に経営層や幹部層などが気づけるか?気づけないか?にあると思います。

    ホワイトカラー層が扱う仕事は「情報」なので、データ加工やデータ抽出などは、ソフトウェアへ任せることができます。

    手作業によるExcelバケツリレーは無くさないといけないですし、ホワイトカラー層の仕事を職人化(属人化)させてはいけないです。より複雑な手作業(業務プロセス)にして価値をアピール人が生まれることにつ

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    2025年07月27日
  • ホワイトカラーの生産性はなぜ低いのか――日本型BPR2.0

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    仕事上での最近の私の問題意識とバッチリかぶる内容で大変に参考になるとともに頭の整理になりました。そうなんですよね…この著者のおっしゃる通り。

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    2025年07月22日
  • ホワイトカラーの生産性はなぜ低いのか――日本型BPR2.0

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    これは良書です。
    よくある「生産性・パフォーマンスの向上のための仕事術」ではなく、むしろ、ホワイトカラー(ブルーカラーも)は頑張っているし質も高い、という事実が土台となっています。
    つまり、ホワイトカラー「の」生産性が低い、のではなく、ホワイトカラーの生産性「を」低くしている”障壁”は何なのか、を非常に解像度高く説いてくれているので、読んでてあるあると首を縦に振ることばかりでした。
    個人・現場ではなく、むしろ経営・マネジメント層が読むべき本です。著者がSAPの方なので、結論としてはERPを導入して一元管理しろということなのですが、システムを業務に合わせるのではなく、業務をシステムに合わせる、且

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    2025年05月04日
  • ホワイトカラーの生産性はなぜ低いのか――日本型BPR2.0

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    仕事における「定型」「非定型」「グレーゾーン」を考える。定型の仕事をしてはならない。
    時間は代替の効かない唯一の資源である。その為、定型の仕事に時間を浪費してはいけない。
    定型の仕事はシステムにどんどん任せて、非定型の仕事に時間を費やす。
    グレーゾーンはその本質を見極める事が肝要であり、最適化を図っていく。
    その際に、常に顧客に向かった「全体最適化」を目指すこと。「部分最適化」には目を向けない事が重要。
    全体最適化を図れば、部分最適化が後退したり犠牲になる場合もある。そこに固執すると全体が最適化されず、結果として顧客に向けた生産性向上に繋がらないのである。
    木を見て森を見ずである。

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    2025年04月29日
  • ホワイトカラーの生産性はなぜ低いのか――日本型BPR2.0

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    痛感しました
    ・ホワイトカラーこそ生産性革命が必要
    ・エクセルバケツリレーをしていないか
    ・全体最適で取り組んでいるか
    ・定型業務、グレーゾーン業務は自働化
    ・今までの延長線上で処理するな

    近年、仕事のやり方が紙→システムに変わってますが、むしろ面倒になったり、ミスが生じやすい仕組みになっていると感じます。

    UXの視点を忘れず、本質的な生産性革命に取り組むことが必要と感じました

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    2025年04月27日
  • ホワイトカラーの生産性はなぜ低いのか――日本型BPR2.0

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    部分最適ではなく全体最適の重要性
    作者が日本の未来を諦めていないことが伝わった
    SAP社の方が書いているのでERPの重要性を訴える流れにどうしてもなってしまうが伝わる部分も大きかった
    目の前の課題解決ではなく先を見据えた変革を

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    2024年12月24日
  • ホワイトカラーの生産性はなぜ低いのか――日本型BPR2.0

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    ホワイトカラーのエクセルのバケツリレーは面白い。
    ちいさな成功体験に支えられた日本のホワイトカラー。
    <書評より>
    工場は少人数で回せるようになったのに、売上に比例して事務職員が増え続けなくてはならないのは、なぜなのか。
    複数の関連会社のシステムが個別に管理され、情報一元化のために膨大な労力を割かなくてはいけないのはなぜなのか――?

    ブルーカラーの現場では生産性アップが進んでいるにもかかわらず、ホワイトカラー業務の生産性は、思うように改善されていない。
    なぜ、日本企業のホワイトカラー業務は効率が悪く、生産性が低いのか。
    その理由は、多くの人(主に経営者)が、「ホワイトカラーの生産性を高める方

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    2024年11月18日
  • ホワイトカラーの生産性はなぜ低いのか――日本型BPR2.0

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    サボっているわけでは無いのにホワイトカラーの生産性はなぜ低いのか?その答えは経営者や管理者の働かせ方にあった。Excelのバケツリレー等、耳に痛いが共感できる内容が多い。全体最適につながらない業務はやめるよう、上から指示する必要があると理解した。

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    2024年10月13日
  • ホワイトカラーの生産性はなぜ低いのか――日本型BPR2.0

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     日本と比べて雇用に柔軟性がある欧米企業は、効率が上がって社員数が減らせる状況であれば当然そうする(P203~204を参照)。ホワイトカラーといえど例外ではない。定型業務しかやらない・できないホワイトカラーは(5章で詳述するように)デジタル時代にはコストでしかなく、そうした事務職が減っていくのはむしろ自然な流れであった。
     ただしこうしたシフトは10年以上の時間をかけて少しずつ起きたので、多くのホワイトカラーがいわゆるリスキリングし、「ヒトは非定型業務に特化する」という流れに対応していくことができた。企業の側もできるだけ解雇は避け、『他の仕事をしてもらうよう務めた。また、売上と利益が順調に伸び

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    2024年10月05日
  • ホワイトカラーの生産性はなぜ低いのか――日本型BPR2.0

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    ホワイトカラーの生産性が低すぎる。

    日本のブルーカラーは、すごい。
    JITが実現され、常にカイゼンにより、省人化圧力がかかっている。

    一方で、ホワイトカラーは、ソフトウェア化が遅れ
    ムダと有用の間のグレーゾーンな仕事が多数ある。

    全体最適の視点から、
    顧客への価値という観点から、
    ムダをなくし、
    定型化を徹底することで
    ソフトウェアにやらせる。
    結果として、非定型な価値ある仕事こそ人がやるようにする。

    少子化により、そもそも人が足りない今こそ、
    その人数でも回る仕組みを作るべし。

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    2024年07月31日
  • Why Digital Matters?――“なぜ”デジタルなのか

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    世界と比べて生産性の低さが指摘される日本。デジタルの特質とそれを踏まえた活用の仕方について、わかりやすく説明されていて、思わず自分の会社で実践したくなる。

    物をたくさん作ればそれぞれのコストがかかるが、デジタルであれば一度作ってしまえば、2つ目以降はほとんどコストかからないというのは、当たり前のようだが、デジタルの強みを言い表しているように思える。

    また、一企業に長く勤める雇用形態をとる日本が、例えば社内システムの構築においても、現状維持を最優先に考えるベテラン社員にいい顔をしようとして時に非効率的な選択をしてしまうのに比べて、プロジェクトごとに雇用される海外においては、目の前の限られた予

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    2021年07月03日
  • Why Digital Matters?――“なぜ”デジタルなのか

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    なぜデジタルなのか

    コマツは、もともとは夜中に建機が盗まれてATM強盗に使われていたものを、「盗まれたらエンジンをかからなくする」センサーを付けて、盗難を防止したのがきっかけ。そこにエンジンの稼働時間、燃料の残量や各センターを付けてコマツに送る仕組みにした。

    ※最初はクライアントの課題解決だった。

    エレクトロニクスに振り切る!という方針の中で、GPSを使って面白いことができないか?を議論していたが、再び本義回帰へ舵を切った。その時にエンジニアが手すきになり、自社開発できた。

    建機は頑丈に作られているが故障しやすい。1台の建機が止まると、現場全体を止めてしまうこともある。すると、その日に

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    2019年09月16日
  • ホワイトカラーの生産性はなぜ低いのか――日本型BPR2.0

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    ブルーとホワイト両方が同じ組織にあり、
    ホワイトの人数が圧倒的に多く、
    ブルーの人数がどんどん減らされている。
    改めて、考えよう。

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    2025年06月15日
  • ホワイトカラーの生産性はなぜ低いのか――日本型BPR2.0

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    ネタバレ

    トヨタ生産方式は、機械化→自働化→省人化→少人化、の順で進む。最後は人数を減らすこと。
    ホワイトカラーの仕事では古いものを無くすことは難しい。添付ファイルのPPAP(パスワードを別メールで送る)など。一度始めると無駄とわかっていても辞められない。

    少人化はホワイトカラーの仕事には適用されない。グレー損業務があって、その増減で人の仕事を調整するから。パーキンソンの法則=仕事時間いっぱいまで仕事はかかる。
    会議は原則ではなく例外。
    仕事はPCを通して行っている職種。
    Excelのバケツリレーという無駄。
    日本のカイゼン文化が生産性の上昇を不可能にしている。
    部分最適の山は全体最適にはならない。

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    2024年12月12日
  • Why Digital Matters?――“なぜ”デジタルなのか

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    経営者向けに書かれた本。
    現場の人間であっても、経営者目線を持つに越したことはないので、読んで良いと思う。
    日本と世界の業務システムの差が分かる。

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    2021年06月15日
  • Why Digital Matters?――“なぜ”デジタルなのか

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    ネタバレ

    ◆インダストリー4.0
     カイゼンだけでなく、工場の前後工程をデジタルでつなぐ

    ◆デザイン思考とは
     手法ではなくマインドセット(考え方)
      GE
      MRIをアドベンチャーに見立てたラッピングで
      安価に子供の恐怖心を無くす

     ①課題解決の手段
     ②顧客の立場
     ③プロトタイプ志向

     合理的判断は破壊的イノベーターン負ける

    ◆SAP
     「多言語・多通貨・多制度」で発展
     
     Place  新規事業は場所を切り離す
     People  外部の人材
     Process 思考のフレームワーク

    ソフトは作るから使うへ
     パッケージソフトを組み合わせて使う
     カスタマイズを避ける
      コスト

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    2019年03月09日
  • Why Digital Matters?――“なぜ”デジタルなのか

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    ネタバレ

    ややSAPの宣伝色があるが、今のビジネスの向かっている方向を事例中心にさらっと読める本。自社の比較優位+デジタル技術で今のビジネスを改善するのではなく、新しい価値を提案するべし。(1)Marginal costがゼロ、(2)リアルタイム、(3)キャパシティ無限、(4)データが残る→予測、(5)自動化によりパーソナライズ可能というデジタルの特性+ものを切り売りするのではなく、ものがもたらす価値を継続的に提供し続ける仕組みを売るというシフト、オープンプラットフォーム化等の方向性がヒントとなる。後半のデザイン思考についてはいまいちよくわからないお題目的なことしかないので、別の本を。

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    2019年02月22日