中前結花のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
中前さんと同じく、とっても涙もろい私。
「涙をぽろぽろこぼしたエピソードを集めて1冊の本を作る」なんて、それを聞いただけで涙が出そうになってしまう。
エピソードの一つ一つに中前さんの思い出がぎっしり詰まっていた。涙には色々な種類があるのだなと改めて思ったけど、涙を流している時にいつもそっと寄り添ってくれる人がいて、その人達のくれる言葉がとても心に響く。それを忘れず大事にしている中前さんは、周りから愛されている人なんだろうなぁ。
どれも良かった中で特に印象的だったのは、「おひさま」。お母さまの気持ち、それをしっかり受け止めた中前さんの気持ちが切なくて、こちらまで涙ぽろぽろだった。
大人になっても泣いていいんだ。流した涙は宝物になるんだと肯定してもらえた気分になった。 -
Posted by ブクログ
やっぱり中前さんとわたしは似ていると思う。色んな涙をこぼしたシーンについての短編集だけど、いろんな言葉にしきれない涙の訳がたくさんあったんだなと読み終えて思う。なんて豊かな人なんだろうって。お母さんを思い出して、自分を自分で癒すことができなくて、なぜだか分からず流れる涙もあって。大事だと思う人から教えてくれたことはなんでも試してみるとか、涙した瞬間から人としてどんな変化があったのかも勉強になった。
9月3日を読んで、わたしが幼い頃に毎年通っていたおばあちゃん家の近くの公園で開かれる夏祭りのことを思い出した。もう10年以上は訪れていないおばあちゃん家、夜中突然にあの夏祭りにまた行きたくなってGoogleMapで遡る。キャラクターの袋に入ったわたあめとくじ引きでゲットした文房具を手にるんるんで駆け上がる坂が画面越しに出てきて、涙がぽろぽろと溢れる。
わたしはこれからもいろんな涙を流していくんだろうな。 -
Posted by ブクログ
【大人になったけれどもすぐ泣いてしまう人
泣くのを頑張って堪えている人】向け
中前さんのお母さまとのエピソードが毎回毎回温かすぎて涙がでる。
なんて素敵なお母さまなのか。
私も母になるので、こういう温かみのある、愛情あふれる親になりたいと思う。
大人になっても泣いていいんだ。
私を傷付ける人がいたらその人から距離をとっていいんだよと、背中を押してもらえた。
ぽろぽろたくさん泣いて、自分を大切にしてくれる人を大切にして頑張って生きていこう。
◾️心に残った文章
泣くのって、泣く人もそれを見ている人にもたくさんのエネルギーを使わせてしまうから、できるだけこらえたほうがいいのよ。
泣きじゃくるは自分も周りの人も大変に疲れさせてしまうから、極力こらえたほうがいい。
お母さんの前だけはいいけどね。
どうしても外で堪えきれない時は、しくしく、ぽろぽろ泣きなさいね。
私は愛されていたのだから、わたしはわたしを粗末にしてはいけない。
笑っていたほうがいい。
幸せでいたほぅいいと思うのだ。 -
Posted by ブクログ
ぽろぽろと涙をこぼしたエピソードを集めたエッセイ。
ぽろぽろの涙には、いろんな思いが詰まっていて…
悲しい思いばかりじゃなくて、切なかったり、ちょっと笑えたり…。
ドロップのようにぽろぽろとこぼれてくるのは、可愛いとも思える。
優しいお母さんの思い出もあるのだが、「神様のテスト」や「アドベンチャー」などはお父さんが面白かったりする。
「湿布のアイス」は、ひとりでバレエのレッスンに行った帰りに買ったアイスが、チョコミントで食べれなくて涙したことが、なんとも切なく思えた。
ちなみに私もチョコミントは苦手だ。
ぽろぽろの涙にはいろんな記憶があった。
それは温かい涙のように感じた。