中前結花のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
感情豊かな著者の「カラフルなガラス玉みたいな」エッセイを読みながら、自分の幼少期を思いだしながらトリップした感覚になった。
読んでいて楽しい!は初めての経験だ。
「泣いたって変わらないと言われたりするけど、べつにそんなつもりで泣いているんじゃあないもんね。この胸にあるのは、言葉にできるものばっかりじゃあないもんね」
ほんとその通り!
嬉しくてぽろぽろ、悲しくてぽろぽろ、悔しくてぽろぽろ、不思議な気持ちでもぽろぽろ。わたしもよく昔は、泣いているのを見られたくなくって、下ばっかり向いていたことを鮮明に思い出した。
その時は恥ずかしく、悔しいと感じていたけど、いまは読書以外心がほとんど動かず、全て -
Posted by ブクログ
中前さんと同じく、とっても涙もろい私。
「涙をぽろぽろこぼしたエピソードを集めて1冊の本を作る」なんて、それを聞いただけで涙が出そうになってしまう。
エピソードの一つ一つに中前さんの思い出がぎっしり詰まっていた。涙には色々な種類があるのだなと改めて思ったけど、涙を流している時にいつもそっと寄り添ってくれる人がいて、その人達のくれる言葉がとても心に響く。それを忘れず大事にしている中前さんは、周りから愛されている人なんだろうなぁ。
どれも良かった中で特に印象的だったのは、「おひさま」。お母さまの気持ち、それをしっかり受け止めた中前さんの気持ちが切なくて、こちらまで涙ぽろぽろだった。
大人になっても -
Posted by ブクログ
とてもとても良かった。
毎日少しずつ、大切に読みました。涙を流したエピソードばかりですが、優しい思い出とじんわり沁みる言葉に出会えました。
一編一編に感じ入り、心がほどけていくような心地よさ。なかでも「オトモダチ」が特に好き。優しさに包まれているみたいで、何だか泣きにそうなってしまいました。
自分の気持ちにしっかり向き合って、味わって、どんな感情も受け入れて考えて、動くことのできる中前さんは、とても繊細で柔らかい心をお持ちなのだろうなぁ。
自分の心の奥にある小さな感情の粒をもっと大切に、味わってもいいんだ。自分をもっと好きになれる。大人だから子どもだからとかなく、もっと伸び伸びそのままで -
Posted by ブクログ
心が動いた瞬間がたくさん詰まっていて、その暖かさが読んでるこちら側まで伝わってきて。
過去から宝物を掘り起こして、こんなふうに愛せるのっていいなぁと。
"そうなのだ。全部全部、言葉になってたまるものか。「感動」だなんて言葉でまるめたくない、そういう胸の高鳴りが、抑えきれないものが、ぽろぽろと涙になってただこぼれていった。"
"だれが見てくれてるんだろう?と思うようなことにも意味がある。こんなにやらなくても本当はいいんじゃないの?と思うようなことにも、やっぱりちゃんと意味があるのだ。"
"やっぱり天気はちっともわたしに関係がない。雨が降ろう -
Posted by ブクログ
ネタバレ毎回楽しにみしているエッセイ。
個人的に印象に残ったのは「スーパーマンじゃない」と「おひさま」の2つ。
「スーパーマンじゃない」はZINEにも収録されていたものだけど、改めて読んでみて、子供の頃はスーパーマンやらシゴデキな人はドラマのようなピンチの時に華麗に活躍する人だと思っていたけれど、大人になるとここで書かれている日常のちょっとしたことに対しても誠実にきちんと向き合える人なんだなと思い、ここに書かれている人のようになりたいなと思った。
そんな一編。
「おひさま」は読んでいて、中前さんはエッセイストなんだけど、いつかそれほど遠くない将来で、歌詞の作詞もしているんじゃないかなと思った。
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Posted by ブクログ
エッセイと言われるもので私が今まで読んだものは、贔屓の小説家が書いたものが多かったように思います。
なぜなら、エッセイは、書き手の人となりがわかっていないと読む気がしなかったからです。
でも、著者の中前結花さんのことを全く存じ上げないのに評判の良かった1作目の「好きよトウモロコシ」を読んでみたくなり、さらに2作目も読みたくなり、今回の3作目も読みました。
今回も言葉一つ一つが優しく紡がれていきます。
作品に登場する中前さんのお母様が中前さんに掛けていた言葉が優しく、そんなお母様の影響なのかなと思います。
読んでいたら、リリー・フランキーさんの「東京タワー、オカンとボクと、時々、オトン」に出てく -
Posted by ブクログ
やっぱり中前さんとわたしは似ていると思う。色んな涙をこぼしたシーンについての短編集だけど、いろんな言葉にしきれない涙の訳がたくさんあったんだなと読み終えて思う。なんて豊かな人なんだろうって。お母さんを思い出して、自分を自分で癒すことができなくて、なぜだか分からず流れる涙もあって。大事だと思う人から教えてくれたことはなんでも試してみるとか、涙した瞬間から人としてどんな変化があったのかも勉強になった。
9月3日を読んで、わたしが幼い頃に毎年通っていたおばあちゃん家の近くの公園で開かれる夏祭りのことを思い出した。もう10年以上は訪れていないおばあちゃん家、夜中突然にあの夏祭りにまた行きたくなってGo