中前結花のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
インスタで見つけて装丁が可愛すぎたのと、前読んだ「好きよ、トウモロコシ。」と同じ著者の人で気になって購入
最初の「はじめに」の部分だけでも好きを確信、
早く読みたい気持ちと、読み終わってしまうのが惜しい気持ちと、電車の中で読むとかじゃなくてお気に入りの場所でちゃんと味わいながら読みたい気持ちと。
とにかくわたしの"好き"がたくさん詰まった一冊だった
わたしも日記をずっとつけていて、こんなこともあったなあ、こんな気持ちだったなあと読み返してしまう
そして日々の小さな、些細なことでも気分が上がることや幸せなこと、モヤッとしたこと、なんでも残したくなるし、まさにわたしも「日々のお星さま」を集めてる
最近は、思い出たちを思い返すこと=過去にいつまでも縋ってる、というネガティブな思考になっていて、思い返すことってよくないのかなって考えてたときだったから、この本を読んで今までの自分をまるっと肯定してくれるような、ほんっとうに大切な一冊になった
わたしはエッセイが好きだなと、教えてくれた一冊
ずーーーーっと手元に残しておきたいし、もっと中前さんの本を読みたいと思った
「日々のお星さま」これからも集めていくぞーーーーーーー! -
Posted by ブクログ
平日に読むにもとてもいい
この本に描かれているのは、人生を変えるような大きな出来事だけではない。
旅先での出会い、家族との不器用なやりとり、季節を感じる服の色、時間の不思議な感覚。何気ない日常のなかにある、言葉にしておきたい瞬間たち。
それらを拾い集めて書き留めることで、見過ごしてしまいそうな日々が、少しずつ自分だけの宝物になっていく。
「終わりに」は、本全体を通して描かれてきた小さな出来事や感情の意味を、あらためて照らしてくれる文章だった。
日々を特別なものに変えるのではなく、日々のなかにあった特別なものに気づく。
それが、この本の伝えたかったことなのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
心がそわそわして疲れていたときに手に取った。温かいお話に心がじんわりあったまって、涙がぽろぽろ、ぼろぼろ流れて優しく洗い流された。読み終わりたくない。
毎日は過去になっていって、誰かに貰った優しさも、感謝の気持ちを伝えないまま小さくなって流れていってしまうんじゃないか。
小さい時の幸せな記憶、誰かに貰った言葉、優しい眼差しは今も大切に覚えていて、いつも思い出せる。きっと今感じてるありがとうっていう気持ちも忘れないしこれからだって大切に思えるんだ。そして感謝の気持ちはどこかで伝えたほうがいいんだ。
感謝も後悔も大切なドロップみたいに受け止めて、私の過去の大切を重ねて思い出せました。何回も読みたい。 -
Posted by ブクログ
中前結花さんのぽろぽろ涙したエッセイがたくさんつまっている。読みながら私までぽろぽろ泣いてしまった。
悲しい話も嬉しい話もあるのだけど、すべてがとても大切なキラキラしたお話。表紙のドロップを大切そうに両手のひらで受け止めているイラストがとてもぴったり。
中前さんは記憶力がとても良いようだ。中前さんの幼いころの思い出を読んでいると、自分の記憶も蘇ってくることがある。「オトモダチ」を読んで、私も幼稚園のお泊まり会に参加したことを思い出した。宇宙人は出てこなかった。
中前さんの本は読んでいて、とても幸せな気持ちになる。世界中の一人ひとりが誰かの愛する大切な人であることを思い出させてくれるのだ。世界にやさしくしたいと素直に思える。ココロの浄化作用があるようだ。
駅のホームの自販機で「キュービィロップ」を見かけた。この本を思い出してきゅんとした。
20260905 -
Posted by ブクログ
感情豊かな著者の「カラフルなガラス玉みたいな」エッセイを読みながら、自分の幼少期を思いだしながらトリップした感覚になった。
読んでいて楽しい!は初めての経験だ。
「泣いたって変わらないと言われたりするけど、べつにそんなつもりで泣いているんじゃあないもんね。この胸にあるのは、言葉にできるものばっかりじゃあないもんね」
ほんとその通り!
嬉しくてぽろぽろ、悲しくてぽろぽろ、悔しくてぽろぽろ、不思議な気持ちでもぽろぽろ。わたしもよく昔は、泣いているのを見られたくなくって、下ばっかり向いていたことを鮮明に思い出した。
その時は恥ずかしく、悔しいと感じていたけど、いまは読書以外心がほとんど動かず、全てに対してこんなもんだろうと諦めてしまっている自分だからこそ、感情の豊かさは人間の本質だとこの本であらためて気付かされた。
悲しいことに歳を重ねていくたび、周りの人たちや世間体を重要視してしまう。
わたしは日常生活で感情を出せない分、それぞれの世界に没入することができるから本を読んでいるのかもしれない。
これからはもっと読書をしながら、心の奥にある素直な気持ちを外にどんどん出していくことを、目標にしたいと思わせてくれた素敵な本。