中前結花のレビュー一覧

  • ドロップぽろぽろ

    Posted by ブクログ

    唯一無二のエッセイストだと思う。
    文章が可愛くて、力強い。内容もすごい頭に入ってきやすいとても綺麗な文章。

    涙、悲しみに関するようなエッセイ集なのに、頑張らないとと思わせてくれる。

    初めて読む著者さんなのに、知っていたような、近くにいたような感覚。
    「おひさま」の話が特に好きだったなぁ。

    誰かの言葉を大切にできる人、誰かに言葉を与えられる人でありたいとそんなふうに思った。

    0
    2026年06月20日
  • ドロップぽろぽろ

    Posted by ブクログ

    15篇すべてがお気に入り。滋養のある15個のキャンディを味わい、生きる活力を与えてもらった。温かく、大きく感情を動かしてくれる。その理由は著者の気持ちや想いが自分に響いているということもあるのだろうけれど、それ以外にも、文章のリズムが心地よくて読みやすいことも大きな要因だと思う。

    何度も何度も読み返したい。そしてその度に、ぽろぽろと涙を流したい。涙を流しながらも、必死に生きていきたい。

    0
    2026年06月20日
  • ドロップぽろぽろ

    Posted by ブクログ

    わたしは愛されていた。間違いなく愛されていた。いなくなっても、姿かたちは見えななっても、その事実は消えない。なかったことにはならない。

    だから、やっぱりわたしはわたしを粗末にしてはいけない。

    笑っていたほうがいいと思うのだ。しあわせでいたほうがいいと思うのだ。わたしはすごく「大切な人」だとわかったから。

    ふと思う。
    文章に価値があるということの不思議さ。優しくて、温かい文章を読むと心がぽわっと温かくなって、明日も生きようと思う。

    0
    2026年06月14日
  • ドロップぽろぽろ

    Posted by ブクログ

    とてもとても良かった。
    毎日少しずつ、大切に読みました。涙を流したエピソードばかりですが、優しい思い出とじんわり沁みる言葉に出会えました。

    一編一編に感じ入り、心がほどけていくような心地よさ。なかでも「オトモダチ」が特に好き。優しさに包まれているみたいで、何だか泣きにそうなってしまいました。

    自分の気持ちにしっかり向き合って、味わって、どんな感情も受け入れて考えて、動くことのできる中前さんは、とても繊細で柔らかい心をお持ちなのだろうなぁ。

    自分の心の奥にある小さな感情の粒をもっと大切に、味わってもいいんだ。自分をもっと好きになれる。大人だから子どもだからとかなく、もっと伸び伸びそのままで

    0
    2026年06月12日
  • ドロップぽろぽろ

    Posted by ブクログ

    心が動いた瞬間がたくさん詰まっていて、その暖かさが読んでるこちら側まで伝わってきて。
    過去から宝物を掘り起こして、こんなふうに愛せるのっていいなぁと。

    "そうなのだ。全部全部、言葉になってたまるものか。「感動」だなんて言葉でまるめたくない、そういう胸の高鳴りが、抑えきれないものが、ぽろぽろと涙になってただこぼれていった。"

    "だれが見てくれてるんだろう?と思うようなことにも意味がある。こんなにやらなくても本当はいいんじゃないの?と思うようなことにも、やっぱりちゃんと意味があるのだ。"

    "やっぱり天気はちっともわたしに関係がない。雨が降ろう

    0
    2026年06月05日
  • ドロップぽろぽろ

    Posted by ブクログ

    心に残ったエピソード

    「おひさま」
    読み終えたあと、こころがぎゅーと締め付けられるような感覚になった。
    母がいるのは当たり前。母の会話を流すように聞くのに自分の話は聞いて聞いてと一方的に話してしまうことが多い。
    母が何を感じて、何が好きで、何を伝えようとしてくれているのか、これからまだ話せるうちにたくさん知って行きたい。

    嬉しい、悲しい、辛い、寂しい、いろいろな涙の話をつなぎ合わせて、拾い集めて出来たドロップぽろぽろ。
    なんて素敵な本だろう。なんて素敵な人だろう。
    ずっと大切にしたい本になった。

    0
    2026年06月03日
  • ドロップぽろぽろ

    Posted by ブクログ

    「おひさま」を読み、聴いたとき、私の中には母がいて、だからこそ、笑顔で幸せで生きていくことが親孝行であると感じ、自分を大切にしていきたいと思った。

    おひさま
    最後の下駄箱
    オトモダチ

    0
    2026年05月24日
  • ドロップぽろぽろ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    毎回楽しにみしているエッセイ。

    個人的に印象に残ったのは「スーパーマンじゃない」と「おひさま」の2つ。

    「スーパーマンじゃない」はZINEにも収録されていたものだけど、改めて読んでみて、子供の頃はスーパーマンやらシゴデキな人はドラマのようなピンチの時に華麗に活躍する人だと思っていたけれど、大人になるとここで書かれている日常のちょっとしたことに対しても誠実にきちんと向き合える人なんだなと思い、ここに書かれている人のようになりたいなと思った。
    そんな一編。

    「おひさま」は読んでいて、中前さんはエッセイストなんだけど、いつかそれほど遠くない将来で、歌詞の作詞もしているんじゃないかなと思った。

    0
    2026年05月09日
  • ドロップぽろぽろ

    Posted by ブクログ

    エッセイと言われるもので私が今まで読んだものは、贔屓の小説家が書いたものが多かったように思います。
    なぜなら、エッセイは、書き手の人となりがわかっていないと読む気がしなかったからです。
    でも、著者の中前結花さんのことを全く存じ上げないのに評判の良かった1作目の「好きよトウモロコシ」を読んでみたくなり、さらに2作目も読みたくなり、今回の3作目も読みました。
    今回も言葉一つ一つが優しく紡がれていきます。
    作品に登場する中前さんのお母様が中前さんに掛けていた言葉が優しく、そんなお母様の影響なのかなと思います。
    読んでいたら、リリー・フランキーさんの「東京タワー、オカンとボクと、時々、オトン」に出てく

    0
    2026年05月08日
  • ドロップぽろぽろ

    Posted by ブクログ

    涙をこぼしたエピソードを集めた本ですが、悲しくも暗くもなく、どれもあたたかくて、本当に読んでよかった…という気持ちになりました。

    特に好きなエピソード
    「スーパーマンじゃない」
    「おひさま」
    「オトモダチ」

    0
    2026年04月27日
  • ドロップぽろぽろ

    Posted by ブクログ

    私も昔から泣き虫で、嬉し涙、悔し涙、言葉には言い表せない涙、どれもこれも体験してきたので共感できる部分も多く、あっという間に読めてしまった。
    頑張って堪えてもポロポロと涙が勝手に出てきてしまう自分を、子供の頃から情けないなぁ嫌だなぁこんな自分と思うことがあったけど、読み終わる頃には、些細なことで涙を流すそんな自分でもいいじゃないと思えるようになった。
    大人になっても、泣きたい時には泣くし、堪えようとしても流れる涙はあるし、涙に子供も大人も男も女も関係ない。
    涙がテーマのお話だけど、前向きになれる素敵な本です。

    0
    2026年05月05日
  • ドロップぽろぽろ

    Posted by ブクログ

    小説みたいなエッセイだと思った。
    時間が隔たった話のはずなのに、まるで今起きたことのように語るから。

    それでいて、自分の日常も、こんな風に語れるのかもしれないと思わせてくれる。
    本当は難しいことを、身近に感じさせてくれた、珍しい一冊だった。

    「涙を流した」エピソードが綴られている、この本を読みながら、私はじんわりと満たされた記憶より、感極まった記憶の方が鮮やかに残っている気がした。

    幼少期のトラウマみたいな体験。
    何か大切な人や物事との別れ。
    心が荒くれるような感情であったり、共感して思わず自分が持っていかれてしまうような。

    そういうことを、こつこつと、心にためてきた作家さんなんだな、

    0
    2026年04月28日
  • ドロップぽろぽろ

    Posted by ブクログ

    『好きよ、トウモロコシ。』『ミシンは触らないの』で話題のエッセイスト、中前結花さんの最新刊です。前の2作も気になっていましたが読まないまま、読むのはこの作品が初めてとなりました。
    が…もっと早く、他の作品を読んでおけばよかった!だってとてもおもしろいんです。

    エッセイでありながら、まるで小説のようにストーリーにのみこまれていく。あたたかくて、切なくて、ポロポロっと涙がこぼれる。そんな追体験ができます。

    実際私も、幼少期から涙もろくて悩んできました。すぐ泣く子ってめんどくさい、嘘くさいって思われるんじゃないかと気になって。そんな風に絶対思われたくなくて、必死に涙を堪えることが多かったと記憶し

    0
    2026年04月27日