中前結花のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
心がそわそわして疲れていたときに手に取った。温かいお話に心がじんわりあったまって、涙がぽろぽろ、ぼろぼろ流れて優しく洗い流された。読み終わりたくない。
毎日は過去になっていって、誰かに貰った優しさも、感謝の気持ちを伝えないまま小さくなって流れていってしまうんじゃないか。
小さい時の幸せな記憶、誰かに貰った言葉、優しい眼差しは今も大切に覚えていて、いつも思い出せる。きっと今感じてるありがとうっていう気持ちも忘れないしこれからだって大切に思えるんだ。そして感謝の気持ちはどこかで伝えたほうがいいんだ。
感謝も後悔も大切なドロップみたいに受け止めて、私の過去の大切を重ねて思い出せました。何回も読みたい。 -
Posted by ブクログ
中前結花さんのぽろぽろ涙したエッセイがたくさんつまっている。読みながら私までぽろぽろ泣いてしまった。
悲しい話も嬉しい話もあるのだけど、すべてがとても大切なキラキラしたお話。表紙のドロップを大切そうに両手のひらで受け止めているイラストがとてもぴったり。
中前さんは記憶力がとても良いようだ。中前さんの幼いころの思い出を読んでいると、自分の記憶も蘇ってくることがある。「オトモダチ」を読んで、私も幼稚園のお泊まり会に参加したことを思い出した。宇宙人は出てこなかった。
中前さんの本は読んでいて、とても幸せな気持ちになる。世界中の一人ひとりが誰かの愛する大切な人であることを思い出させてくれるのだ。世界にやさしくしたいと素直に思える。ココロの浄化作用があるようだ。
駅のホームの自販機で「キュービィロップ」を見かけた。この本を思い出してきゅんとした。
20260905 -
Posted by ブクログ
感情豊かな著者の「カラフルなガラス玉みたいな」エッセイを読みながら、自分の幼少期を思いだしながらトリップした感覚になった。
読んでいて楽しい!は初めての経験だ。
「泣いたって変わらないと言われたりするけど、べつにそんなつもりで泣いているんじゃあないもんね。この胸にあるのは、言葉にできるものばっかりじゃあないもんね」
ほんとその通り!
嬉しくてぽろぽろ、悲しくてぽろぽろ、悔しくてぽろぽろ、不思議な気持ちでもぽろぽろ。わたしもよく昔は、泣いているのを見られたくなくって、下ばっかり向いていたことを鮮明に思い出した。
その時は恥ずかしく、悔しいと感じていたけど、いまは読書以外心がほとんど動かず、全てに対してこんなもんだろうと諦めてしまっている自分だからこそ、感情の豊かさは人間の本質だとこの本であらためて気付かされた。
悲しいことに歳を重ねていくたび、周りの人たちや世間体を重要視してしまう。
わたしは日常生活で感情を出せない分、それぞれの世界に没入することができるから本を読んでいるのかもしれない。
これからはもっと読書をしながら、心の奥にある素直な気持ちを外にどんどん出していくことを、目標にしたいと思わせてくれた素敵な本。 -
Posted by ブクログ
中前さんと同じく、とっても涙もろい私。
「涙をぽろぽろこぼしたエピソードを集めて1冊の本を作る」なんて、それを聞いただけで涙が出そうになってしまう。
エピソードの一つ一つに中前さんの思い出がぎっしり詰まっていた。涙には色々な種類があるのだなと改めて思ったけど、涙を流している時にいつもそっと寄り添ってくれる人がいて、その人達のくれる言葉がとても心に響く。それを忘れず大事にしている中前さんは、周りから愛されている人なんだろうなぁ。
どれも良かった中で特に印象的だったのは、「おひさま」。お母さまの気持ち、それをしっかり受け止めた中前さんの気持ちが切なくて、こちらまで涙ぽろぽろだった。
大人になっても泣いていいんだ。流した涙は宝物になるんだと肯定してもらえた気分になった。