安達未来のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
あなたは、好きなおかずは最初に食べますか?最後にとっておきますか?
ちなみにわいは最初にちょっと食べて、残りを最後に締めくくる派です(質問の意図台無し)
というわけで、心理学の視点で見た「先延ばし派」と「前倒し派」について解説
まぁ、簡単にいうとタスク処理(やらなきゃいけなきこと)を前倒しにするか先送りにするかってことなんだけど、それぞれにメリット、デメリットがあり
決して対立するものでもないってことを数々の実験結果とともに紹介してくれてます
思いのほかがっつり学問
そして、「先延ばし派」と「前倒し派」の共存の方法についても解説
まぁそりゃそやろなってことばっかりなんだけど、そりゃそやろ -
Posted by ブクログ
何年か前に「サフラジェット」という原題の映画があった。イギリスで、権威に(時には命をかけて)抗いながら女性参政権運動に身を捧げた女性たちを描いた事実に基づく物語だった。階級社会であった当時のイギリス社会において、時に身分を超えて時代の常識や今以上の"ガラスの天井"にチャレンジする彼女たちの姿に胸を打たれた。
原題の「サフラジェット」とは、彼女たちの運動体を指す言葉なのだそうだが、このまま公開しても日本人には何のことやらわからないというので、日本ではオリジナルの邦題をつけて上映されたのだった。
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本書は「先延ばし」「前倒し」をテーマとしたタイムマネジメント、そしてタスクマネジメ -
Posted by ブクログ
先延ばしは必ずしも悪くない。前倒しも全てが良いとは限らない。
多様なタスクに溢れる中で、なぜ人は対応を先延ばしたり前倒しするのか。 本書は様々な実験も紹介しつつそれぞれの考え方を示してくれる。 前倒しという概念がここ10年くらいで研究対象になっているというのは、なかなか驚きだった。自分はどちらかと言えば前倒し派なので、簡単なものを片付けて頭をスッキリさせたいというのは凄く分かる、と思いながら読んでいた。
一方、嫌だからとあまり力を入れないのは、それはそれで問題というのは本書を読んでいて感じたし、先延ばしも締切をオーバーしない範囲でやるのなら良いのではないかとも、読んでいて思うことができた。 -
Posted by ブクログ
『締め切りより早く提出されたレポートはなぜつまらないのか』(安達未来著)を読む。刺激的かつ挑発的なタイトルである。
最近は以前より余裕を持って仕事を進めるようになった自分が、成長したと感じる反面、締め切りぎりぎりまでこだわる情熱やら努力やらを失っていないかと振り返ることもしばしば。現在の立ち位置を整理したいと思い、手に取った。
タスクを先送りにして取り掛かるのが遅いのが「先延ばし」であり、逆に、早く済ませてしまわないと不安であるという理由で必要以上に早く着手し、締切よりずっと前に仕上げてしまうのが「前倒し」。
これまで「先延ばし」による弊害は多くの人が指摘してきたが、「前倒し」にも良くな