えぬびいのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本の表紙に一目惚れ。
この神社が特別なのでは全然ない
気をつけていれば全国各地にある
所謂「ポツ神」約90社を
春夏秋冬、ドローンを使いながら
こまめに歩き、住民に取材し、
撮りまくり、紹介した本です。
どうしてポツ神が出来たのか。
戦国時代の軍事土木技術が転用され
谷間へ田んぼが広がったとのこと
平地に田んぼが広がったのは、
主には江戸時代かららしい。
ひと村に、ひと神社。
それは水不足、洪水、火事、不作
今日と明日を一所懸命生きていた
百姓たちの心の拠り所でもあった
基本道沿いに作られていた神社達
昭和中期に始まった圃場整備事業
一枚田んぼは大きくなったけど、
神社の場所を変えるは許され -
Posted by ブクログ
ネタバレ田んぼや畑などの耕作地にぽつんと佇む神社、略してポツ神の写真集。
春夏秋冬それぞれの季節ごとに様々なポツ神を見ることができて面白かった。
全ての神社ではないが、短くまとめられた神社紹介も興味深い。
神社によっては季節ごとの比較もできるようになっていて、その変化を楽しむのもよし。
巻末にはポツ神の成り立ちの解説や、有名どころの神様の紹介もあるので、写真以外も見応えがあった。
個人的に「水神社」という名前のポツ神が多いなと感じた。
実際は別の神社の紹介が多かったようだが。
あと東日本の神社の紹介に偏っていたのが気になった。
取材の距離的都合もあるのかもしれないが、西日本のポツ神の補充をお願いした