岸澤美希のレビュー一覧

  • やさしい民俗学

    Posted by ブクログ

    民俗学者の岸澤美希さんが、やさしく日常の習慣をキーワードに民俗学的な事柄を語った本。自分たちの暮らしの習慣に、どんな由来や人々の思いがあるのか、知れる一冊。特に、旧暦、二十四節気、新暦の解説は、節分、七夕、お盆、お月見の実施時期の疑問解消にとても役立つものでした。多くの事柄を取り扱う民俗学の入り口の本して、手に取ってみることをお勧めします。

    民俗学とは、私たちはどう暮らしてきたか、という問いに答える学問で、変わりにくいモノと変わりゆくモノを明らかにしていく。変化というものに注目したときに、ある日を境に暮らしが急激に変わることはなく、例えば竈・囲炉裏から、ガスコンロ、そしてIHヒーターもグラデ

    0
    2026年02月22日
  • 民俗学で考える 角川選書ビギナーズ

    Posted by ブクログ

    民俗学とは何かが分かりやすい。
    フィールドワークが研究の中心なのも、
    出てくる例から分かる。
    ただ、こういう学問はお金にならない。
    それでも大事な研究だと理解し、
    研究者を守る国であってほしいなあ。

    0
    2025年05月09日
  • 民俗学で考える 角川選書ビギナーズ

    Posted by ブクログ

    現代の日本に暮らすわれわれにとって身近な生活の諸現象を民俗学の観点から見なおすことで、そこに畳み込まれている歴史の深さとひろがりを知ることのできる入門書です。

    本書の巻頭のインタヴューで、著者の一人である新谷は、「「民俗学で考える」コツは、第一に、現在の私たちの生活がすべてではない、むかしからいままで変化している、そしてゆっくりとでも未来へ向かって少しずつ変化している、ということを考えてみる、ということです」と語り、柳田國男の「比較研究法」の意義を、このような観点からとらえなおしています。

    また著者たちは、民俗学の対象として、経済的な伝承・社会的な伝承・儀礼や信仰の伝承・言語や芸能の伝承の

    0
    2026年05月18日
  • 民俗学で考える 角川選書ビギナーズ

    Posted by ブクログ

    民俗学の概論的な一冊。最初の著者二人とインタビュアーによる対談が面白かった。
    こういう学問の入門書を読むと自分がその学問のどこに興味があるのかが分かって楽しい。私は子どもの遊びと都市伝説に関する箇所が面白かった。
    「おわりに」で各章の概説を述べているからそこから読むのもいいかも。

    0
    2025年08月05日