原子力安全システム研究所社会システム研究所のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ安全文化を何も知らない状態で読んだが、わかりやすく読みやすかった。
・安全とは、許容できないリスクがないこと。リスクとセットで考える必要がある
・リスクは発生頻度と危険度で程度をはかることができる。許容可否と対応策を何度も見直することが必要
・IAEAによると、安全文化の定義は「安全に関する問題にまず最初に注意を向けること」
・文化は3段階ある。一番深い3段階を変えないと文化が変わったとは言えないが、そのためには表層(1段階)から変える必要がある
・安全文化を醸成する上で、「個人の役割」「経営・管理の役割」「経営・管理の仕組み」が必要
・個人がresponsibility&accou -
Posted by ブクログ
む図。「第四章健全な安全文化の姿とは > (4)問題提起できる環境 > 懸念を提起しやすいシステムを作る」の「協力会社の作業員が現場で作業しているときに緊急事態が起こり、すぐに工場のコントロール・ルームに連絡して、運転中の機器を止めてもらわないといけないという状況に陥りました。しかし~(p122)」の事例を読んで、最近のニュースと少々リンクさせてしまった。全ての仕事を大きな会社が自社で行うというのは難しいというのもわかる。だからこそ、トップにくる大きな会社が管理体制を作ることが大切で。でも、トップって?その上には管理体制の基準や判定を行う行政がある。責任の所在と、現場としての仕事の進めやすさと