柳原浩紀のレビュー一覧

  • 群れから逸れて生きるための自学自習法

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    たしかSNSで見かけて、タイトルが気になって借りた本。タイトルからどの層に向けたものか分かりやすく、自分はその層ど真ん中だったのでとても好みの内容だった。

    学校というシステムがいかに多くのものを排除して扱いやすい人間を生産するものになっているかという批判がとてもいい。

    勉強することが、服従させようとするあらゆるものに抵抗する力になる。反抗して勉強しないことが、かえってもっと悪い服従につながる。

    実践編として、英語・数学・国語・社会・理科の勉強の進め方が書いてあり、自分のやり方と概ね同じだった。

    学生向けに書かれたものらしいが、言い回しが若干わかりづらいのが難点か。

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    2025年11月14日
  • 群れから逸れて生きるための自学自習法

    Posted by ブクログ

    主に中、高生向けの自学自習の本なのだけど、「群れ」から逸れて、学校で学ばずにという学びをするこどもに向けての本。これを手にとって実際に勉強をやっていく子は余程の意志のある子だと思う。ほんとうに勉強したいこども、もっとこどもの時に勉強すればよかったと後悔している自分のような人間にはガイドになるとは思う。

    読んでいてつくづく、文章を読む、ここからじゃないと勉強ははじまらない、と感じた。当たり前の事がなかなかできないのだなぁ。

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    2025年11月14日
  • 群れから逸れて生きるための自学自習法

    Posted by ブクログ

    群れから逸れて生きるための自習とあって、著者がくじらさんで、装丁にカモメ?。先ず、内容を良く解さぬまま、いわゆるジャケ買いで、勘違いして読み始めた所から書き出してみたい。これが、複数人で本の中身をワイワイガヤガヤ〝当てっこ“していたなら、少なくとも「群れとクジラ」は関係ないさそうだという事で、生物学の本ではないと気付く(私は生物学の本かと思っていた)。そもそも、帯に「学校が苦手で・・」と書いてあるので、学校の勉強の話だと分かっただろう。複数の〝気づきの目”とそれによる修正機能こそ、群れて学習することの利点と言えそうだ。

    他方、ソロモンアッシュの同調試験という有名な実験がある。これは、明らかに

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    2025年09月06日
  • 群れから逸れて生きるための自学自習法

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    “勉強の方法がわかっていること、それによって得られた知識があることは、自分の属している集団を冷静に見つめ、また知らない世界に対してひらかれていられる力を、あなたにくれるはずだ。あなたに勉強をしてほしいのは、あなたが近くて小さな関係性に依存させられたり、自分の異質さを怖がったりしなくてすむためでもある。”(p.135)

    “自分のやるべきことを持っていて、かつあなたのやるべきことを尊重してくれ、話したあとにも必ずひとりに戻らせてくれるような相手がいるのなら、それは本当に貴重なことだ。”(p.137)


    “学ぼうとするときには、「わたしはAだと思う」という重たい装飾を外して、「Aである」と言い切

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    2025年05月28日
  • 群れから逸れて生きるための自学自習法

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    不登校の子どもたちに勧めたい。
    昨日読んだ千葉ルーにも通じる本で、学ぶとは何かが書かれている。
    実践的な学習方法も載っていて役立ちそうだが、この本を手に取る層(教える側ではなく、群れから逸れて生きていきたいと思っている当事者)には蛇足のような気もする。作者は慶応と東大だしね。オルタナティブ教育の帰結が高偏差値の大学に入ることというのはなんだか貧しさを感じる。

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    2025年09月16日