古川斉昭のレビュー一覧

  • 泣かせますね、裁判長

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    人の人生を決める裁判官の言葉にさすがに爆笑はしないだろ。目をひくタイトルで思わす手に取ってしまったのは事実だけどセンスはないよね。
    裁判官の言った印象的なひと言集です。ひとがひとを裁くという事について考えさせられるものばかりでした。多少つっこみどころがある一言も著者がうまくまとめています。

    「罪は万死に値する」と言っているのに執行猶予になっている。心情的には重い刑を言い渡したいのに、量刑相場がそれを許さない「板挟み」になったとき、裁判官は被告人にキツいことを言いがち。それによって量刑の軽さとのバランスをとっているのかも。

    嘆願書を突っぱねて「嘆願書の量で刑に差をつけていいと思いますか。あな

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    2025年02月22日
  • 泣かせますね、裁判長

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    裁判の傍聴マニアでもない限り、普通の人は裁判
    というものを見たことがないのではないかと思い
    ます。

    新聞屋ニュースで見る大きな事件から、民事裁判
    まで、日々多くの裁判が行われています。

    そして判決を出す裁判官は当然厳格であり、私情
    を挟むことは全く無いと思われています。

    しかし違うのです。

    時には人間味溢れ、時には厳しく、裁判官である
    前に一人の社会人として言葉を紡ぐことがあるの
    です。

    それらの言葉を集めた一冊です。

    出版は2007年なので「ああ、あの事件ね」あれ
    はこういう判決になったのか。という結末も知る
    ことができます。

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    2025年01月22日
  • 泣かせますね、裁判長

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    この企画自体は面白いし、普段縁のなかった裁判の流れや、どういった罪に対しどのような刑が判決されるのか、など学びになった。
    ただ、大概求刑より少ない判決になったり(2割減が通例らしい)、ありえないと思えるほど軽い刑で終わってしまったりと、一般人の認識と離れているように感じる判決も度々ある。
    政治よりも遠く感じる裁判だからこそ、興味を持ったタイミングで学びを重ねていきたいと思う。

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    2024年09月23日
  • 泣かせますね、裁判長

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    初めて新書を読む人にも、読みやすくておすすめ。
    タイトルのような全ての内容が笑えるようなものではなく、心に響く説諭もある。

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    2025年06月09日
  • 泣かせますね、裁判長

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    裁判絶対見にいくぞ!と思いました。
    特に著者が推していた

    園尾隆司判事
    村上博信判事

    この両名は気になります、、、。
    裁判官もいろんなしがらみの中で、それでも人として裁判官として伝えたいことがあって、それをどうやって伝えようかと思慮に思慮を重ねて、日々頑張っていらっしゃるんだなぁと、その人間らしさに感動を覚えました。

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    2025年03月07日
  • 泣かせますね、裁判長

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    裁判官にも毛色があり、個性があるのを感じました。また、同時に、とても響く言葉、犯罪者に対して機会を与える言葉、様々な趣旨の言葉があり楽しめました。

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    2025年02月11日
  • 泣かせますね、裁判長

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    これは面白い!

    裁く方も人間なのだと、改めて思います。
    裁判官の言葉選びは、どのような内容でも知性を感じます。

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    2025年01月18日
  • 泣かせますね、裁判長

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    裁判傍聴のドキュメンタリー感が好きで時々読んでいる。
    事件の内容を知るのも好きなのだけど
    被告人、被害者、裁判官、関係者の人間らしさ出るところがまた面白い。
    この本は裁判官についても愛があって素敵だった。
    裁判官だって人間。裁判官ってめちゃくちゃ大変な仕事だわ。

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    2024年09月01日
  • 泣かせますね、裁判長

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    事件の判決をくだした裁判官の発言集。
    右ページに裁判の日時と裁判官の実名!左ページに著者の解説。
    と、見開きに収められていて読みやすい。
    事件を調べて詳細を知りたくなった。

    最高裁判所裁判官国民審査の投票
    いつもどうやって、判断するのか??と悩んでいた。この本は参考にできるかもしれない。


    ところで、大きな疑問が……。
    なぜタイトルが『爆笑』なの?

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    2024年06月14日
  • 泣かせますね、裁判長

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    「爆笑」ではないけれど、裁判官の血の通った言葉やその背景が紹介されていて非常に興味深く読んだ。
    自分が見聞きした覚えのあるような、世間を大きく騒がせた事件も多く紹介している。
    裁判所は単に法律に則ってお役所仕事的に無機質な判決文を出すところではなくて、一人一人の裁判官が苦悩したり情熱を注いだり親身になったりして対応されているーー当然かもしれないけど、そんなことを改めて思った。
    裁判に関する雑学的知識も得られるし、おススメできる本。

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    2024年06月09日
  • 泣かせますね、裁判長

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    ネタバレ

    私の中で新たなジャンルである新書にチャレンジしてみたいと思い本屋に立ち寄った。移動中に読む予定であったため、サクッと読めそうな本をチョイス。思った通りサクサク読めて、移動の時間がまだ全然余っている。本の感想としては、絶対的である法と人間である裁判官には、やはり多少なりの隙間があってそこからこの本に記載されているようなお言葉がでるんだろうなと感じた。タイトルの爆笑はなかったが、少し考えさせられる面白い本だった。

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    2024年05月12日
  • 泣かせますね、裁判長

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    4
    ドラマのような長台詞は中々無いにしても、
    被告人に叱咤激励を込めた一言や遺族の心情に寄り添うような言葉をかける裁判官は少なからず居るんだな。裁判の傍聴してみたいな。調べてみよー。

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    2024年06月03日
  • 泣かせますね、裁判長

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    裁判官は意外と自分の言葉で語る時があると知った。なんだかんだ法律や憲法だけに従って、判決などを言い渡さなければならないと思っていたので、よりストレス溜まりそうな仕事だと思った。また、たびたび亡くなった裁判官の名前と享年が出てきたが、比較的若くして亡くなっているのが気になった。

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    2024年03月22日
  • 泣かせますね、裁判長

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    タイトルに爆笑とあるけれど 、何度も胸が詰まり涙がこぼれそうになるページがあった。重版出来を32回も重ねている理由がわかる。人を裁くことの重責を担う裁判官。どんなに誠実に仕事をしても人から恨まれることがある。

    その重責ゆえに命を断つ裁判官がいらっしゃったり、犯罪に手を染める裁判官もいる。犯罪が多すぎるのだ。殺人、虐待、強姦、放火、酒気帯び運転致死‥毎日毎日裁判官は私達が目を背けたくなるような犯罪と向き合う。

    都市部の裁判官は常に300件以上の事件を抱えた状態だといい、最高裁の判事になると 数千件も抱えているという。膨大な仕事量を抱えた裁判官に、心から「お疲れさまです」と感謝したい気持ちでい

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    2024年02月06日
  • 泣かせますね、裁判長

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    とても興味深く読んだ。裁判にも、ましてや裁判官にも縁のない生活だが、この本を読んで、「裁判官も人間であり、犯罪の重さや被害者、加害者に心を痛め、加害者には更正を願い、被害者の無念に思いを馳せる」ということを感じた。

    紹介されている裁判官の言葉は、いずれも胸に響くものばかり(「爆笑」というタイトルがついているが、決して笑えるようなものではない) 。膨大な資料を読み込んだうえでこれらの言葉を紡ぎ出すまでに、どれほど悩み、心を痛めるのかと思うと、裁判官の仕事の過酷さを思わずにはいられない。

    それでも、このような人間的な裁判官が日本の司法を支えているかと思うと心強い限りだ。日本の三権分立がきちんと

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    2024年01月23日
  • 泣かせますね、裁判長

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    ネタバレ

    全然「爆笑」じゃない…タイトルにつられて気軽に購入したのに、内容はちゃんとしっかり裁判の何たるか、のお話でした。
    その中で、人が人を裁く難しさを実感。けど、交通事故の場合は、少しずつ新たな例を増やしていくつもりで、刑重くしてもいいのでは!?と思いました。

    あと、判決を出した後に自ら命を絶った裁判官もいた事にショック。責任感の強い方だったんですね。あの判断は間違えていなかったと天国で納得されている事を祈るばかりです。

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    2025年04月22日
  • 泣かせますね、裁判長

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    初めて裁判に関する本を読みました。
    堅すぎずにサラッと読めます。
    裁判官も1人の人間であるからこそやっぱり感情なしで、というわけにはいかない。
    刑事もののドラマや映画が好きでよくみますが、言葉の意味はここでようやく知りました。

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    2025年03月30日
  • 泣かせますね、裁判長

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    数年前に買ったけど
    帯しか読んでなかったのに気がついて
    読んでみた

    帯がいちばんおもしろかったかな
    中身も興味深くてよかったけど
    「爆笑」はしない
    むしろ考えさせられるお言葉集
    裁判官たちが
    やっぱり人間で、個性があって
    怒ってたり呆れてたり期待してたり
    やり切れない事件もいっぱいあって
    大変な仕事なんだなぁって
    はじめて裁判官という人たちについて
    考える機会になった

    爆笑を期待してたので
    裏切られた感はあるけども
    2時間くらいで読めるし
    読みやすいしおもしろかったので
    星は3つ

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    2025年02月15日
  • 泣かせますね、裁判長

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    裁判と聞いて、何を思い浮かべますか?
    どこか縁遠いし、無味乾燥な印象が強いと思います。法律もシンプルだけど、融通が利きにくい。

    がしかし!!!裁くのも裁かれるのも人!粛々と進むイメージの裁判にはいろいろなドラマがありました。裁判官の人柄や信念等、良心から来るお言葉は自分の人生の指標になるものもあるかもしれません。

    すべての裁判でお言葉があるわけではないですが、久しぶりに裁判の傍聴に行ってみようかなと思いました。

    バブル期に脱税が社会問題だったり、
    量刑相場は法の下の平等の上に成り立っていたりと
    歴史や公民の勉強にもなりました!

    爆笑かと言われると、う〜んという感じだったのはここだけの話

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    2024年10月23日
  • 泣かせますね、裁判長

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    軽く笑える内容だと思ったが想像と違った。
    裁判官が考えていたより普通の感情が出てしまう事があるのだなと感じた。

    求刑より重い判決が出ることがあるとは知らなかったが、中には納得いかない軽い判決も多い

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    2024年08月13日