猪木啓介のレビュー一覧

  • 兄 私だけが知るアントニオ猪木

    Posted by ブクログ

    著者はアントニオ猪木の実弟です。

    ブラジル移民時代から、新日本プロレスの経営、
    そして副業のマテ茶などの輸入事業まで
    アントニオ猪木の右腕として、
    彼を支えてきたそうです。

    著名なスポーツ選手は、心を許した取材相手には
    素顔を見せる時があり、それがノンフィクション
    として語られることが多いです。

    しかしアントニオ猪木は24時間アントニオ猪木で
    あり、近づく人間は皆何かしらの思惑を持っていた
    ため、益なしと見れば去っていく人間も多かった
    ようです。

    ゆえに「本当のアントニオ猪木」を語ることが
    できるのは実弟である著者だけなのであろう。

    いや、著者でさえもアントニオ猪木とは何者で
    あった

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    2025年09月07日
  • 兄 私だけが知るアントニオ猪木

    Posted by ブクログ

    お姉さんとの話など知らなかったこともあり面白かったが、7章 修羅については事実かもしれないが感情が入り過ぎていてだからこそ読み応えがあるともいえるがファンとしてはやるせない気持ちにさせられる それも含めて肉親であり幼少期からずっと近くで見てきた人にしか書けない内容で貴重

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    2025年10月14日
  • 兄 私だけが知るアントニオ猪木

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    猪木の実弟による猪木伝。

    リング上の功績ではなく、これまであまり知ることのなかった猪木の裏側について知ることができた。

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    2025年03月30日
  • 兄 私だけが知るアントニオ猪木

    Posted by ブクログ

    猪木さんの実の弟による彼からみた猪木像。

    猪木の周りには多くの参謀と呼ばれる人がいたが、多くは袂をわかったり離反しては集合を繰り返した不思議な人間模様だった。それを、
    「月は自ら輝くことはない。太陽の光を受けてその存在を周囲に知らしめるものだが、いつしか「輝く月」が太陽を照らしているかのような勘違いをしてしまう。それが歴代の「仕掛人」
    と評していた点が印象的だった。
    本人以外の周囲の人間が猪木さんの晩年に繰り広げる修羅場に、エンディングの難しさを感じさせられる。

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    2025年06月26日