舛友雄大のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
観光ではなく、在住中国人が増えたのを肌で感じ、背景が気になり本書を読みました。
少しは聞いていたけど、やはり中国人の海外移住は昔から現象として世界中にあり、なんだかユダヤのように聞こえた気がした。
富裕層や中間層の日本への移住はコロナ後期に多くなり、本書のインタビューを読む限りでは、中国から離れたくはないがあまりにも自国の状況がひどくてやむえずって感じでしたね…不憫な人らだなぁってのが正直な感想
本書にあった潤をした人の中国政府による財産の強制共有への不安、中国「分流政策」による教育への不満、経営者らの政府への不信、リベラル勢が感じた不自由…などなど、読めば読むほど近いうちに大きな問題にぶつか -
Posted by ブクログ
ここ10年ほど、習近平政権による言論統制が厳しさを増す中、日本に生活の場を移そうとする中国人が急速に増えてきた。
「悪化を続ける受験戦争を避け良質な教育を求めてくる一家、
割安なタワマンなどを通じて資産保全を図る中年層、
毒された情報空間から抜け出し自由な言論空間を享受したい知識人、
行き過ぎた愛国主義を恐れ安心安全なリタイア生活を過ごしたいと願う経営者。
共通するのは抑圧から逃げる姿勢だ。」
清朝から逃げ、日本に西洋文明を学びに来た明治の中国人留学生たちの姿を重ねる向きもある。
池袋や川口に新華僑街ができるなど存在感を増す中国人たち、ある意味で日本社会にただ乗りしようとする彼ら、に本 -
Posted by ブクログ
エピローグより抜粋
「悪化を続ける受験戦争を避け良質な教育を求めてくる一家、割安なタワマンなどを通じて資産保全を図る中年層、毒された情報空間から抜け出し自由な言論空間を享受したい知識人、行き過ぎた愛国主義を恐れるうちに安心安全なリタイア生活を過ごしたいと思うに至った経営者、そうした人々に共通するのは抑圧から逃げる姿勢だ。」
これら中国から続々と日本へ「潤」(run、つまり逃走)してくる新移民達。その本質的な原因は、今の中国共産党(習近平)政権下の自由のない窮屈な社会、個人資産の保障もない恐るべき社会からの脱出という事であり、それぞれ一個人にとっては切実なもの。
実に厄介な隣国であるが、それを -
Posted by ブクログ
今回の参議院選、急に争点の一つとなったのが、「外国人との付き合い方」である。外国人とは距離を取りたい参政党に多くの人の支持が集まった。日本も諸外国同様、オーバーツーリズム、移民などの問題に向き合う時代になった。
この本は、特に中国から脱出して来る人々を取材した物である。
私が驚いたのは、ジャックマー初め、中国で財をなして、引退後の生活の地に日本を選んだ人がいることである。彼らは、富裕層サークルを形成し優雅に過ごしているそうである。そして中国人がどうやって資産を日本に持ち込んだか?それは、地下銀行の存在である。第三国を経由したり、暗号資産を使ったり、中国の本当に価値があるのかわからない資産 -
Posted by ブクログ
より良い生活を求めて中共Chinaを脱出することを「潤」と言い、日本に来るから潤日。
いろんな理由がある。
資産貯めまくってこのままではあかんので自由主義圏内に逃げるやつ。
反中のやつ。
子弟への教育に限界感じてるやつ。
ただ自由が欲しいやつ。
そいつらが、色々と比較した上で日本に来る。
まあいいねんけど、どうにも舐められている感じがしてしょうがない。
口を揃えて、物価が安い、住みやすい、安全、安心、清潔という。
所詮は「今だけ金だけ自分だけ」の奴らには理解のできない、長年かけて日本の先人たちの血と汗の上に築き上げたものだ。
それを素晴らしいと思ってくれるのはいいが、そこにフリー -
Posted by ブクログ
排斥感はない。
●ひと昔前の移民世代は艱難辛苦。新世代移民は元からカネ持っていたりする。
●日本の安全な環境、言論の自由、物価の安さあたりが目的。さらに見た目の面で喋らなければ街に溶け込める。情報発信したい人にとっては日本のメリットがある。日本が好きで来ているわけではなさそうで、メリットがなくなったら他の国に行くだけのことだろう。
●ジャックマー以外にも大物経済人が日本に住んだり住居を持っている。関係ないがユルブリンナーは京都に邸宅があったとの話が。法治がしっかりしてて不動産を乗っ取られるとか占拠される心配がないので安心して物件購入できるというところだろう。さらに海外マネーで値上がりまで見込め