三ツ葉なんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
魔力の量によりモテるモテないがはっきりする世界。
魔力が平均以下なマシロは魔力を増やすために王都にやってきた。
そこで第三王子のレイヴァンの魔力暴走に巻き込まれて死にかけたのをきっかけに、日常が一変するのであった。
『攻めに魔力を依存しないと生きていけず、しかも攻めにだけとびきり可愛く見えるフェロモンが出てるなんて最高の萌え設定。平凡に加えてノンケで童貞。完璧ですわ。むしろよくここまで盛り込みましたわね、あっぱれです』
とはある方のお言葉です。
この作品の全てが表現されておりますので引用しておきます。
いやー。
魔力を補給すると身体の一部が変化するくだりに一番興奮しました。
ありそうで -
ネタバレ 購入済み
重い設定な軽い物語
設定は重いのに物語は軽い、不思議な雰囲気の作品。
第三王子の魔力暴走の現場に行き合わせてしまったために自身の魔力が0で固定されてしまったマシロ。魔力=生命力の世界で生きるためには体内に魔力を注いでもらわなければならないらしく、『死』か『(男に)抱かれる』かという選択を迫られます。生きることを選んだマシロは王城で保護され、魔力量の多い王族や貴族のエリート男性たちに愛でられつつ、生存本能に操られるかのようにビッチ化していってしまいます。そして王城内にはそれを面白がる転生腐女子がいたりして...。
深く考えずにさらっと読むには楽しいです。
が、最後まで読んでもマシロくんの命に関わる問題が何一つ解決し