【感想・ネタバレ】モテたかったが、こうじゃない 魔力ゼロになったおれは、あらゆるスパダリを魅了する愛され体質になってしまったのレビュー

あらすじ

「おれが助かるには、抱かれるしかないってこと……!?」男は魔力が多いとモテる世界。女の子からモテるために魔力を増やすべく王都にやってきたマシロは、ひょんな事故に巻き込まれ、魔力がすべて吹っ飛びゼロになってしまう。生きるためには魔力が必要なので補給しないといけないのだが、その方法がなんと、男に抱かれることだった!! 検査や体調の経過観察などのため、マシロは王城で暮らすことになったが、どうやら魔力が多い男からは、魔力がゼロのマシロがかなり魅力的に見えるようで、王子や騎士団長、魔導士長など、次々と高スペックなイケメンたちに好かれ、迫られるようになって――!? 「モテたいとは思っていたが、こうじゃない!!」エロティックBLファンタジー、ここに開幕! ※電子版は単行本をもとに編集しています

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Posted by ブクログ

魔力の量によりモテるモテないがはっきりする世界。
魔力が平均以下なマシロは魔力を増やすために王都にやってきた。
そこで第三王子のレイヴァンの魔力暴走に巻き込まれて死にかけたのをきっかけに、日常が一変するのであった。

『攻めに魔力を依存しないと生きていけず、しかも攻めにだけとびきり可愛く見えるフェロモンが出てるなんて最高の萌え設定。平凡に加えてノンケで童貞。完璧ですわ。むしろよくここまで盛り込みましたわね、あっぱれです』

とはある方のお言葉です。
この作品の全てが表現されておりますので引用しておきます。


いやー。
魔力を補給すると身体の一部が変化するくだりに一番興奮しました。
ありそうで無かった(私の読んだなかでは)これはまた…「こんなの反則だ。なんてエロい」とは全く同意。
自分色に染める愉悦感と征服欲がたまりません。

主人公マシロを取り合う第三王子のレイヴァン、魔道士長のカール、第二王子のアレクセイ、騎士団長のグランツ。
…ですが!
私の推しは常識人(マシロのフェロモンが効いてないから)フィリップ(笑)彼がいるから序盤のマシロはパニックにならずに済んでいるような気がします。陰ながら彼を理解し支える姿にときめきました。
あとは童貞で奥手でウブなグランツ。
彼を辱めながらの襲い受けして欲しいです(若干もうされてますが)で、童貞あるあるのえげつない程エッチをガツガツして欲しい。それが見たい。
…だって彼の…は馬並みだもの…。
私の性癖の好みで言えば、グランツは受けなんですけどね。可愛いと思っているマシロに良いようにされてるのとか…萌えます。むしろ好き!
マシロはグランツのことを可愛いと思っているので、あと一押しでマシロ×グランツしてくれないかな。そしたら脱童貞じゃない!?

個人的にカールの絵と人物がイメージの中で結びつかず最初は混乱しました。話の中では経験値からか、もう少し年を重ねてる感じのイメージでしたので。

1
2025年04月20日

io

ネタバレ 購入済み

重い設定な軽い物語

設定は重いのに物語は軽い、不思議な雰囲気の作品。
第三王子の魔力暴走の現場に行き合わせてしまったために自身の魔力が0で固定されてしまったマシロ。魔力=生命力の世界で生きるためには体内に魔力を注いでもらわなければならないらしく、『死』か『(男に)抱かれる』かという選択を迫られます。生きることを選んだマシロは王城で保護され、魔力量の多い王族や貴族のエリート男性たちに愛でられつつ、生存本能に操られるかのようにビッチ化していってしまいます。そして王城内にはそれを面白がる転生腐女子がいたりして...。
深く考えずにさらっと読むには楽しいです。
が、最後まで読んでもマシロくんの命に関わる問題が何一つ解決していないのがモヤモヤします。彼はこのままずっと囲われっぱなしで生きていくのでしょうか?

2
2025年03月27日

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