エドワード・ゴーリーのレビュー一覧

  • ツリーホーンのねがいごと

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    誕生日にはケーキがいるし、ケーキにはロウソクと名前がいるんだよね。

    両親にあまり温かく接してもらえていないようで、ツリーホーンが少しかわいそう……とは今でも思っている。だけど、最後にセーターがもらえてよかった。去年と全く同じセーターだけど、少なくとも「サイズ」は大きなものを選んでもらえたわけで。

    それに精霊(ジン)が、ケーキに「ハッピーバースデー」という言葉を添えていたのも嬉しかったな。ツリーホーンは「誕生日ケーキ」が欲しいとは言ったけど、「ハッピー」をつけたのはたぶん、ツリーホーンの願いでもあり、ジンの考えでもあるはずだ。

    ケーキのろうそくを消すとき、ツリーホーンは何を願っていたんだろう。それはきっと、他の人から見ればつつましい願いごとだろうけど、ツリーホーンにとっては重大なことだろう。

    なんだか淡々とした物語で、祝っていいのかどうか分からないような終わり方でもあったけど、不思議と心に残ったし、ツリーホーンの幸せを願う気持ちが生じていることにも気づいた。

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    2026年02月13日
  • ツリーホーン、どんどん小さくなる

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    ゴーリーのイラストにむちゃくちゃ合ってる話。シリーズ全3冊。
    不条理な扱いを受けても割と気にしてない(し、不幸とも感じてない)ツリーホーンの生き方を見習いたい。

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    2025年10月20日
  • ツリーホーンのねがいごと

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    作はフローレンス・パリー・ハイド
    絵がエドワード・ゴーリー

    内容はゴーリーのようにシュールではないけれど、この男の子はまさにゴーリーの世界にいる。

    この親子の関係が面白い。
    日本とはやはり違うね、子どもがしっかりしてる(笑)

    先に2作出てる、読むのが楽しみ。

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    2025年06月27日
  • ツリーホーンのたからもの

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    ツリーホーンは、おこづかいで新しいマンガを買いたい。
    おとうさんにおこづかいをもらいたいと言うが、その間もおかあさんとしゃべっている。

    おとうさんは、金というのは、貯めるためにあるんだと使うためじゃないと言う。

    ツリーホーンは、庭の木のはっぱが、1ドル札になっているのを見つける。
    それをペンキぬりの人にも言うが、話にならない。
    おかあさんも、バーサおばさんも話を聞いてくれない。
    少しだけの1ドル札が、木にいっぱい1ドル札になっている。
    取りに行かなくちゃと思って、はしごを持って行きのぼるとそれはもう…。


    エドワード・ゴーリーのイラストが癖になるのは、奇妙なんだか小気味良いのか、なんだかとても気になるのは相変わらずで、ツリーホーンのことをお構いなしに話を続ける両親やバーサおばさんにペンキぬりが面白い。
    この突き離した感というか、無視してるわけでもないのにかまっていることもないけど愛情がないわけでもないというわからなさが妙に具合がいいと感じる。


    小学校中学年向けだが、子どもたちはどんな感想を言うのだろうか興味がある。


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    2025年05月18日
  • ツリーホーン、どんどん小さくなる

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    ある日、少年ツリーホーンは
    自分がどんどん縮んでいることに気づく。
    けれど、お母さんとお父さんは
    小さくなった息子より世間体が気になる様子。

    どんどん小さくなるツリーホーン。
    頑張って学校に行ったけれど
    先生からは「ふざけてる」と言われ
    校長先生からも、たいした助けは得られない。

    おお、なかなかシュール。
    見たくない現象は無視する大人たち。
    結局、ツリーホーンは自分で解決するけど
    次にまたちょっとした問題が起きても
    もう大人たちに期待しない。

    裏表紙にまで気が利いてる〜。
    やっぱり好きです、ゴーリー♪

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    2026年03月19日